東京11R フェブラリーS(GI)
◎ブルーコンコルド
○ヴァーミリアン
▲メイショウトウコン
△フィールドルージュ
×ワイルドワンダー
×ドラゴンファイヤー
【見解】
古豪ブルーコンコルドの復活に期待したい。2000㍍以上のレースだとどうしてもテンに行きたがり、思うような競馬ができない。その点、交流GI4勝のマイルなら能力全開だ。昨年のこのレースは速い流れを後方から追走し、3,4角でズブさを見せて内へモタれる。全く加速できないまま直線を迎え、直線入り口では手応えが悪い。万事休したかと思われたが、残り2ハロンからグングンと加速。パワフルなフットワークで鋭く迫った。僅かに届かなかったものの、最後の脚は上回っていた。今週のDWでのグンと重心を沈め、力強い脚取りは1年前と何ら変わりないもので、前向きさも感じ取れた。衰えはない!
ヴァーミリアンの実績、底力はここでは抜けている。今回のポイントは仕上がり具合とマイルへの適性だ。右飛節炎の影響で川崎記念を自重。その中間は、1月13日にCWで半マイル73秒8を出し、16日に坂路で半マイル53秒8-14秒2。そして11の間隔を経て27日には坂路で半マイル57秒9-13秒5という攻め過程。間隔が詰まっているとはいえ、明らかな調教不足だしこの時点で陣営も何らかの体調の不安を把握していたに違いない。その後は運動を休んだのは1日だけだろうだが、時計を出したのは6日の坂路。2週続けて坂路でビッシリ追われたものの、急仕上げは否めず厳寒期だけに太め残りの懸念は十分ある。当日の馬体重には要注意だ。加えて出負け癖がある。中距離なら挽回が利くが、マイルの速い流れなら追走も容易ではない。力は認めても、絶対視はできない。
メイショウトウコンにとってエルムSの末脚を生かすにはマイルがベストだろう。2000㍍以上では末脚が鈍る。前走の平安S2着は、勝負どころで被され、反応が悪かったが、直線で狭いところをグンと破ってきた。58㌔を背負い、強い内容だった。昨年のこのレースは惨敗しているが、当時は精神的に不安定で430㌔台の小柄な馬体だった。充実期の今は460㌔台まで成長。長距離輸送に対する不安も解消した。他力本願なだけ評価を下げた。
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古豪ブルーコンコルドの復活に期待したい。2000㍍以上のレースだとどうしてもテンに行きたがり、思うような競馬ができない。その点、交流GI4勝のマイルなら能力全開だ。昨年のこのレースは速い流れを後方から追走し、3,4角でズブさを見せて内へモタれる。全く加速できないまま直線を迎え、直線入り口では手応えが悪い。万事休したかと思われたが、残り2ハロンからグングンと加速。パワフルなフットワークで鋭く迫った。僅かに届かなかったものの、最後の脚は上回っていた。今週のDWでのグンと重心を沈め、力強い脚取りは1年前と何ら変わりないもので、前向きさも感じ取れた。衰えはない!
ヴァーミリアンの実績、底力はここでは抜けている。今回のポイントは仕上がり具合とマイルへの適性だ。右飛節炎の影響で川崎記念を自重。その中間は、1月13日にCWで半マイル73秒8を出し、16日に坂路で半マイル53秒8-14秒2。そして11の間隔を経て27日には坂路で半マイル57秒9-13秒5という攻め過程。間隔が詰まっているとはいえ、明らかな調教不足だしこの時点で陣営も何らかの体調の不安を把握していたに違いない。その後は運動を休んだのは1日だけだろうだが、時計を出したのは6日の坂路。2週続けて坂路でビッシリ追われたものの、急仕上げは否めず厳寒期だけに太め残りの懸念は十分ある。当日の馬体重には要注意だ。加えて出負け癖がある。中距離なら挽回が利くが、マイルの速い流れなら追走も容易ではない。力は認めても、絶対視はできない。
メイショウトウコンにとってエルムSの末脚を生かすにはマイルがベストだろう。2000㍍以上では末脚が鈍る。前走の平安S2着は、勝負どころで被され、反応が悪かったが、直線で狭いところをグンと破ってきた。58㌔を背負い、強い内容だった。昨年のこのレースは惨敗しているが、当時は精神的に不安定で430㌔台の小柄な馬体だった。充実期の今は460㌔台まで成長。長距離輸送に対する不安も解消した。他力本願なだけ評価を下げた。
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