製茶機械製造販売の沢田工業(浜松市中区)が4月から、アナログレコードを再生する針と一体化した部
品「カートリッジ」の販売に乗り出した。コロナ禍により自宅で音楽を楽しむ愛好家も多い中、50年以上
オーディオを趣味としてきた沢田弘社長(70)は「音楽のまち浜松から、世界のファンに売り込みたい」
と一念発起した。
受注生産を始める製品は、スマートフォンにも使われる微小なMEMS(メムス)マイクで音を拾う世界
初の技術を用いた「宮司式MEMSカートリッジ」と専用アンプ(税込み計55万円)。ダイナミックで臨
場感ある音質を表現できるのが特長。沢田社長は「趣味を生かしたものづくりを実現させるのが夢だった」
と語る。
異業種参入のきっかけは6年ほど前に起業家カフェで、製品デザインなどを手掛ける宮司正之さん(44)
=同市中区=と知り合ったこと。木や竹でオーディオ機器を作っていた宮司さんの試作品の音に可能性を感
じ、新製品開発を支援してきた。(静岡新聞 2022年4月5日 火)
オーディオファンとしては、うれしいニュースです。すでに大手有名オーディオ・メーカーが生産縮小、撤
退を続け、ブランド消滅という残念な現実を嫌という程見せられてきましたが、実は小規模のオーディオ・
メーカーが起業し、生産し、それなりの売り上げをしているのです。勿論安価なモノではありません。価格
も結構しますが、国内はもとより、海外でも評判がいいようで、私の知っているメーカーでは80万円台(私は
とても買えません)のアンプ等を製作・販売していますが、海外の顧客からは「もっと高くてもいい」と言
われているとのことです。日本でも音にこだわった製品がまだまだ造られていくと思います。是非、応援し
たい。
品「カートリッジ」の販売に乗り出した。コロナ禍により自宅で音楽を楽しむ愛好家も多い中、50年以上
オーディオを趣味としてきた沢田弘社長(70)は「音楽のまち浜松から、世界のファンに売り込みたい」
と一念発起した。
受注生産を始める製品は、スマートフォンにも使われる微小なMEMS(メムス)マイクで音を拾う世界
初の技術を用いた「宮司式MEMSカートリッジ」と専用アンプ(税込み計55万円)。ダイナミックで臨
場感ある音質を表現できるのが特長。沢田社長は「趣味を生かしたものづくりを実現させるのが夢だった」
と語る。
異業種参入のきっかけは6年ほど前に起業家カフェで、製品デザインなどを手掛ける宮司正之さん(44)
=同市中区=と知り合ったこと。木や竹でオーディオ機器を作っていた宮司さんの試作品の音に可能性を感
じ、新製品開発を支援してきた。(静岡新聞 2022年4月5日 火)
オーディオファンとしては、うれしいニュースです。すでに大手有名オーディオ・メーカーが生産縮小、撤
退を続け、ブランド消滅という残念な現実を嫌という程見せられてきましたが、実は小規模のオーディオ・
メーカーが起業し、生産し、それなりの売り上げをしているのです。勿論安価なモノではありません。価格
も結構しますが、国内はもとより、海外でも評判がいいようで、私の知っているメーカーでは80万円台(私は
とても買えません)のアンプ等を製作・販売していますが、海外の顧客からは「もっと高くてもいい」と言
われているとのことです。日本でも音にこだわった製品がまだまだ造られていくと思います。是非、応援し
たい。