よしーの世界

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オンキヨーが自己破産 負債総額は31億円

2022-05-23 07:33:36 | 日記
 5月13日、オーディオ機器の名門、オンキヨーホームエンターテイメントが大阪地方裁判所に破産手続

き開始を申請し、同日付で破産手続き開始決定を受けた。同社がホームページ上に公表した資料によれば、

負債総額は約31億円。


 オンキヨーは1946年に大阪電気音響社の社名で創業。ミニコンポやスピーカーなどの音質が評価され、

熱心なファンを生み出す憧れのブランドへと成長していった。


 ところがオーディオ市場の縮小とともに経営が悪化し、2014年3月期から経常赤字続きに。21年3月期に

は2期連続となる約24億円の債務超過に転落し、東京証券取引所の上場廃止基準に抵触したことで同年8月

に上場廃止が決まった。(ダイヤモンド オンライン 2022.5.14)


オーディオ業界はズイブン前に縮小していたのです。1980年代がピークではないでしょうか。音楽を聴く

環境はレコード、CDからネットが中心になり、スピーカーではなくイヤホン、ヘッドホンで聴くスタイル

が定着しました。


それでも2015年にはあのテクニクスが復活し国内販売を開始、2018年にはソニーが撤退していたレコード

生産を再開しています。今でもオーディオを扱う小さい企業は元気に営業していますが、以前のように安

価な商品を大量に売ることはないと思います。それなりの価格にはなりますが、質のいいオーディオ製品

は世界中で求められています(私の知るメーカーは80万円台のアンプを生産していますが、100万円台で

も購入すると海外の顧客に言われているそうです)。身の丈にあった売上の企業が生き残っていくでしょ

う。
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