日本の大手新聞社に勤める記者は鼻で笑うだろうか?番組に登場する新聞社は日本の大手新聞社に
比べれば、極小で家族経営。町のトピックや身の回りの情報も丹念に取材し、紙面に掲載している。
勿論国政にも深く関与し、アメリカ大統領選挙を追いかけ、記者自ら政治番組に登場し、実際にバ
イデン大統領夫人に対するインタビューまで挙行している。
アメリカでは有名な新聞も苦戦を強いられ、独立系の地方紙は次々に休刊している。日本でも大手
新聞の購読者は年々減少し、新たな戦略を模索している最中だ。そんな中アメリカ・アイオワ州に
ある社員10人、創刊約30年の「ザ・ストーム・レイク・タイムズ」は、編集長の「地方紙が失われ
ることは民主主義の危機だ」と考え日々奮闘している。
さらに社会が目を向けない移民コミュニティの声を精力的に取り上げ始め、人々との繋がりをより
緊密にしようと努力している姿が新聞の原点回帰を思わせる。大手新聞社に勤務し会社の為の記事
を書くことに嫌気がさし、兄が経営する新聞社に入り活躍する弟、そして小さな新聞社の未来の可
能性を見出そうとする次の世代の台頭が印象に残る。こういう番組をもっと放送してほしい。(NH
KーBS 世界のドキュメンタリー)
比べれば、極小で家族経営。町のトピックや身の回りの情報も丹念に取材し、紙面に掲載している。
勿論国政にも深く関与し、アメリカ大統領選挙を追いかけ、記者自ら政治番組に登場し、実際にバ
イデン大統領夫人に対するインタビューまで挙行している。
アメリカでは有名な新聞も苦戦を強いられ、独立系の地方紙は次々に休刊している。日本でも大手
新聞の購読者は年々減少し、新たな戦略を模索している最中だ。そんな中アメリカ・アイオワ州に
ある社員10人、創刊約30年の「ザ・ストーム・レイク・タイムズ」は、編集長の「地方紙が失われ
ることは民主主義の危機だ」と考え日々奮闘している。
さらに社会が目を向けない移民コミュニティの声を精力的に取り上げ始め、人々との繋がりをより
緊密にしようと努力している姿が新聞の原点回帰を思わせる。大手新聞社に勤務し会社の為の記事
を書くことに嫌気がさし、兄が経営する新聞社に入り活躍する弟、そして小さな新聞社の未来の可
能性を見出そうとする次の世代の台頭が印象に残る。こういう番組をもっと放送してほしい。(NH
KーBS 世界のドキュメンタリー)