[ロンドン 13日 ロイター] - 人工甘味料アスパルテームはヒトに対して発がん性がある可能性があ
るものの、定められた許容摂取量を守れば安全性は保たれる――。世界保健機関(WHO)傘下の国際がん
研究機関(IARC)や、WHOと国連食糧農業機関(FAO)の合同食品添加物専門家会議(JECFA)
がそれぞれ示した最新の見解を踏まえると、こうした結論が得られる。
アスパルテームは清涼飲料水からチューインガムまで食品飲料業界で幅広く使用されている甘味料。
IARCはアスパルテームを4段階ある発がんリスクのうち、下から2番目の「2B」に指定した。これ
は発がん性についての証拠が限定的なことを意味する。
一方JECFAは、アスパルテームが有害だと確信できる証拠はないとした上で、体重1キロ当たり1日
40ミリグラム未満という許容摂取量を引き続き推奨した。JECFAは1981年にこの水準を設定し、
世界各国の規制当局も同様の指針を打ち出している。(ロイター 7/14 金)
以前から人工甘味料を使っている食品や飲料の後味が気になって購入を避けてしまいます。いつの間にか購
入前に表示をついつい見てしまうようになりました。味に対して敏感な方だとも思っていなかったのですが、
口にした途端違和感を感じてしまうのは自分だけでしょうか?
スーパーで買い物をするときにも食品表示がやたら細かく沢山あるものは、購入を躊躇う傾向にあり、なる
べく自然の状態に近い物を買うようになってしまった。見ている人が結構いますので、気になる人は多いの
でしょう。よく知っている大手食品会社のモノではない方が、比較的表示が少ないかもしれません。