観光客が戻ってきた京都・嵐山。しかしその影で『電車の大混雑』や『ゴミ問題』が起きています。地元住民や観光客の憤懣を
取材しました。
コロナ禍で落ち込んでいたインバウンド需要が急速に回復している京都・嵐山。
(アメリカから来た人) 「竹林と嵐山モンキーパークに行きます。とても美しいです」 「とてもいいですね。日本は美し
い。かわいいですね」
しかし、その影で今ある問題が起きています。それが…。 【SNSより】 『嵯峨野線ほんまヤバいよなぁ…』 『地獄絵図』
「JR嵯峨野線が混みすぎている」という声が相次いでいるのです。 視聴者から寄せられた映像では、通勤ラッシュではない
時間帯にもかかわらず車内は大混雑で、身動きがとれない状況となっています。
さらに嵐山からの電車が京都駅に着くと、ホームが人であふれかえり、車内を通って出口に向かう乗客の姿も。(MBSニュース
7/20 木)
すでにコロナ禍前から京都はオーバーツーリズムの弊害は指摘されていた。コロナがある程度収まっていけば京都が観光客でいっ
ぱいになることは予想されていたはずだ。しかし何らかの対策をうっていたのか疑問だ。例えば京都駅前と祇園、四条近辺、嵐山
への他県(京都以外)ナンバーの一般乗用車を乗り入れ制限するだけで相当違うと思います。
私は毎年のように京都に旅行に行っていますが、混雑する所を避ければ拍子抜けするほど人は少ない。駅を出て中心部を西側に歩
いて行くときの路地は殆ど人に出会わないこともある。日本が観光立国になるには、ヨーロッパの広場を参考に交通機関が通らな
い場所を想定したらどうでしょう。地元の人には不便かもしれないが、便利さを追及しすぎだということを肝に銘じ、いくつかの
解決策を試行錯誤しながら進めるとずいぶん変わるはずです。いずれ外国人観光客も京都以外に分散する時が来るはず。