【ワシントン時事】米大統領選を5日に控え、米国では政治的背景を伴う暴力増加への懸念が
高まっている。
民主、共和両党のどちらの候補が勝つにせよ、選挙結果の受け入れを巡って社会の分断がさら
に加速する可能性がある。
ワシントン・ポスト紙が激戦州の有権者を対象に実施した世論調査によると、共和党のトラン
プ前大統領が負けた場合の支持者の暴力が「心配」だとする回答は、57%に達した。民主党のハ
リス副大統領の敗北を想定した場合でも、31%が暴力への懸念を示した。(時事通信 11/3 日)
アメリカ大統領選は混沌としている。かなりな接戦のようで予断を許さない状況が続いている。
報道だけを観ているとハリス副大統領の劣勢のように受け取れるが、いずれにしてもアメリカの
分断は相当に進んでいるようだ。
特に白人系の「昔はよかった」という思いは強く、その原因を移民の増加に転嫁しようとするト
ランプ前大統領の戦略は白人系のみならず、各層に響くようだ。今の環境を誰かのせいにしよう
とする考えは危険だ。政府の政策の誤りはあるだろうが、さらなるマリノリティ―叩きは全く意
味がない。ましてや暴力に向かうような憎悪を煽ってはいけない、そこから何も生まれてこない。
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