よしーの世界

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デジャブ(2006年米映画)

2021-01-17 08:13:17 | 日記
面白い映画だった!デンゼル・ワシントンはやっぱりスゴイ俳優だと改めて思いました。ストーリー

は荒唐無稽に思えますが、シーンの描写が見事で有無を言わせないスピーディーな展開に引き込まれ

ます。捜査班のSFチックな場面と最後はやはり体を張っての主人公の犯人との対決はスリリングで

トニー・スコット監督の力量を感じます。爆破場面の迫力と映画のスケールの大きさはプロデューサ

ーのジェリー・ブラッカマイヤー(トップ・ガン、アルマゲドン、パイレーツ・オブ・カリビアン等)

好みで、ラストはアメリカ映画らしいものでした。


今や24時間監視カメラに記録され、熱源によって人物特定も出来つつある世界になってきました。犯

罪捜査においても情報の取り方が昔とは全く環境が変わり、私たちの身近なところでもPCやスマホ

が需要なツールとなり、監視カメラは生活の一部にです。この映画の中心もそこにあり、映画のつく

り方にも大きな影響を与えていくでしょう。


それでも俳優に魅力がなければ成立しません。デンゼル・ワシントンは勿論よかったですが、FBI

捜査官役のヴァル・キルマーやオーディションで勝ち取ったヒロイン、ポーラ・パットンがとても良

かった。邦画では主役によくテレビドラマやCM、或いはバラエティー番組で見かける俳優が多く、

脇役でさえそうです。邦画に入り込めないのは低予算で粗末なセットと有名俳優に頼る制作会社の姿

勢ですね。既存の映画会社には期待が持てませんので、邦画はアニメかインディーズが頑張ることに

なるでしょう。

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