泉涌寺から新熊野神社へ向かいます。通りを歩いて行くと両側に地元の商店が並んでいて、懐かしい風景が広がっていました。
神社は今熊野バス停の目の前です。
鳥居を潜ると左側に樟社があって、大樟(おおくす)さんのさすり木と書いてあります。
こちらが大樟さんのさすり木ですね、沢山の人がさすったのでしょう、木はツルツルに磨かれた様になっています。
参拝の方は少なく、ゆっくり静かにお参り出来ました。
本殿の屋根には八咫烏が両側に並んでいます。
京の熊野古道入口と明記されています。
中之社です。
イザナミ命とイザナギ命が描かれています。神社は平安末期、永暦元年(1160年)後白河法皇によって、熊野の新宮・別宮とし
て創建されています。歴史を感じさせますね。
奈良市で生まれましたのに、訪ねていない神社仏閣がいくつもあります。それにしてもこの神社さんには驚きました。熊野古道へ通じているのですね。千三百年の歴史を感じさせるに充分です。
私もこちらには初めて伺いました。
敷地はそれ程広くありませんが、熊野への
思いが詰まっていました。