晴耕雨読

長いサラリーマン生活を終え、悠々自適の生活を楽しんでいる60代
と言ってスタートしたがもう古希を迎えた

45年前製のラジコンを修理した!

2011-07-03 | ボランティア
市内の子どもセンターでのおもちゃ病院に出かけた、暑い日だったが窓を開けると涼風が入って気持ち良い。
昨年ブリキ製の機関車を持込み一緒に修理をしたおじさんが今度は45年前のラジコンを持ってきた。
友人からもらったままで未開封だという代物、電池を入れたが動かないという。
リモコンの電波は発振していたのを確認、本体を分解にかかる。


日本製のサンダーバード2号というおもちゃだが貴重品なので内心びくびくものだった。
目についたのが方向転換用のモーターについたピニオンギア、案の定割れていた。
圧入しているので使わなくとも割れてしまうことがあるのだ、相当品があったので交換。
あとは受信回路の半田付け部分を丁寧になめなおす、接触不良らしき箇所が数か所見受けられた。

これで本体を組み直し、テストしたら取説にある通りの動きが確認された。
持ち込んだお客さんも大喜びで、興奮のあまり握手を求められた。
こちらも感激、おもちゃドクター冥利に尽きる瞬間だった。
45年間も開封しないで保管してあった機械が見事動き出すとはさすがに日本製品と改めて感心させられた。


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