福岡の看板屋 独り言(看板.・カワムラ)TEL092-935-7058

皆様に生かして頂いてる看板屋としての呟きです。内容は独り言なので、万が一気分を害された方が居られましたら何卒ご容赦。

ティアラちゃん ありがとう。

2019年03月26日 | Weblog

3月25日 早朝 隣の部屋から 妻の笑い声・・・?


普段、いつも冗談を言って ツボに嵌らせた時の 止まらない笑い声とは

おもったが こんな 早朝に?

(ん?ま、まさかっ!)

あまり けたたましいので 「どうした?」と声を掛ける。


妻は笑っていたのではない ティアラを抱きしめて泣いていたのだ・・・

その傍らには 泣き腫らした 息子と娘が伏せっていた。


ぬいぐるみの様になってしまったティアラ・・・

お腹に腫瘍ができ それが悪化してしまい 逝ってしまったのだ。

何度も通院し、毎日 消毒して手当したのだが 平癒せなんだのだ。


家族、皆で代わる代わる 抱きしめ 冷たくなったティアラの体に体温を送くり

熟睡した時のような体に戻し 何度も話しかけたのだった。


本日26日 火葬車に来てもらい 花を添え 別れを惜しんだ・・・


皆で落ち込んでいてはダメだ せめて俺くらいは冷静で居らねばと

妻に語り掛ける。


私:「ティアラは 幸せな犬バイ・・・貴女(妻)や子供達に愛されて

   最後の最後まで 手厚い看病までしてもらって 逝ったんやから

   何も悔やむ事はないとぜ・・・愛犬の使命を全うした

   ティアラが選んだ事やからな・・・」

妻:「そうかいな・・・」


私:「T(息子)が大学合格を決めて 旅行から帰ってきて 

  sちゃん(娘)が泣き腫らしてもいいように 春休みの初めの日を選んで

   ママが外出するまで 待っとったやろ・・・(それに、桜が咲く迄

   生きとってね)という 約束まで守ったんやから・・・

   ティアラは見事に成仏したんよ。」

妻:「そうやね 逢えんのが 寂しいけん 悲しいっちゃもんね」

私:「そうたい 当の本人(ティアラ)は 苦しみ、痛みから解放されて 今頃、

   飛び回っとるよ・・・唯、俺達家族が居ないので 探すかも知れんが・・・」

妻 大粒の涙をポロポロと流す。


ティアラ・・・子供達にも 家族の有難さを教えてくれて ありがとう・・・

とは言え・・・

もう 逢えないと思うと 寂しゅうて 寂しゅうて・・・

頭おかしくなりそう。


「死」ってえのは 死んだ本人にしか 真実がわからないから 残された者に

とって 不安でとてつもなく悲しいのだ。もう逢えない寂しさを思うだけで 余計に

悲しみが増し 想像と他人からの励ましでしか 癒す手がないのだ。


人類始まって以来、この「死後の世界」については 確実な証拠が

無いのが不思議だ。死なない生き物は存在しないのに・・・・


兎に角、残された者の立場から言って 死者が生と使命を全うする事が

悲しみを半減(納得)させる条件なのかも知れない・・・


金を仏にしとるような現代の宗教に「死」の解明を求めても無駄なような気がする。

やはり 死んでみないと 判らないようになっているのか・・・

何れ死を迎え「なぁ~んだ そういう事だったのか 成るほど!」と言っているような

そうで あってほしいなぁ~


ps なんか・・・気が動転して 文章にならない。