「ぎょ、餃子だとっ!」
ちくわマンである彼は、怒気を込めて そう言い放った・・・
彼の家庭では かなりのスパンで 手作りの餃子が
食卓に並ぶ事が多い・・・
妻がタネをつくり 彼と娘 三人で ちまちま餃子を
包んで手作り餃子をこしらえるのだ。
ちくわマンである 彼も、餃子を嫌いというわけではないが
誕生日に 竹輪が食卓にあがっとらんかった事に
寂しさを感じ 怒りを顕わにして、もうたのであった・・・
「な、なんか納得いかね~っ!」と沢山の餃子を喰らい
冷蔵庫の奥底にストックしてあった 半分氷かけの
ちくわを開け 妻と娘にあてつけるように ガリガリ
むしゃむしゃと かじり倒したのであった!
「あ~冷てぇ~ 歯に染みて かき氷喰っている
みたいだ!」と シーシーハーハー言いながら
チクチクとグダを撒く。
それは あたかも 玩具を買ってもらえんかった幼児が
母親に甘え泣きするように すねくれ ぷーっと頬を
提灯フグの様にように膨らませ 真っ赤になった
下膨れ顔で食卓に居座っているような光景なのである。
「きょ、今日は一体何の日かわかっておろうな?
お前っちゃ 一家の大黒柱が竹輪男と知りながら
この、目出度き良き日に 好物を出さぬとはぁ~
一体全体 どういう事ですな?磯辺揚げが並ぶ
かと思いきや~ 配慮が足りぬ! それでも
大和なでしこかいなっ!俺が、昭和の頑固親父
ならばぁ~(巨人の星の)星 飛雄馬の親父みたいに
ちゃぶ台をひっくり返し 出て行け~っと 頬べんたを
張りまわすところだっ!」と妻の友人Nさんが
誕生日にと、くれた ビールを焼け飲みし
「感謝」という言葉をテーマに講義が始まったのである。
因みに サブテーマは「まごころ」とした。
満腹の上に更に満腹になるまで ちくわをかじり倒したので
嘔吐しそうになったのである。
「おえええええっ!」
死ぬかとおもったよ・・・
ちくわをやけ食いしすぎて のどに詰まらせ
此の世を去ったとしたら
ちくわ男の伝説は不動の物となるだろうが
世間の笑いものになるのは必定・・・
ちくわは適量に・・・やけ食い等もってのほかっ!
ちゃんと 味わって喰うべし。
BY ちくわマン
令和5年7月12日追記
ちくわ ちくわって うるせー奴!とは お思いでしょうが
うるせー奴ほど ちくわを欲しがるもんでござんす。
何から なにま~で まぁ~暗闇よぉ♪
嗚呼 こげな 呆けをかますから 爺さんだと 思われるのだなぁ~
僕ぁ~たのきん世代っすからね お間違いなく。