今日も一日いいお天気で、洗濯物が乾いて嬉しいお日よりでした。
タイトルですが、昨日、TVで「ベストハウス」(?)という番組を見ていてびっくりしました。
冒険家の方の映像で、アラスカの海を小さな手漕ぎボートで渡っていた時の事でした。
ボートの周囲には何も見えないのに、女の人が歌っているような声が聞こえて次の瞬間、ザトウクジラが海面に顔を出したのでした。
何頭ものザトウクジラが餌をとるのに餌を囲んでバブルで閉じ込めてから海中から一気に飲み込むシーンはTVの映像で見たことがあったのですが、まさか、ボートの横というか下というか、そんなところでそんなことが行われているとは・・・もうちょっとでその方のボートも危なかったというシーンでした。
は~~、びっくりした。でも、無事でよかった・・・ほっつ。(無事だからこんな映像も残しておられるのですが・・・)
よく、海のお話で『人魚の歌声』とかのお話を聞きますが、コレも一つの原因かななんて、想像しました。
聞いていたら本当にソプラノの女の人が歌っている、そんな感じの声で、海の中で音を発しているのに海の上でも十分に遠くまで聞こえて、昔の船乗りさんたちが間違えても仕方がないと思いましたし、船も鯨も気がつかないでいて、鯨たちが一気に餌をとるために海面にあがったところに船が巻き込まれたら、とても危険な状態になるのはわかりました。
鯨も海面にあがる前は気をつけてくれてるとは思いますが、出会い頭の事故は人間世界でもよくあることなので、そんなことが伝えられて、人魚や海の魔女の伝説になっているのかも・・・。
なんて、想像を結びつけるにはぴったりの映像でした。
自分を取り巻く自然の中には、体験できない未知のことがたくさんあるとはわかっていますが、TVを見ていてこんな不思議な光景を知ることができたとは、とても得した気分です。
文明の利器のありがたさをかみしめたひとときでした。
それにしても、機械仕掛けの乗り物のにはのらず、自分の足や馬など遙か昔の先人達が行った移動手段で世界を回ろうというこの計画を実行するこの男の方もすごかったです。
冒険家の名は、 関 野 吉 晴 氏
冒 険 人類の旅5万キロをたどる
内 容
南米大陸最南端パタゴニアを出発点として、アメリカ大陸を北上し、ベーリング海峡を横断し、ユーラシア大陸を横切り、人類誕生の地である東アフリカまで、5万キロ以上あるこの大遠征を逆ルートに、土地の先住民と接しながら、自らの脚力と腕力だけでたどる旅を続けている。1999年10月4日には、シベリアからモンゴルの首都ウランバートルに到達した。グレートジャーニーと称するこの壮大な冒険は、21世紀にかけて続行され、このあとヒマラヤを越えてインドを経由して西に進路をとり、アフリカへ渡ってゴールを目指す。
今、ネットで調べましたらありました。
本当に、すごいの一言しかありません。
(ご家族はどれだけ心配だったか・・・。)
ヒトは、太古からこうやって自分たちの住んでいる世界を調べ、未知の世界へ挑んでいったのでしょう。
せめて、自分の住むお山の辺りでも詳しくなりたいと思うhonyaでした。