馬 能力主義


馬の能力を過去レースより分析。人気馬の信頼度や穴馬の盲点を見極める

11月19日 マイルCS 能力チェック

2022-11-20 10:38:23 | ギャンブル

◾GⅠ マイルチャンピオンシップ



◆能力チェック


①マテンロウオリオン
能力はそれなりに備わっているが、
後方からしか競馬ができないのと、出遅れグセがあり、この枠は最悪。
差し馬勢の中では雨が降っても大丈夫そうなのはプラスだが、掲示板までか。


②ウインカーネリアン
現在3連勝で中身が入ってきて本格化の兆し。
が、ここは一気の相手強化で試金石。雨で馬場が渋るのはプラスに出そうで、あと一歩を補えれば。




③ダノンザキッド
昨年の3着馬で馬場の適性は高い。
主戦の川田Jがスコーピオンを選んだのはマイナス材料ではあるが、
グランアレグリアの0.2差は実力の証明。
安田記念の着順こそ6着だが、こちらも0.2差でマイルでこそのタイプ。
もうワンパンチが足りないので頭はどうかも、2.3着争いならば充分に圏内。



④シュネルマイスター
昨年の2着馬。
勝ち馬はクランアレグリアなので、致し方なしだろう。
前走は明らかな叩き台?
調教からも上積みは間違いないし、
ローテーションを考慮したものらしいので、ここ勝負は間違いないはず。
重い印必要。



⑤サリオス
ズバリ危険な人気馬に指名。
どう見ても前走は走る条件が整っていたし、過去このレースは5-6着と、東京競馬場と比べると阪神競馬場は明らかに一枚能力減となる。
レコード決着の反動も当然気にする必要がある。



⑥ソダシ
取り捨てが難しいのがこのソダシ。
1600〜1800実績は申し分ないが、牝馬限定戦のもの。
阪神コースも阪神JFと桜花賞を勝っているので適正はあるが、同世代での実績で高評価は?
距離が2000だったとはいえ、秋華賞は惨敗だし、現時点では東京コースがベストパフオーマンスの舞台かと。
父クロフネから、どうしてもアエロリットと被る面が多く。沈んでも驚けない。



⑦ジャスティンカフェ
前走は惜しくも重賞初制覇を逃したが、強い競馬。
マイルも崩れたのは3歳時のアーリントンCのみで、まだそこを見せていない強みはある。
が、新馬戦こそ能力の違いで不良馬場を勝ちきったが、アーリントンCは重馬場だったのは気になる。出遅れ癖や後方からしか競馬ができないのもネックで、
GⅠで条件はキツくなる。


⑧ロータスランド
徐々に能力衰退が見え隠れ。
重で2着だった高松宮記念の実績がある分でどこまで上位に迫れるかだが……。



⑨ピースオブエイト
前走は出遅れて後方から。
が、上位には届かなかったものの、グイと伸びてきた脚は中々の見どころがあった。マイルで新境地を開拓。
鞍上も更に強化で、穴に一考。



⑩セリフォス
3歳春までは先行からの抜けだす競馬のイメージだったが、前2走の安田記念、富士Sで差す競馬を身につけた。
確かな成長力で、充実期を迎えた完成形。力さえ出し切れば、まず好勝負。



⑪ソウルラッシュ
安田記念は着順こそ13着と大敗ではあるが、勝負どころの直線で、挟まれる大きな不利があり度外視でいい。
富士Sの内容から能力はマイルならばGⅠでも好勝負可能で侮れない。
阪神も重馬場も得意で人気の盲点馬。



⑫ホウオウアマゾン
阪神1400〜1600はベスト。
前走は手遅れが痛かった。コーナーリング、立ち回りのうまさがあり、内で先行するのが好走の条件。GⅠでは少し足りないのが事実だが、重馬場ならひょっとするかもしれない。


⑬エアロロノア
この馬なりに成長している。
阪神も得意だがもう少し内枠なら3着争いもあったあもしれないが……掲示板があれば上々か。



⑭ベステンダンク
多くを望むのは酷でしょう



⑮ダノンスコーピオン
富士Sの内容から、かなり成長が見込める。
川田Jがこちらを選んだのもその理由の一つでしょう。
まともならば好勝負も、雨が心配。


⑯ハッピーアワー
厳しい。


⑰ファルコニア
阪神は得意も、GⅠでは少し足りなさそう。ただし、雨で少しでも時計がかかるのはプラス材料。
有力馬に重馬場を苦にする馬が多そうで大穴あり。



※今週も重馬場は避けられそうにない状況。
末脚を武器とする、スピード馬にとっては大きなマイナス材料。
にわかに波乱の匂いがしてきたが……。


個人的には中波乱から大波乱を期待!
重鬼馬のボックスも押さえておきたいかなと。

馬券はどちらに転んでもいいような買い方で攻めたい。