馬 能力主義


馬の能力を過去レースより分析。人気馬の信頼度や穴馬の盲点を見極める

2023/05/09 NHKマイルC 回顧

2023-05-09 11:09:31 | ギャンブル

■東京競馬11R


◾GⅠ NHKマイルC 回顧


※能力チェックを元に振り返ります。


◆能力チェック

①フロムダスク
朝日杯は逃げられなかった分、言い訳はできるが、東京マイルは明らかに長いですね。
ここは結果、大敗ですが、クラスが下がり、距離短縮で穴を空ける馬だと思いますので、そこまで待機ですね。


②モリアーナ
暮れの阪神JFこそ久々の競馬で崩れたが、その後はクイーンC.NZLトロフィーを3.4着。
クイーンCだけ見ればハーパーと同じくらいの能力で侮れないが、前走が案外。
これは中山のパワー重視の馬場が合わなかったのかなという印象。
再び東京に戻るのは歓迎だろう。

少し気になるのは、その走りから1600はぎりぎりの印象。
乗り代わる横山典Jがあと一押しを、サポートできれば。
よく走っていますが、来年は短距離で活躍しそうです。重もこなしますができれば良馬場のほうが良さそう。




③ウンブライル
こちらはモリアーナとは逆に、クイーン敗退からのNZLトロフィー好走。
どちらかというとパワー型?で、
早い時計勝負に疑問が残る。
雨で馬場が渋ればチャンスも生まれるが、現状では不安のほうが先にくる。
↳↳とけいがかかる馬場が大いに味方しました。やはりパワーがありますね。
気をつけなければならないのはキレ勝負では分が悪いので、次走も注意が必要です。

④ショーモン
前走はアーリントンC3着。
重馬場でタイムは平凡だが、年明け2戦目で馬体重は500を超えてきた。
かなりの成長が見込めるし、
個人的にはこのアーリントンCよりも休みあげだった2走前の1勝クラスを評価。
重よりも良馬場で力を発揮するタイプと見る。
良馬場ならばアーリントンCより評価を上げたい。
雨で力を発揮できず。次走に期待したいします。


⑤シングザットソング
まずは乗り慣れた吉田隼Jに戻るのはプラス材料。
ちょっと扱いの難しい馬だけに桜花賞7着はテン乗りと考えれば上々。
マイルはやや長いが、脚の使い所一つで2.3着なら。
他の馬や他のGⅠでも言えることですが、やはりGWⅠともなると距離がギリギリ、みたいな馬は厳しいレースになりますね。この馬も例外ではないということです。



⑥エエヤン
前走NZLトロフィーを勝ち、これで3連勝。
いずれも先行から押し切る競馬だし、タイムも確実に詰めている。
ただ、やはり気になるのは東京コース適正。
成長前とはいえ、同コース3.5着は気になる材料。
ここは様子見の▲とする。
同じ1600でも東京と中山では求められる能力が異なる、の、照明ですね。秋の紫苑Sとか確勝級だと想います。

⑦オールパルフェ
まずは逃げてなんぼの典型的な逃げ馬。
ここは以下にマイペースで行けるかが、鍵だが、他の馬が成長して、やはや成長力で劣るのは否めない。
成長力?現状では、格下レースで逃げても厳しいかもしれません。


⑧セッション
先行からのしぶとい粘りが武器で、
長い直線の東京コースはどうか。
早い時計の対応も?
雨馬場待ち。
まぁ、力不足ではないでしょうか。
馬場もあっていたはずですから、
東京も不向きです。


⑨ナヴォーナ
3戦目の上積みは見込めるが、GⅠでどうか。
人気を考えればよく走っていますし、成長途上でしょう。
次走、格下レースでは任期に成りそうですが、注目したいです。



⑩オオバンフルマイ
前走はとても届かないような位置からの差し切り勝ち。
ただ、上がりを見てもわかるように、ナタの切れ味!というようなものでもなく、至極平凡。
重馬場ということもあったので、なんとも言えないが……。
重賞を2勝しており格は上だが、半信半疑。
雨で時計がかかったのはかなりプラスに作用。現時点では良馬場のキレ勝負だと危険な人気になり得るかなと思います。



⑪シャンパンカラー
京成杯6着からNZLトロフィーは3着。
マイルが良さそうなのは間違いない。
加えて、新馬、ベゴニア賞の内容から、東京コースのほうがいいのも間違いないだろう。
狙い目は充分。
ここはずばり、対抗。
前哨戦レースがバッとしなかったので、この馬にも充分にチャンスだと思っていたので、期待通りでした。
晴雨兼用で今後も期待できそうです。



⑫クルゼイロドスル
取消



⑬ドルチェモア
朝日杯組は上位陣が軒並み揃って年明けのレースを敗退。
これで朝日杯が低レベルと確定したような流れだが……。
個人的には朝日杯組が弱いというのが、ちょっと腑に落ちない。
朝日杯までのドルチェモアはかなり強いな、という印象だった。
ただ、単に中山がだめだった可能性も充分にあるので、巻き返しがあってもいい、というか、巻き返してほしい。
どうやら長距離砲早熟可能性も出てきましたね。成長力があるタイプとは思えないのでコンゴも厳しいレースになりそう。

⑭ユリーシャ
前走はハイペースの逃げでラストはバテたが、エルフィンSの内容から、ちょっと負け過ぎなので、重い馬場も合わなかった。
前が早くなりそうなメンバー構成だが、逃げそうなのはオールパルフェ?くらいなのですんなりの逃げなら人気よりは走ると思われる。
が、雨予報なので、馬券内までは厳しそう。
雨も響きましたがGWⅠでは厳しそうです。OP級かな。



⑮カルロヴェローチェ
ファルコンSも重馬場で行われたが、1.2着のカルロヴェローチェとタマモブラックタイは3着以下を千切って、この2頭だけが目立っていた。
単純にあと200あれば差し切っていた内容で、ここを買われての人気だろう。
白梅賞の内容も良く、先行しそうな馬の中では上位に取りたい。
惜しいレースでした。
今回上位とは馬場適性の順番かなと言ったところ。



⑯タマモブラックタイ
前記カルロヴェローチェに前走は勝ったが、中々いい内容だったが、こちらはさらなる距離延長が嫌われて現在12番人気。
確かに東京のマイルとなると、前走やそれまでの走りから少し長い印象は受ける。
ただ、今年はメンバーがメンバーだけにやれてもいい気はする。
果敢に先行しましたが、あれでは持ちませんね。
行きっぷりは素晴らしいモノガアルノデ短距離で見直したいし、積極的に狙いたいです。


⑰ミシシッピテソーロ
時計勝負に限界があるので重い馬場は歓迎の口。
意外性もあるが、さすがにここで馬券内はどうか。
ダートのほうが良さそうな?
ダートで覚醒期待です。


⑱ダノンタッチダウン
こちらもこのレースを難しくしている原因の一頭。
昨年の走りからは
前走はとりあえず度外視でいいはず。
いくらなんでも負け過ぎで、能力云々というより問題ではなく、調教レースだろう。
馬券を買う側から見たらこういうのはほんとにやめてほしいが、たまにあるのも事実。
確実に走ってくると思われるが、重は大きなマイナス材料で、ここはバチが当たった感。笑
バチが当たりましたね笑
良馬場なら間違いなく馬券県内だったと思われます。
終い止まったのは、距離ではなく馬場だと想います。
朝日杯組のメンモクも保てたのではないでしょうか。
次は期待します。



※難解レースでしたが、終わってみれば、雨の恩恵を受けた馬の活躍が目立ったなという印象。
例年そうですが、NHKマイルはちょっとレベルが?
ですが、シャンパンカラーを筆頭に成長ありそうな馬が、何頭かいるかと思いますので、期待したいと思います。


続きまして今週は春の古馬牝馬マイル決定戦、ヴィクトリアマイルですね!

毎年波乱の一線ですが、今年は確実に強い馬が2頭参戦で流石に大きな波乱は望めないのかなと思います。

推定で次位人気予想のナミュール、安田記念馬ソングライン等も虎視眈々。

そんな中、2強に迫りそうな注目の穴馬、大穴馬を2頭、各ブログランキングに掲載しておきます。

馬券には必ず入れる2頭です。
解説は週末になりますが、是非、注目ください!



ヴィクトリアM注目の、