馬 能力主義


馬の能力を過去レースより分析。人気馬の信頼度や穴馬の盲点を見極める

東京競馬場 東京優駿(ダービー)能力チェック

2023-05-27 07:23:10 | ギャンブル
5月28日
■東京競馬11R


◾GⅠ 東京優駿(ダービー)



◆能力チェック


①ペラジオオペラ
スプリングS勝ち馬だが、皐月は惨敗。
単純に鞍上横山武Jが、京成杯ぶりのソールオリエンスを選んだのだから、レースレベルが違うとみた、わかりやすい結果に。
例年なら有力候補となる、スプリングSの勝ち馬が、惨敗なので、改めて今年の牡馬の層の薄さを露呈する形となったのではないでしょうか。



②スキルヴィンク
青葉賞を経由する馬は勝てない。
の、ジンクスを打ち破るために、あえてこのローテーションで挑む陣営。
そして皐月賞3着馬がお手馬にいるのにこちらを選んだルメール。
90回と言う節目のダービーで悲願の…なんてシーンも有り得るかもしれない。
時間があればスキルヴィンクについての見解はもう少し掘り下げたいので、最終結論にて。



③ホウオウビスケッツ
厳しいでしょう。



④トップナイフ
先行から粘り込むタイプで、
重馬場だった皐月賞で更に出遅れでスタートと同時に万事休す。
それを思えば、皐月賞はよく盛り返してる。
まともならもう少しやれるはずで、巻き返し可能な一頭。


⑤ソールオリエンス
度肝を抜いた皐月賞。
差し有利の展開や、面馬場適性の高さ等、有利に働いた分を差し引いたとしても、あの芸当は凡馬には到底できるものではない。
皐月賞の能力チェックでも書いたが、ここは状態面も皐月賞以上は
間違いないので、2冠の可能性は、かなり高いのではないでしょうか。


⑥ショウナンバシット
今年の皐月賞は差し有利に馬場で恩恵を受けた一頭であるのは間違いないが、これまで6戦の内、すべてが先行、そして4人の騎手が乗り替わっているが、前走皐月以外はすべて馬券内。
その自在性と乗りやすさは評価すべき内容。
ただ、最後は止まっていたので、距離延長か、重の影響か。
掲示板があれば、位がと思うが、まだまだ未知数なところがあり、かなり気になる一頭ではある。



⑦フリームファクシ
デビューから3連勝出きさらぎ賞を制覇。2走前の、1勝クラスでは後に京都新聞杯でタイム差なしのダノントルネードを完封。
前走きさらぎ賞にしても、まともならクラシック戦線でも人気の一角を担っていたであろう、素質馬オープンファイアを競り負かす強い内容。
皐月賞の、敗戦だけで能力を図るのはちょっと違うかなという印象。
テンのりは不利と言わざるを得ないが、重の影響を多分に受けていると思うので、皐月9着よりは上の着順になるかと。



⑧メタルスピード
スプリングSと皐月賞は重がかなり見方したであろう同馬。
この馬なりにかなり成長を感じるのも確かだが、東京コースで時計語出る馬場がどうかなと。



⑨グリューネグリーン
2歳時の成績からもう少しやれていいはずなんですが、どうにも歯車が噛み合ってない。
いきなり変わるイメージもないので。



⑩シャザーン
前売り現在5番人気と皐月組ではかなりの売れ行きです。
鋭い差し脚が武器で、良馬場なら、の期待の現れのようですが、
未勝利では重でもかなりの対応力を、見せているので、重もこなせるはずです。
2200のすみれSの勝ち方も、母クイーンズリング同様の非根幹距離での強さ、ではないかと。人気的に見てもあまり妙味がなく、掲示板があれば、ではないでしょうか。



⑪ハーツコンチェルト
その成績から、完全なサウスポーであることは間違いなさそう。
東京重賞で3.2着。共に内容は悪くなく、成長も確か。
競り合いに強いイメージがないので勝ち切るのは厳しいでしょうが、3着闘いに加われてもいいかなと。



⑫タスティエーラ
皐月賞はかなり恩恵を受けた一頭で、ほぼほぼ勝ちに等しい内容ではあるが、世代上位の能力はあります。
ただ、どうしても、重巧者、右回り巧者のイメージが払拭できない。
2400は歓迎でしょうが、勝つまでのイメージができない。



⑬シーズンリッチ
前走、毎日杯はあまりレベルが高いとは言えず。
飛び級で制したのは能力あっての事だが、ここは相手が強い。


⑭ファントムシーフ
勝負の鍵を握る一頭。
ホープフルSは一番強い競馬をしていたので、現3歳牡馬では皐月賞の時点でトップと思って本命。
ただし、やはり例年に比べると?な年なので、これは!という強さは感じないのも事実。
皐月は向こう正面で落鉄の不利がありながら3着と、地力は上だが、爆発力という点ではとうかなと。


⑮ノッキングポイント
順調に成長過程を踏んでいるが、現時点ではまだまだかなと。



⑯パクスオトマニカ
まずは逃げることが第一条件。
とはいえ、ここは格段に相手が上がって、やはり厳しそう。


⑰ドゥラエレーデ
ダートで勝ち上がりや、前走を見てもやはりパワー型。
前走や、ホープフルS勝ちで能力は高い。
父ドゥラメンテなのも後押し要素ではあるが、このローテで世代最高峰のレースを勝てるとは思えない。


⑱サトノグランツ
京都新聞杯は試金石も、ダノントルネードを破り、箔が付いた。まだ底を見せていないし成長著しい。
個人的には評価急上昇中で、最大の穴馬になりそう。
大外でも2018年覇者、ワグネリアンのような競馬をすれば、皐月賞馬を封じ込めるのはもしかしたら……?



※まず忘れてはらるないのが、皐月賞が終わるまで今年の牡馬3歳戦線は低レベルの群雄割拠だったということ。
加えて皐月賞が重馬場だったということもあり、予想を難しくしている。

ただ、よくよく考えれば、難しいのは3番手争いで、皐月までは難しかった上位からの序列は決まりつつあり、1.2着は絞られるので?という現時点での結論。
まだ未知数な部分はあるが、3連複を抑えつつ、3連単は絞って勝負予定。

本日は、ズバリ、ソールオリエンスに勝てる可能性がある2頭を、各ブログランキングに上げておきます。


最終結論は日曜朝になると思います!