宮下昌也の近況報告    MASAYA MIYASHITA 's News

美術家・宮下昌也の展覧会、ライブペインティングなどの活動情報と
南房総、鴨川の日々の生活から最新情報を掲載しています。

コヅカ・アートフェスティバル:室内展示(waxart Suji/竹本光明/Art Craft Partty/流木工房Hi-D)

2010-08-09 | コヅカ・アートフェスティバル2010
森の家の入り口はこんな感じになっています。


まず玄関にポストカードと宮下作品。


靴を脱いで中にあがると、主催者挨拶とオープンアトリエの紹介コーナー。


正面には館山のキャンドルアーティストwaxart Sujiの作品。


そして日食ハンター竹本光明のグラフィックアート。彼も6月から鴨川の住人。


室内展示では彼と宮下の大型平面作品が、会場を包み込むように展示されています。全く違う技法で描かれながらも共通のメッセージを持つ二人の作品の共演を、ぜひ体感して下さい。


そして大人気!今回の招待作家的な位置にある、姉妹の作家ユニットArt Craft Party。こちら妹のmisuzuさんの陶器。


お姉さんのkagusaさんのステンドグラス。


ジャンルは違えど響き合う二人の技術と感性にうっとり。沢山の方が魅了されています。
うちもいくつか買っちゃいました。もっと欲しいなぁ~.....。


お陰様で宮下グッズも好評でございます。


東金からやって来た流木工房Hi-D。常識を打ち破る25才の最年少作家。


彼の椅子は驚く程座り心地がいい。これなんてマジヤバイっす!


実演中のパンク野郎Hi-D。彼の手描き自叙伝絵本もぜひ見てね!


コヅカ・アートフェスティバル:室内展示(小島元/早川浩平/DEW)

2010-08-08 | コヅカ・アートフェスティバル2010
メイン会場のアートガーデン・コヅカ・森の家では8組10名のアーティストの室内展示が行われています。


それぞれの作品が発する気が化学反応を起こして、濃密ながらも癒される空間になっています。


その中でアートフェスの中心メンバーの作品をpick upします。


Shanti Glassこと小島元のボロシリカガラス作品。最近急激に増えているボロシリカガラス作家ですが、その中でも他の追従を許さないクオリティです。


新作クラゲランプ。部屋にいっぱい吊るしてみたい......。


そしてこちら、同じボロシリカガラス作家の早川浩平の作品。二人はガラスパフォーマンスのコラボもやっていて、住んでいる場所もごく近い仲良しさん。


日本人離れした感性がありますね。

同じジャンルの二人の作品を見比べると、それぞれの個性が際立ち興味深いです。


こちら元ちゃんの宇宙。


そしてこれが浩平の宇宙。


古材を使った独創的な家具作家、シゲさんことDEWの今井茂淑の作品。今回のシゲさんの展示はかなり遊び心ある作品を持って来ています。


古材のワニだって!笑っちゃう......。


そして同じくDEWの今井京子の琥珀のアクセサリー。大人の魅力?本物を求める方はぜひ、手に取ってご覧になって下さい。

会場全体がハイクオリティの作品で埋め尽くされています。ゆっくり時間をかけて、それぞれの作品の持つ奥深さを味わって下さい。


コヅカ・アートフェスティバル:野外展示(ルーピー人形/森の蘇り)

2010-08-06 | コヅカ・アートフェスティバル2010
野外展示はまだ少しづつ増えています。


昨日から登場したルーピー人形。縫製工場のゴミから生まれた彼ら、鴨川の人気ブランドルーピーハウスが作っています。


森の其処かしこに暮らす妖精の様な存在、という設定です。


会場を歩いて探してみて下さい。


あ、大きいルーピー人形発見!って、搬入中のルーピーボスのショウダイさんでした.....。


こちら6月に皮むき間伐「きらめ樹」を行った「NPO法人森の蘇り」の写真展。


皮むき間伐をした場所で、その時の写真を展示するというユニークな試み。写真が掛けてある木が、皮を剥いた木です。


きらめ樹の時の感動が蘇ります。


あの時参加者が、何を感じたのか.......。


密度管理のため木の直径を測っている翠君。


皮を剥いたばかりの木は本当にきらめいているんです。


あら、額縁ずれちゃってますよ。この額縁も間伐材を使って作られたもの。


杉の枝を使ってこんな素敵なオブジェも作ってありました。道からちょっと山へ入った場所です。気持ちのいい場所なので登ってみて下さい。

コヅカ・アートフェスティバル:野外展示(青海文庫/増田裕乃)

2010-08-05 | コヅカ・アートフェスティバル2010
このアートフェスならではの魅力が野外展示。アートガーデン・コヅカの敷地のあちらこちらに、小さな個展会場が点在しているようです。そのうち2つをご紹介。


「南房総の小さな庭」と題して房総半島の空撮写真展を行っている青海文庫。


自分たちで会場作りの時切り出した竹材を使って、森の中に素敵な回廊を作っています。


まずはご挨拶。


空撮写真の美しさは、どれも圧巻です。鵜原の海岸。


勝浦のリアス式海岸。ちょうど写真の上に木漏れ日が.....。


君津の山砂採取場。


富山。


ひだのように続く房総丘陵。この中のどこかに今、自分が立っていて、この写真展を見ていると思うと意識だけ上空に行ってしまった様な、不思議な感覚に襲われます。クオリティの高いお薦めの展示です。8/15まで常設されています。


そしてこちら、6月から鴨川市の住人になった増田裕乃の作品展示会場。
このアートフェスでは作家達が展示会場作りから関わっています。手前の丸木橋も裕乃ちゃんが作っています。


写真を焼き付けてあるというガラスを使ったインスタレーション。


作品を展示されている木は古い梅の木。薮に被われてしまい弱っていますが、それでも毎年花を咲かせている木です。この展示のお陰で、木のまわりが明るくなって元気になりそう。


光の加減で、繊細な表情を見せる作品です。木漏れ日の中でその様々な表情を追いかけてみて下さい。こちらも8/15まで常設です。
野外展示はこれからまだ増えて行く予定です。街道沿いの駐車場に車を止めて、ぜひ徒歩で山道を登り、里山散策を兼ねたアートの楽しさに触れて下さい。


コヅカ・アートフェスティバル:森の家のワークショップ

2010-08-04 | コヅカ・アートフェスティバル2010
メイン会場のアートガーデン・コヅカ/森の家では連日様々なワークショップが開催されています。


人気の早川浩平のガラスワークショップ。基礎の基礎からバーナーワークの手ほどきを受けて、作品を作れます。僕も昨日受講して、ペンダントトップを作ってみました。


色や形も希望に添って、アドバイスしてくれます。


これが僕の作ったペンダントトップです。うまくいかないところもありましたが、先生が修正や仕上げをしてくれて、完成までこぎつけました。これが1時間半で作れて¥3.000はお得です。何より自分が作ったものは愛着が違います!会期中はずっと首に下げていようと思っています。


こちら、親子づれに人気の高いnatukoのmyカップ・my皿作りワークショップ。フライヤーには載っていませんが、~8/7(土)までと8/13(金)の10:00~17:00開催しています。


100%再生ペットボトルの素材に特殊な絵の具で絵を描き焼き付けると、200℃の熱にも耐える実用充分な食器になります。割れないし、野外イベントに最適!


これも¥1.000とリーズナブル。8/7までお皿が品切れで、カップのみ受講できます。8/13にはお皿も届きます。


みんな違ってみんないいアートの世界は楽しー!!
後ろの椅子は流木工房Hi-Dの作品。


宮下昌也と巡る悠久の旅