宮下昌也の近況報告    MASAYA MIYASHITA 's News

美術家・宮下昌也の展覧会、ライブペインティングなどの活動情報と
南房総、鴨川の日々の生活から最新情報を掲載しています。

コヅカ・アートフェスティバル2014:終了しました!

2014-08-06 | コヅカ・アートフェスティバル2014

コヅカ・アートフェスティバル2014、無事終了しました。
今年も山の中まで沢山の方にご来場いただき、ありがとうございました。

今回は大きな野外ライブを取りやめた事、会期を1週間前倒しした事など、運営上の新たな試みがいくつかあり、実行委員会としてはフェスの動いて行く方向を見定める年でもあったのですが、9日間全日晴天という奇跡的な大自然の後押しもあって、お客様からもアーティストからも「楽しい!」「来年も!」との声を沢山いただき、自然の中でお客様がアーティストと直に触れ合える「子供も大人も楽しめる野外展覧会」という在り方に、確信を得ました。

コヅカに集うアーティストたちは本当に多種多様で、運営側として全く統率がとれませんが(とる気もない)、各自が森の中で精一杯楽しんでいるヴァイブスが会場全体を覆い、それをお客様が感じ取り、五感をフル活用して会場を回られている様子を見ていると、このフェスティバルの目指している所を、お客様側にも理解していただけて楽しんでもらえている事に、大きな喜びを感じています。

また今年の成功は5年間を通してコヅカの森に関わり続け、山肌を自ら切り開き、表現の場を創り上げて来たアーティストたちの労力の蓄積の賜物であり、これからも続いて行くアートによる里山整備の実証として、目に見える成果が出ている段階に来た、と言えると思います。

他にもご協賛をいただいた方々、ボランティアで参加して下さった皆様、地元近隣の方の様々なご協力のお陰で、コヅカ・アートフェスティバルは成り立っています。皆様に深い感謝を捧げ今年の夏の一幕を閉じさせていただきます。

 

写真は8/2に予約限定ライブでライブペインティングした絵です。

搬出日の最後に、実行委員のこまちださんと森の家の扉を閉めた時、「あ~あ、なんにも無くなっちゃった~!」「終わっちゃった~!」「淋し~!」と二人で駄々をこねましたが、その辺はいい歳の大人なので、気を取り直してお互いに次なる目標に向かって旅立ったのでした。


コヅカ・アートフェスティバル2014:あと2日間!会場の様子諸々

2014-08-02 | コヅカ・アートフェスティバル2014

コヅカアートフェスティバル2014、いよいよ最後の2日間になりました。

本日夜19:00からのモーフの旅&奈良大介with宮下昌也ライブ、まだ空きがありますので、皆さん是非ご参加ください。


このブログではアートフェスの様子を毎日upしようと思っていたのですが、今年は紹介したいコンテンツがありすぎて、内容を迷っていたら2日間も更新でず、とりあえず、写真でサッと会場の風景の断片をご覧下さい。


ゲスト作家・小上馬和宏さんのタイダイワークショップ。昨日は家の息子たちも受講しました。(写真はこまちださんより)
最終日まで森の家で随時開催しています。

 


森の中の不思議なお店。コーヒーくろねこ舎。丁寧に入れてくれたコーヒーはとっても美味しかった!

 


自宅でもオープンアトリエを行っている工房アルコスのムリロさんも、週末はこちらのブースでバーナーワークのワークショップを開催します。

 


コジマユウジの怪獣の森。
この怪獣の絵がどこにあるか探してみて!

 


森の最深部、青海文庫は5年間のアートフェスの開墾の歴史をパネル展示。

 


江戸時代からのコヅカの森の歴史と、コヅカ・アートフェスティバルの社会的意義を解りやすく解説してくれています。


初参加とは思えぬ自然と調和した、規模の大きな素敵な展示をしてくれたあわコットンクラブ。
森の家からかまどの火までの道に、沢山のドリームキャッチャーを飾っています。
しかも数が日に日に増えてます。
ドリームキャッチャーを作るワークショップも毎日開催。

今年は野外展示が本当に充実していますので、是非、舗装道路を外れ山道をたどって見てください。
自然と人の手が織りなす小さなドラマが会場のそこかしこに見つかると思います。

 


山道にはセミの幼虫が出て来たこんな穴もあったり......。

 


最後2日間の森の家キッチンの担当はawanova。

バルコニーでは詩人の大島健夫の朗読もあります。

ギャラリーではシゲさんがデビルステックdeジャグリングワークショップでお待ちしていま~す!

 

 

 


コヅカアートフェスティバル2014:平日のワークショップ情報

2014-07-29 | コヅカ・アートフェスティバル2014

今年はワークショップが過去最高の22プログラムありますが、週末の開催が多く平日はあまり体験が出来ないのでは?とのお問い合わせを受けました。
実は平日にしか開催されない特別なワークショップもあり、また毎日開催されているプログラムもいくつもありますので、今回は火~金曜日に体験できるワークショップをご紹介します。

 


まず、TRIPTRACKS/関田裕明の「天然石ビーズのブレスレット作り」。

毎年お馴染みになった写真家でマクラメ作家の関田君のワークショップは、コヅカの森の中にあるTRIPTRACKSの写真展会場のブースで毎日開催しています。今年の写真展はベトナム北部の旅の足跡。
お問い合わせ:090-2666-3229(関田)

 


コヅカの森の歴史やアートフェスティバルの里山整備の記録のパネル展示、そして今年は書家の星川さんの作品展も行っている青海文庫は29、30日(火、水)「焚き火のワークショップ」を開催していますが、30日(水)にはなんと、1羽まるまるのローストチキンを焚き火で作るデモクッキングを開催!
平日の静かな午後を狙ったオイシイワークショップですので、水曜来場予定の方はコヅカの森・最深部にある青海文庫を訪ねてみてください。
お問い合わせ:slws0470@gmail.com(藤村)

 


今年初参加で、森の家からかまどの火へ至る道沿いに沢山のドリームキャッチャーやタペストリーを展示しているあわコットンクラブ。
素敵な展示も圧巻ですが、「ドリームキャッチャーを作ろう」ワークショップも平日でも作家が展示ブースにいる時は随時受け付けています。
お問い合わせ:080-3753-1783(笠井)

 

その他、森の家ではDEWのシゲさんが「デビルスティックdeジャグリング」ワークショップを森の家のギャラリーにて毎日開催中。(昨日受講して息子共々ハマっています。)

大人も子供も必ずハマる!こまちだたまおの「ぐるぐる画」も森の家にて毎日開催。
お問い合わせ:090-4919-2003(こまちだ)

小高靴工房のサンダル作りワークショップは森の家バルコニーで、本日29日(火)まで。
お問い合わせ:080-4448-0156(小高)

ゲスト作家・小上馬さんのタイダイワークショップは8/1(金)から最終日まで。

バンブービレッジの「竹の自由工作アトリエ」は7/31(木)から8/2(土)まで。
お問い合わせ:090−9375−9421(来嶋)

 

また、プログラムに記載が間に合いませんでしたが、7/31・8/1(木・金)静岡のお茶農家・荻野農園が丸太をコンロにしてほうじ茶を作ったり、茶葉でドレッシングを作るワークショップを開催します。

僕が行っている「房州うちわに絵を描こう」と「森のモビール作り」も毎日、アトリエ展会場の星見亭で開催しています。
お問い合わせ:080−5475−4931(宮下)

 

そして、ワークショップ同様今年は野外展示も過去最高に充実しています!
平日もわくわくの発見と体験が沢山ありますので、ぜひお出かけください!

 


オマケ画像。
かまどの火・星見亭入り口に設置した巨大モビール。
横浜の個展では毎年飾っているけど、千葉で展示したのは初めて。

 

 


コヅカアートフェスティバル2014:駐車場について

2014-07-28 | コヅカ・アートフェスティバル2014

昨日の日曜日は沢山の方にご来場いただき、ありがとうございました。
普段静かな山の中に子供たちの声や音楽が響き、夏の白昼夢の中にいる様なコヅカ独特の空気感に包まれていました。

沢山の方に来ていただけた分いくつかのトラブルの問い合わせを受けましたので、特に駐車場の事について、このブログでインフォメーションさせていただきます。

 


コヅカ・アートフェス会場へは街道沿いの駐車場に車を止めて約1kmの道を歩いて登って来ていただいています。
金束交差点の近く、会場へ至る道の入り口にはこんな看板が立っています。この道沿いには我が家も含めて5軒の民家があり生活道路です。また、車のすれ違いが困難な細い道ですので、状況を知らず車で上ってしまうと危険です。
車でお越しの際は、必ず指定駐車場に車を止めて歩いてお越し下さい。

 


看板の地図には2カ所の指定駐車場が示してあります。

 


ひとつは入り口のはす向かいにあるawanovaの隣のこのスペース。地元の山口木材さんのご好意で貸していただいています。
昨日この駐車場が溢れて、奥に止めた車が出れないトラブルが多数発生しています。
写真だと広く見えますが、一応5台程度の駐車可能スペースとしています。こちらに車を止める際は、先に止めている車の迷惑にならない様、譲り合ってお願いします。



 


もうひとつの駐車場は旧大山小前のこの空き地。
ちょっと離れていますが、こちらは50台くらい停められるスペースがありますので滞在時間の長い方はこちらの駐車場をお勧めします。

 


駐車場に車を置いて道を登って来て500mくらい歩くと、アートガーデン・コヅカの敷地に入ります。

 


看板には簡単ですが敷地内の地図を描きました。
この地図を頭に入れて、広い敷地内を探検してみてください。
会場内のどこに何があるか解らない!とのクレームがあり、この地図を描きましたが、山の中を歩いていたらこんな所に出てしまった!といった驚きの体験があることも大切にしたいと思っています。
今年は野外展示が充実しています!ゆっくり歩いて、会場内にちりばめられた、様々なアートを発見してください!

 

参加作家、ワークショップ等の詳細情報はこちらのサイトからプログラムをダウンロードしてください。

http://ag-kozuka.net/image/2014artfes/KozukaAF2014_program.pdf

 

 


コヅカアートフェスティバル2014:宮下昌也のオープンアトリエ展

2014-07-27 | コヅカ・アートフェスティバル2014

コヅカアートフェスティバル2014、いよいよスタートしました。
初日の昨日は展示の仕上げが完成しておらず、色々ばたばたしてしまいましたが、今年の僕のオープンアトリエの様子をご覧下さい。



庭にあるアトリエ小屋・星見亭を開放してのオープンアトリエ展は、今年で3年目。
新作、旧作織り交ぜて展示をしています。
普段出てこないお蔵入り作品も、この時なら気楽に引っ張りだしたりします。


中はこんな感じ。
土足を脱いでお上がりください。

 


こちらグッズコーナー。

 


イラストを描いたasanaのヘンプの服たちも並べました。

 


パヤカが作った新作手ぬぐいココペリ村。

 

そしてワークショップも今年は2プログラム用意しました。


昨年好評だった「房州うちわに絵を描こう!」。
地元の伝統工芸品を知り、絵を描く楽しさを体験するワークショップ。
今年のうちわは定番の大型うちわの他に、昭和初期に使われていたというクラシックタイプのうちわも用意しました。

 


そしてもうひとつ、2年前に行ってリクエストの多かった「森のモビール作り」。
素材を森から採ってくる所から体験する、物作りの楽しさと自然に触れる体験を伝えるワークショップです。

どちらも、会場で随時受け付けています。星見亭に来たらぜひ体験してください。

 


オマケ画像。
初日の夜、懇親会で繰り広げられたアーティストたちのフリーセッション。

 

 


宮下昌也と巡る悠久の旅