コヅカ・アートフェスティバル2014、無事終了しました。
今年も山の中まで沢山の方にご来場いただき、ありがとうございました。
今回は大きな野外ライブを取りやめた事、会期を1週間前倒しした事など、運営上の新たな試みがいくつかあり、実行委員会としてはフェスの動いて行く方向を見定める年でもあったのですが、9日間全日晴天という奇跡的な大自然の後押しもあって、お客様からもアーティストからも「楽しい!」「来年も!」との声を沢山いただき、自然の中でお客様がアーティストと直に触れ合える「子供も大人も楽しめる野外展覧会」という在り方に、確信を得ました。
コヅカに集うアーティストたちは本当に多種多様で、運営側として全く統率がとれませんが(とる気もない)、各自が森の中で精一杯楽しんでいるヴァイブスが会場全体を覆い、それをお客様が感じ取り、五感をフル活用して会場を回られている様子を見ていると、このフェスティバルの目指している所を、お客様側にも理解していただけて楽しんでもらえている事に、大きな喜びを感じています。
また今年の成功は5年間を通してコヅカの森に関わり続け、山肌を自ら切り開き、表現の場を創り上げて来たアーティストたちの労力の蓄積の賜物であり、これからも続いて行くアートによる里山整備の実証として、目に見える成果が出ている段階に来た、と言えると思います。
他にもご協賛をいただいた方々、ボランティアで参加して下さった皆様、地元近隣の方の様々なご協力のお陰で、コヅカ・アートフェスティバルは成り立っています。皆様に深い感謝を捧げ今年の夏の一幕を閉じさせていただきます。
写真は8/2に予約限定ライブでライブペインティングした絵です。
搬出日の最後に、実行委員のこまちださんと森の家の扉を閉めた時、「あ~あ、なんにも無くなっちゃった~!」「終わっちゃった~!」「淋し~!」と二人で駄々をこねましたが、その辺はいい歳の大人なので、気を取り直してお互いに次なる目標に向かって旅立ったのでした。