宮下昌也の近況報告    MASAYA MIYASHITA 's News

美術家・宮下昌也の展覧会、ライブペインティングなどの活動情報と
南房総、鴨川の日々の生活から最新情報を掲載しています。

中部ツアー:岐阜県八百津町・山なんや編

2012-06-29 | ライブペインティング
伊那谷の次に訪れたのは岐阜県の加茂郡八百津町の山奥のライブハウス「山なんや」。夏にコヅカ・アートフェスティバルに出演してくれるかむあそうトライブスの本拠地です。


八百津町の名所五宝の滝のさらに奥に建つ「山なんや」。アートガーデン・コヅカは山奥でも人の生活がある里山圏だけど、「山なんや」は奥山に近く本当に山小屋。でも、こんな所でも(こんな所だからこそ?)若者が集まり、真夜中までライブが繰り広げられています。


2階にある流木ドーム。この中に泊らせてもらいました。


「山なんや」に来た一番の目的はこの壁画制作。2日間滞在させてもらって描きました。太陽は店長十三男君のリクエスト。真ん中に描いた動物は、ここに来た翌日の朝、散歩していたら出会ったカモシカ。生まれて初めて目撃しました。


滞在2日目の夜は光風さんのライブがあり、ライブペインティングもしました。例によってライブ時の写真がないのが残念ですがこの時のライブ、僕以外に2人のライブペインターがいました。
一人は光風さんとツアーを廻っているrebelman★armyことシュウヘイ君。ステンシルの技法で画面を作っていくパフォーマンス。僕とは全く違うスタイルのペインティングで、刺激を受けました。


何回も重ねて刷って出来上がった画面。


もう一人は「山なんや」のキャラクターデザインをしているjinboくん。


二人とも音楽とコラボするというよりは、ライブ会場でマイペースで制作していて、演奏の合間のDJタイムにお客さんが見に集まるという感じのスタイルでした。


僕がペイントした絵はこれ。9時から始まった光風さんのステージは3セットもあって夜が更けるにしたがい人が増え、最後は12時過ぎまで盛り上がっていましたが、朝方の僕はついて行けず3セット目はもう2階で寝ていました。


この写真は店長十三男君のブログから拝借。僕が滞在した翌週「山なんや」でライブした天草とモーフ帽子かぶっている十三男君。
この時期僕のツアーと天草のツアーがちょうどかぶっていて、天草とはこの後、浜松と名古屋で一緒のステージでパフォーマンスすることになります。


中部ツアー:伊那谷・「くらふてぃあ・杜の市」編

2012-06-28 | ライブペインティング
ライブペインティングツアーの始めは毎年恒例、長野県駒ケ根市で行われる「くらふてぃあ・杜の市」。もう11年も続いているF100号を描く公開制作型ライブペイントからです。


「くらふてぃあ・杜の市」は300ブースを越えるクラフトマンが全国から集まる、国内最大規模のクラフトマーケット。


長老格のアクセサリー作家ジャンシさん。


同じ房総半島から、館山のフェルト作家おべひ~たのブース。


ステージ脇の公開制作会場風景。
絵は1日目の制作が終わり、2日目に入るところ。毎年2日で1枚描いています。


ステージ奥には過去3年間に描いた作品を展示。演奏しているのは上田からやって来たレゲエ部。バンドではなくクラブ活動なんです、って言うスタンスがユニーク。今後注目!


音楽や数々の大道芸で充実したステージが評判の杜の市ですが、実は夜の交流会のステージがまた盛り上がります!


去年から駒が池会場のステージでライブペインティングしている連。連とは去年シャンバラ祭りであって以来ご縁がつながって、この後もパヤカ11周年祭で合流します。
今回のライブペインティングツアーでは各地でライブペインターに出会いました。いままでこんなことはなかったので、ワクワクします。


毎年サブニュマでジャンベ叩いていたけど今年初ライブペインティングのシュウヤ。


今年の作品の完成形。この後この絵とともにツアーを廻ることになります。


杜の市のあとも伊那谷に数日逗留し、アフリカンリズム&ダンスチーム「サブニュマ」のお母さんサークル「ママサブ」の見学に行ったときも会場に張らせてもらいました。


休憩時間には絵本「いのちくるくる」の朗読をコラの演奏付きでしていただいて、とても嬉しかったです。


お母さん達がダンスのレッスンをしている脇で遊び疲れて眠る子供達。
まさに、こうゆう場作りが必要!と思える伊那谷のお母さん達の地域の中につながりを作る活動、すばらしいです。



中部ツアー:名古屋・トライバルアーツ展覧会場編

2012-06-27 | 展覧会
3週間を越える中部ツアーより家に帰り着き一息ついています。メインの名古屋での展覧会の他、各地でのライブペインティングでは全部で11枚+αの絵を描いた、今までで一番動き回ったツアーでした。初めて訪れた土地も多く、一言では表せない沢山の体験があるツアーを支えてくれた、各地で暖かく迎えて下さり、お世話して下さった皆さんに深く感謝します。

まずは名古屋、トライバルアーツでの展覧会場風景の報告から、ブログを再開したいと思います。


トライバルアーツはたいへん広いお店で、1階から3階までの各スペースに大作から小品まで約80点の作品を展示しました。これは3階のギャラリースペース。


絵本CD原画も展示。


モノクロームの版画シリーズ。


ポストカードの原画と、タイやバリ島で描いたスケッチ。


2階の衣料品コーナーの壁にも展示。


こんな隠れ家みたいな階段を上って行くと.....


間伐材モビールのインスタレーション。


1階の吹き抜けの部分にも展示。この奥のカフェコーナーにも約20点の作品を展示しましたが、写真撮り忘れた......。

トライバルアーツのブログには6/9と6/15に行ったライブペインティングの様子も載っています。

http://tribalarts.sblo.jp/article/56559343.html


宮下昌也と巡る悠久の旅