宮下昌也の近況報告    MASAYA MIYASHITA 's News

美術家・宮下昌也の展覧会、ライブペインティングなどの活動情報と
南房総、鴨川の日々の生活から最新情報を掲載しています。

春の幸

2010-05-23 | 自然

草苺が豊作。この山にはあまり生えていなかったけど、今年は群生地を発見。年々生態系は微妙に変化。


こちらも豊作。淡竹(はっちく)のタケノコ。去年は鹿に食べられて全然取れなかった。今年は全く被害無し。ここ数日まさに雨後の筍で、驚く様な勢いで成長中。

発見!コゲラの巣

2010-05-18 | 自然
次から次へと花が咲き、昼は夏を予感させるも朝夕は涼しく、湿度も低くまだ虫も出てこない、5月の里山はまさに極楽ですね。


山の中腹で人知れず咲き乱れる山藤。もうそろそろ終わり。

家のまわりでは小鳥達が春の唄を競う様にさえずっていますが、その中で気になる声がある....。家の西側の廊下にいると何回も同じ場所から聞こえる小さなさえずり。何かに似ていると思ったら、ツバメの巣でなくヒナの声に似ている事に気づき、きっと鳥の巣が近くにあると思い探してみました。


ありました!家のすぐ西にあるスダジイの木に!写真中央の幹に丸い穴があいているのがわかりますか?これ、コゲラ(小さなキツツキ)の巣です。親が餌やりに帰って来る瞬間を撮ろうと思って待っている時に限って、なかなか現れません。僕等が彼らを気にする様に、彼らもこちらを気にしているのでしょうね。お互いに相手の家の物音を聞きながら暮らしているご近所さん。いつまでいるのかな?よろしくお願いします!

山梨ツアー:ワークショップ編

2010-05-12 | ワークショップ
北杜エコアートフェスタのオープニングイベントには、僕もネイチャークラフトワークショップで出店しました。


この日のメニューはキャンピカ明野では定番になっている「木のドアチャイム作り」。絵を描く木は、明野町で伐採されたりんごの木。地元の自然素材をアートとして再利用する、キャンピカのエコロジーに対する取り組みの一環として生まれたワークショップです。

子供から大人まで、キャンプ場のお客さんからイベント関係者まで、いろいろな人が来てくれて絵筆を通して自然に触れる体験をしてくれました。


キャンプ場に遊びに来ていたご家族。親子のコラボレーション。


Love&Peace!山梨サブニュマ関係者。


こちらのご夫人は、お母様と母の日に明野町に来た思い出を形にしていました。優しいですね。


もうすぐ小淵沢にショップを立ち上げるヘンプブランドRuralのYuya君。「へぇ~、ヘンプの服作ってるんだ~.....」って、enishiとルーピーの話をしたら「両方ともすごい有名なブランドじゃないですか!僕たち目指せenishiなんですよ!」だって!
そうだったの?もしかして鴨川ってすごいかも.....!って思っちゃいましたね。

カズボーの計らいで実現した今回の山梨滞在、充実した日々が過ごせました。感謝です。次回の山梨行きは7月17日から始まる恒例夏の展覧会「ライブペインティングアート展“大地の唄”」@キャンピカ明野。オープニングの7月17、18、19日は3日続けてのワークショップ開催です。

山梨ツアー:北杜エコアートフェスタオープニング編

2010-05-11 | ワークショップ
北杜エコアートフェスタは5月から10月まで、6つの企画展をはじめコンサートやワークショップなど、20以上のエコイべントを北杜市のあちらこちらで行う催しで、僕が毎年夏にキャンピカで行っている展覧会やワークショップも、今年はこのイベントに組み込まれています。なんか房総でやろうとしているコヅカ・アートフェスティバルと似ています。そのうち連動できたら面白いですね。


5/9からはキャンピカ明野で野外展「自然と共生するアート展」が始まっていて、キャンプ場内に様々な美術作品が展示されています。これは、大網在住の中村岳さんの作品。千倉のアートフリマで話していたら、偶然同じイベントにかかわっている事が判明!搬入の夜は同じキャビンに泊って、親交を深めました。コヅカ・アートフェスにも参加してくれるかな。


初日にはオープニングイベントがキャンプサイトで行われ、八ヶ岳エリアのアーティスト達が続々と集まりました。30を越えるブースの出店やライブ演奏が繰り広げられ、最高の日和と優しいバイブレーションに包まれた会場の空気に、キャンプに来ていたお客さん達も大満足の素敵な一日になりました。
僕もワークショップでブースを出しましたが、気がついたら周りのブースには知ってる顔が沢山!考えてみれば八ヶ岳に通う様になってもう7、8年。いつの間にか多くの友人知人に恵まれている事に気づき、あらためてこの地域の有機的な繋がりの力強さを感じました。

では、そんな素敵な出店者達を紹介します。


スタジオkuriは、イギオヤジ(mihoちゃんのお父さん)が作った廃品利用作品を販売。沢山吊るしてある白い鳥は、インスタレーション作品としても活躍。


キラキラこと草場泉。久し振りにあったらアジアンからアフリカンになっていました。


フランス人のお客さんにフランス語で対応するのは、夢現工房のけんさん。自家製ベーコンと、自分で釣ったイワナの薫製を販売。千葉へのお土産はここで決まり!


格調高いヒマラヤンカレーを出す、ぼんてんやのオーナー日本画家の仁香さん。ぼんてんやさんは八ヶ岳エリアで初めてライブペインティングをやらせてもらったお店です。


地粉バーガーを出す素朴屋さん。旦那さんの今井さんはアートデッキを作った大工さんでもあり、農夫でもあります。奥さんの作ってるパンに使う小麦はなんと全て自家栽培。田舎暮らし最強夫婦ですね!物作りの旦那とパン屋の奥さんの組み合わせは、親近感を感じました。


木版画絵はがき&グッズを沢山並べた絵描き夫婦の煌ちゃん&卓君。煌ちゃんの絵は本当にいたる所で見ます。最近は皮むき間伐の「森の蘇り」のロゴマークで。


マクロビたこ焼き(!)のここひろ。生地に卵を使って無いのは分かるとして、タコどうすんの?実はこんにゃくで代用。これがうまい~!大人気でしたね。焼くのに使う炭も全て自家製。


長野から出張、安曇野ファミリーの千夏ちゃんの屋台sapa。お腹にしみる絶品のフォーを食べさせてくれます。出来上がりを待っているkuriのkatsuちゃんは彼女の大ファンで、一日3回食べた事もあるとか....。

旅先という事もあって、財布の紐もついついゆるみいろいろ食べまくってしまいました。このてのマーケットは気をつけないと.....。

そしてステージの方もkuriをはじめ、ゆめやえいこちゃん、ジミー矢島さんなど八ヶ岳の実力派が固め、PAはアマナサウンドのターボーとキョーコさん。
飲んだくれブルースマン親父達のデンプシーロールがロックンロールを演奏している時でさえ、お客さんが「静かでいい感じですね~。」と言う程、会場はピースなバイブレーションに包まれた一日でした。

宮下昌也と巡る悠久の旅