宮下昌也の近況報告    MASAYA MIYASHITA 's News

美術家・宮下昌也の展覧会、ライブペインティングなどの活動情報と
南房総、鴨川の日々の生活から最新情報を掲載しています。

春爛漫、地味な花特集

2012-04-16 | 自然
里山は今、ありとあらゆる花が咲き乱れて桃源郷のようです。頭上には桜、コブシ、モクレン、梨の花、足下にはスミレ、タンポポ、カキドオシ、キランソウ、日陰にはシャガ、ウラシマソウ....。今年は寒さが長引いたせいか、いつもはもう少し期間をあけて咲く花々がいっぺんに開いているようです。
はっきり言ってこの季節は何もしたくありません!日がな一日季節を愛でて、日なたでゴロゴロしていたい......。まぁ、そんな訳にも行かないんで、せめて朝、犬と一緒に山道をゆっくり散歩しています。

その時に見つけた、小さくて気をつけないと見過ごしてしまうような、地味だけど素敵な花達をupしてみました。


鮮やかな新緑に隠れる様に咲いているカエデの花。


暮れには真っ赤な実をつけるアオキの花。今年は花数が多いぞ。


これは神棚に飾る榊の花。


これは地味とは言えないかもしれない。目につけば、かなり美しいアケビの花。

4月20日(金)にアートガーデン・コヅカの里山整備がありますので、この機会にぜひ春爛漫の里山に遊びにいらして下さい。

http://artgarden.blog96.fc2.com/blog-entry-625.html

師走の里山の色彩

2011-12-14 | 自然
今朝はしとしと雨が降っています。昨日まで山は驚く程、透明な日差しと空気に包まれていました。冬至前のこの時期は、5月とならんで南房総の里山がいちばん彩りにあふれた美しい季節なんじゃないでしょうか。


まだまだ終わらないもみじの紅葉。


日だまりではすでに水仙が満開。いい香りに包まれて、山仕事をしていても幸せな気持ちになります。


冬苺も今が旬。今年は豊作かも。去年までは小学生だった橙也君が学校帰りに集めてくれたのに、中学生になって自転車通学になってからは、見向きもしなくなっちゃいましたね。ちょっと残念......。


色づきはじめた夏みかんと空の蒼。

山での発見

2011-09-11 | 自然
季節が移り変わって行くのを肌で感じる日々です。
昨日は広子さんが家の裏でこんなものを発見。


蛇の抜け殻。完品です!目玉からしっぽまで、きれいに脱いであってみごとです。毎年同じ場所で脱皮するヌシがいて、アオダイショウか、シマヘビか?意見が分かれています。頭の所のウロコ模様で判別できると聞いて、調べてみましたが、今ひとつはっきり分からない.....。僕はシマヘビ説を押してますが、詳しい人いたら教えて下さい。

蛇の抜け殻を大切に持っているとお金に困らない、という言い伝えがあります。この家に越して来てまだ間もない頃、やはり完品の抜け殻を見つけて部屋に飾りながら「これでもう我が家の家計は大丈夫だね!」と広子さんとのんきに話していた数ヶ月後、生活費もままならない経済状態に陥って「どうしよう.....」と夫婦で相談していた時に、まだ4才そこそこの翠君が「蛇の抜け殻があるからお金は大丈夫なんでしょ?」と、心配そうに聞いて来たことを思い出します。思わず笑ってしまって「そうだよ、大丈夫だよ。」と答えながら、幼子にまでお金の心配をさせてしまったことを反省しました。


もうひとつ、これまた広子さんが今朝山頂付近で見つけて来ました。
シロオニタケの幼菌です。ヤバいのが多いテングタケの仲間、やっぱり食べられなさそう。まだ、何本も生えていたそうです。山は今、いろいろなキノコが見れて楽しい季節です。

宮下昌也と巡る悠久の旅