宮下昌也の近況報告    MASAYA MIYASHITA 's News

美術家・宮下昌也の展覧会、ライブペインティングなどの活動情報と
南房総、鴨川の日々の生活から最新情報を掲載しています。

大山不動の御本尊

2008-10-19 | 地域生活
先日の「波の伊八ツアー」のときに、大山不動の本堂の中を見せてもらいました。大山不動は、地区の役員をやってる関係上、夏の祭や節分など日常的にお参りに行きますが、本堂の中はガラスの壁で仕切ってあって今まで入った事がありませんでした。
中には本尊を納めた江戸時代(約200年前)に作られた厨子がありますが、関東一円でもこれほどの装飾を施したものは無いとの事。


さながら小さな東照宮。


細部に至るまで、彫刻と彩色に埋め尽くされています!


壁面に掘られた龍。


そして厨子正面には不動明王が鎮座していますが、実はこれは秘仏として年に二回しか御開帳しない本尊の代わりに置かれている、いわばダミー。


こちらが本物。迫力が違います!神奈川の大山寺の御本尊と同木で作られたという言い伝えがあります。

波の伊八バスツアー

2008-10-14 | 地域生活
鴨川出身の江戸時代の欄間彫刻師「波の伊八」。地元では伊八を観光資源として活用したいと商工会が研究のための「伊八バスツアー」を開催。以前、伊八の作品をイラスト化する仕事をした事もあって、興味はあったのだけれどなかなか見て回る事も出来なかったので、いい機会とばかり参加してきました。安房地区6カ所のお寺を回りましたが、作品の圧倒的な力量にかなり感動!!

どれも素晴らしかったが、かいつまんでup.


鴨川、金乗院の欄間。酒仙の図。酒仙たちが酒を酌み交わしている。生き生きとした柔らかい表情。


大山不動の麒麟。


同じく大山不動の倶利伽藍竜。護摩供養のときに登場する奴です。
大山不動では、伊八の作品以外にも興味深い文化財を見せてもらいましたが、それは次回。


丸山の石堂寺の多宝塔にはまっていた彫刻。全部で16枚ある。現在は、お寺の庫裡に保存されている。
伊八40代の作。まるで西洋彫刻みたい。


最後は三芳、山名の智蔵寺の欄間の龍。伊八57歳、円熟期の作品。欄間からはみだしてます。


近くでみると凄いというより恐ろしいです。



「あわのわ」出店&ライブ演奏

2008-10-11 | 地域生活
 
 来る10月13日(月・祝)は、地元イベント「あわのわ」が鴨川自然王国で開催されます。
我が家は、パン屋、art studioともに出店しますがなんと言っても今回のメインはライブ演奏に参加する事です。

6月より友人達と月一回ゆるい感じで練習しようと始めたアイリッシュ音楽セッション。始めてみるとなぜか本番が月一回みたいな状況になっていますが、今回はYaeちゃんと演奏できるという事で、メンバ一いち同練習に気合いが入っております。

グループ名も決まりました!
Muzik Rura(ムジーク・ルーラ)

エスペラント語で「田舎の音楽」という意味です。
地域イベントのざわざわした会場で、ブンチャカブンチャカやってるイメージかな....。日常生活の中で無理なく楽しめる音楽セッションを続けていきたい、という想いから出た名前です。

演奏メンバー
宮下昌也(フルート、ホイッスル)/今井茂淑(パーカッション、マンドリン)/吉田奈緒子(コンセルティーナ)/ 北嶋芳野(ヴァイオリン)/sawa(ギター)

お楽しみに~!!

ファーマーズマーケット

2008-10-05 | 
今日は、館山ロックシティで「あわあわファーマーズマーケット」が開催されます。
僕がカチナ人形にハマってる間、「天然酵母パン屋 かまどの火」の広子ちゃんは、ひたすらパンを焼いていました。

昨日一日中焼いていて、今朝も早起きしてピタ、クロワッサン。
そしてイベントの時しか作らないレアモノ、アンパンとカレーパンを焼いていました。


手前味噌ですが、すんげーうまそー!!
アンパン、カレーパンは、本人もご満悦の焼き上がりのようです。
今日のお客様は、ラッキーだと思いますよ。

カチナ人形

2008-10-05 | ワークショップ
昨日テトラスクロールで開催中のアン・サクライさんの個展「ドリーム・ロッジ展」に行ってきました。


ネイティブ・アメリカンの世界観と自身の感性から生まれたイラスト、言葉、立体作品で構成した独自のネイティブ・ポップな世界。

会場では、何人かのお客さんがカチナ人形を作るワークショップを受講していました。カチナ人形は、精霊達をかたどったプエブロインディアンの工芸品。その数は、400~500種類もあるそうです。前から興味はあったのだけれどなかなか近づけなかったので、いい機会とばかり、僕もワークショップに参加しました。

で、出来たmyカチナがこちら。


なんか出来上がって来るうちに、いとおしくなってきますね。
帰ってからいろいろ調べると、伝統的で形式はあるけど結構自由な世界。ん~、また面白いもの見つけちゃった!

宮下昌也と巡る悠久の旅