ちゃっちゃっちゃ～がしゅき～♪

ポンちゃんね～ しょふぁーなんかじゃ
じぇんじぇんくちゅろげないの～
ちゃっちゃっちゃ～しゅるときが
いちばん くちゅろぐの～

ちゃっちゃっちゃ～は3年半前から同居を始めたお婆ちゃん（私の母）がつけた名前です。
どうやらポンちゃん、自分より後にこの家に来たお婆ちゃんは、自分より格付が下のようでして

かる～くお婆ちゃんのことバカにしてます

でもそんなお婆ちゃんを唯一慕う瞬間。
それがちゃっちゃっちゃ～をしてもらう時なのです。

これはちゃっちゃっちゃ～の催促ポーズ。

私にもお姉ちゃんにもやってくれとは言いません。
お婆ちゃんにしか言わないのです。

ハワイアンチックなワンピースを着て、重度の外反母趾を患いながらもポンちゃんの期待に応えます。

こらこらばーさん
ねこ踏んづけてんじゃない！！

とお怒りのそこのあなた。
それは誤解です。

この恍惚の表情をごらんください。

触るか触らないかのギリギリの感じ。足で身体をトントンするのです。
しかも歌と共に。Along with the songですよー。

「ちゃっちゃっちゃ～のちゃっちゃっちゃポンちゃんおりこういいこちゃんちゃっちゃっちゃ～が大好きちゃん」とかなんとか 聞く度に違う歌詞ですけど。

ちなみに「ちゃっちゃっちゃ～のちゃっちゃっちゃ」のところは「ミ、ミ、ミ、ドレ、レ、レ」です
（いるか？この説明。……んじゃぁまぁ、折角なのでご一緒に♪）

にゃに？まま！

はっ、めっかっちゃいました。
邪魔しやがってーーーという声が聞こえてきそうな表情です。

え？あっち行けと？
は～い、ままはカメラを持ったままフェイドアウトしま～す。

まぁ、私を上回るねこ大っ嫌いだったお婆ちゃんですから、これでポンちゃんと仲良くなれてよかったんじゃないでしょうかねぇ。

でも椅子に座っていれば「しょこしゅわりたいからどいて」
キャットタワーの前通ろうとすると「ちょっとまちにゃしゃい」
お婆ちゃんにだけは容赦ない！ポンちゃん。
爪で洋服を引っ掻くなどは日常茶飯事です。

それでも、「謝ってたまるか大魔王」の異名を持つお婆ちゃんを、私が大説教していると必ず止めにやってきます。

いつもはホントに小さな声でしか鳴かないのに、私が黙るまで、私の声に負けないくらい大きな声で
「みゃ～みゃ～みゃ～みゃ～みゃ～」

人もねこも関係ない。
家族ですよね、これって

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