婿のアジちゃんは、いつも私のことを「ままぁ~」と呼んでくれます。でもサンバちゃんに話しかける時は
「ほらぁ~、サンバちゃ~ん、お爺ちゃんに、こんにちはして~」と、私のことを「お爺ちゃん」と呼ぶ。
「ぬぬ!誰がお爺ちゃんじゃい!」といちいち訂正する私。
そりゃね、元々男みたいなもんだし、口の悪い女友達にも、その見た目から「おばちゃん、いやお婆ちゃん、いやいやもうお爺ちゃんでも全然いいよねー」って言われてますよ、確かに。この髪型のせいか~?
でもこんなヘアスタイルしてたって、中身が野郎っぽくったって、可愛い孫のサンバちゃんに、お爺ちゃんだと思われたくはないわ
しかし何故、何度言ってもあたしはお爺ちゃんなんだ?
つい先日、その謎が解けました。
婿のアジちゃんのお国セネガルでは、学校教育はフランス語ですが、日常会話はウォロフ語。
ウォロフ語でお母さんのことはヤイボイ、お父さんのことはバイボイと言うそうです。
そして、お爺ちゃんとお婆ちゃんは、どっちもマンボイって言うんですってー。ひとくくりかい。そこ雑っ!
日本で年配者のことを、まず「お爺ちゃん」と覚えちゃった婿のアジちゃんは、そこに別の呼び方があるということをつい忘れちゃう。結果、私はお爺ちゃんとなる・・・
ま、理由を聞いて一応納得はできましたけど、でもやっぱり「お爺ちゃん」って言われるとちょっと悲しい自分がいて、あらやだ、あたしって、そんなデリカシーがまだ残ってたの~?と苦笑い。
けど「お爺ちゃんじゃないし!」って、アジちゃんに瞬殺で突っ込めるようになったのは、それだけ距離が縮まったってことかしらね~。それはそれで、嬉しいことよね~。
とも、思っておりますよ。笑
ポチ、ありがとうございました~
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