ねこなんて大っ嫌い

ってずっと思ってたのに。
死にそうな子ねことの出会いが生きる力を与えてくれました。
バツ2でも結構幸せにやってます!

腹腔鏡下肝生検 術後の悲劇?・・・喜劇?

2019-10-24 05:55:55 | 昔ばなし
こちら、エインズレイ エリザベスローズのピンク
私が今まで出会ったバラ柄カップの中で一番好きな絵です
本日の画像、全てお借りしました


今から30年くらい前、第一夫と離婚し、京都から千葉へと移住。
幼子二人を抱えて懸命に働いていた30代半ば頃の話です。


ここ最近、酷く体調が悪い・・・近くの開業医で診て貰ったら、
腸にガスがたまっているのかも・・・と言われました。


ゴールデンウィークの少し前で、どうやら医院の慰安旅行で
この休みは皆さんでグァムだかハワイだか、海外へ行くらしい。
えーー?そんなに浮かれちゃってて、大丈夫~?
と、思う程に、診察は気もそぞろで行われました。


ですが一応、念のためにと血液検査をして貰いました。
小さな医院ですから検査結果はゴールデンウィーク明け。


ところが日に日に具合は悪くなるばかり。


結局、その数日後、親友Cさんに無理やり職場近くの
クリニックへ連れて行かれ、
その場で医師に「黄疸が出てますよ!」と言われて
大学病院へ緊急搬送となりました。
まさにゴールデンウィーク突入の前日のことでした。


原因不明のウイルス性肝炎とのことで、
入院時のGOTが、正常値30に対して私の値は2,700。


「子供が小さいので、入院はちょっと・・・」と無知な私が渋ると
大学病院の教授先生が
「まぁこのまま帰っても僕は構わないですけど、あなたそうすると
割とすぐに死にますよ」と言われました。構わんのんかーい


治療といっても、肝臓病の場合、とにかく安静にしていることが
一番らしく、ベッド上で座ることも禁止され
ただただ横になって過ごすこと数十日。
もちろん、食事も寝たままとります。


その間大学病院ですから、あらゆる検査をしましたが、
やはり原因不明。こういう場合、肝生検をしたらどうかって
言われるんですよ。何かしらが分かるかもしれないから。


で、結局お腹の2カ所に小さな穴をあけて、肝細胞を
取り出すという、手術をしてもらうことに。


手術は無事に終わりましたが、結局それで原因がわかるという
こともなく、心情的には「切り損的手術」となりました。

ゴールデンウィーク前に、無理やり私を病院に連れて行ってくれた
親友Cさんは、毎日お見舞いに来てくれました。




手術の翌日、チョコレートケーキを持ってきてくれた時のこと。




私と自分の分のケーキを用意してくれ、食べ始めました。
しばらくすると
「やだもう~〇〇ちゃん!こんなところにチョコレートケーキ
こぼしちゃって~!子供か!」とか言いながら
私の胸元をいきなり指でつまんだ。


「ち、ちがう・・・そ、それは、それは・・・、チョコではなくて、
あたしのチ〇ビ・・・」

いや痛いの。痛いから、絶対に笑いたくないの。
でも笑いを堪えることなんか出来やしない。
縫ったばかりの傷口が、開くかと思いました。

小さな傷と言っても、
術後はちょっと動くだけでも傷口、相当痛むんですよ。




しかもその時のパジャマ、数日前に彼女が買ってきてくれた
シルクっぽい、白地にバラの花柄の、ちょっとシースルーな
とっても素敵なパジャマ。
エインズレイのエリザベスローズに極似のパジャマ。だからやないんかい!

パジャマもケーキも、彼女の心づくしのお見舞いでしたけど
「全部お前かいっ!」って突っ込んでも、
バチ当たんないですよね?

チ〇ビとチョコを間違えてつまんだ挙句、笑い転げる見舞客。
なにかしらのバチ当たれ!って思っちゃいますよね?


まぁそうは言っても、あのままゴールデンウィークを迎えていたら
私は死んでいたかもしれなかった訳で
彼女は私の命の恩人な訳です。


いきなり人のチ〇ビつまんで笑い転げても、
そのせいで傷口がパックリ開いたとしても、
命の恩人であることに変わりはない。


言いたくないけど、
あの時はありがとう、親友Cさん。


そして、入院期間中、朝晩立ちこぎで自転車かっ飛ばして
毎日家まで通って子供たちの面倒をみてくれた
もこちんも、ついでみたいでごめん、ありがとう


なんやかんや言うて
結局、下ネタかよー
2つのボタンをぽちっとして頂けると、と~っても嬉しゅうございます



  
ポチ、ありがとうございました~

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