出勤の憂鬱

夏はお花の日持ちが悪く、自宅用には殆んど買っていません。だから最近は、もっぱら墓前の花ばかり。でも買っていなくても、こうしてキレイな花を眺められるのはとても有難い。

さてタイトルの出勤の憂鬱。仕事が楽しくて仕方ないと、つい先日まで言っていたのに、ここにきて出勤するのが憂鬱になる日があるのです。

そもそも私が入社した当時は、お墓の値上がり前の駆け込み需要で、毎日信じられないくらいの購入がありました。それは目が回るほどの忙しさでした。

ところが最近は、予想通り余り売れていない。そうすると私が所属する部署は途端に暇になる。

それでも年末に納品される新しい自社プログラムについて、業者さんから提示された分厚い文書を何度も読み返したりしているのですが、目の前にいる寺務課の人たちの忙しさを目の当たりにすると、何だかとても心苦しくなります。

若い先輩(30歳)のKさんと一緒の日、「お手伝いできることがあったら、何でも言ってください」というと、寺務課の仕事を何くれとなく回してくれます。Kさんは例え課が違っても、み～んなに仕事を覚えて欲しいと思っている方。

ところがベテランOさんと一緒の日は、同じセリフを言っても間髪入れず「ないっ！」の一言で私は撃沈。え？え？課が違うから？教えるのは面倒臭いとかなの？

この4ヵ月で、色んなデータを作り替えたりして来ましたが、それにも限界があります。もう作り尽くしちゃった感が･･･ね。

いや違うかな。寺務課のデータは殆んどいじることが出来ない。それはOさんがこのままの方が良いという意見だから。確かにかなり完成度の高い、良いデータを使っていると思います。使い慣れた良いデータを、無理に変えるのも意味がない気がするし。

これまで長年仕事をしてきて「あぁ暇だ･･･」なんて思ったことは殆んどありません。次から次へとやりたいことが山積みでした。

だから暇に慣れていない。

暇は地獄ですね。

まして目の前に忙しそうな人たちがいると、身の置き場がない気がしてしまう。

私はこのままここで働いていて良いのだろうか。と、Oさんと同じ出勤日には、そう思ってしまうのです。

そしてそんな時に限って、Oさんと同じ出勤の日が続く･･･

9月の出勤は13日間ですが、その内11日間がOさんと一緒。これ、殆んど毎日やないかー！

仕事自体はとても楽しいし、暇な時間がなければ文句なし！の職場なのですが･･･。

今日もOさんと一緒です。せめて吐き捨てるように「ないっ！」っていうの、やめてくれないかなぁ。

昨日Kさんにチラッと話したら「えーーー？仕事するふりして、ボーっとしてればいいんですよぉ！私ならラッキー！って思いますよ」って言われちゃいました。

う～ん、それは私にとっては苦痛かも～。
これって贅沢な悩みなのかなぁ
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