「鮭缶チャンチャン焼き風」 魚介系缶詰
夏バテでゴロゴロしていますと娘が話しかけてきました。
「オイ、トーチャン、いつも暇そうだな、暇ならアタイの話をお聴きよ」
「コラ!親に向ってオイとはなんでェ!オトーサマ、ちょいとお時間を頂いて宜しいでしょうか?くらい言ってみろってんだ」
「へへへ・・そんな細かいこと気にするな、そんな細かいこと気にするからいつまでも出世しないんだぞ」
「わが子ながら嫌な娘だねェ・・・で、なんだい用事は」
「ヘッヘッヘ・・その方」
「今度はいきなりソノホウときやがったネ?」
「良いから黙って聴きなさい。そのほう、アタイが鮭が好きなことは存じておろうな?」
「・・・へ、へい・・よっく存じておりやすが・・・それが何か?」
「ウム・・実はアタイはその方の作ったサバ缶のホイル焼きがいたく気に入ってナ、今度は是非アタイの好きな鮭でホイル焼きを作ってみてはくれぬか頼みに来たのであるが・・・如何かな?」
私の娘は近頃流行りの歴女(レキジョ)ってヤツで御座いまして、つい先だっても日野にある新撰組記念館ってェところで、土方歳三が寝っ転がっていたと言われる辺りで嬉しそうにゴロゴロしてきたばかりでございます。
ですから話し方が少々オカシクなっちまったんですかね~・・それはともかく・・
「何・・鮭のホイル焼き~?嫌なこったい、めんどくせェ」
「こらこら、その方も人の親であろう?いい齢をして人の話をちゃんと聴けないのは善くないことだぞ、ましてやその方の可愛い娘御の話ではないか。話を最期まで聞いてやりなさい」
「なんだい続きがあるのかい?」
「ウム・・話の続きと言うのはこれだ・・・・越乃寒梅・・この鮭缶でホイル焼きを作るなら、礼としてこの酒をその方につかわすが・・どうか?」
「へ?そいつを・・越乃寒梅様をアッシにくださるってんですかい?」
「不満か?」
「不満なんて滅相もございやせん!作りやす、作りやす!鮭でもなんでもちゃんと焼いて御覧にいれやす。」
そんな訳で娘の友人の母上から頂いた越乃寒梅に目がくらんだ父ちゃんは鮭のホイル焼きをちゃんと焼いてやろうとおもった瞬間・・あ、ちゃんとちゃんとで・味の素・・・じゃなくてチャンチャン焼きを連想したのであります。
チャンチャン焼きとは北海道のアウトドア名物料理で、バーベキュー用の鉄板に鮭の半身をドカッと載せて、キャベツ、男爵芋、人参、玉葱等の北海道の野菜をドッサリと載せてバターと味噌ダレで焼いた料理でであります。
ホイル焼きで豪快さ出す事は無理でしょうが結構美味そうなものは出来ると思います。
又、ホイル焼きの場合、生鮭を使うよりも小骨問題とか生臭さ問題が解消される利点も御座います
そんな訳で酒欲に目が眩んだトーチャンは情けなくも仕事に取り掛かったのであります。
鮭缶はやっぱコレでしょ
あけぼののシャケ缶
さて先ずは味噌作り・・・・と言ってもそれほど難しくはなく、むしろカンタンでございます。
味噌を酒でゆるく溶き、砂糖と味醂を少しいれます。気分で醤油やブラックペッパーを少々・・・これを練り練りします・・・・はい出来上がり。
用意した野菜はコレ。
じゃが芋は予めレンジでチンをしておきましょう。ホイル焼きで火を通すのは無理と思って間違いないです。
で、この野菜たちですが、この組み合わせが凄く美味しいんですね。
キャベツ・人参・玉葱・・これ全部甘みの出る野菜ですね。ですから味噌に入れる砂糖と味醂は少しで良いのであります。あ、人参は薄く切らないと火が通りづらいですよ
さてさて野菜の中でもじゃが芋が非常に美味しいです。タップリと旨みを吸ったじゃが芋は非常に美味しいですね。今回はじゃが芋の香りも愉しめる為に皮付きで投入しました。このじゃが芋の香りが遥か北の大地を想はせます・・・・北海道の酒とサッポロビールを用意するべきだったカナ?
テキトーに野菜を敷きます
この缶は久しぶりの缶きり使用タイプでした・・・・なにか復刻版なのかな?
鮭を載せて・・バターを忘れたら絶対にダメです。・・・で、味噌を掛けてホイルで包みましょう。
先ずはクシャオジサンみたいにしたホイルを一枚フライパンに敷きます
味噌ダレを掛けてバターを確認したら包んで焼きましょう
最初は空焼きして、暫くしたら水を入れて蒸し焼きにします。フライパンにぴったり合った蓋は必需品ですし、これがあると料理の幅が広がります。是非揃えましょう!
「できた!出来やした!」
「そうか、できたか!では早速ここへ持て」
「へい、只今!・・ヘッヘッヘ・・・これで今夜もウチノミでェ!」
「ウム・・アタイの思ったとおり生臭くないな。」
「そいつぁ又、どういうこってすかい?」
「フム・・・生鮭で作る場合バーベキューみたいな大きな鉄板と強い火力でつくれば良いが、小さく家庭用のフライパンで作る場合は一度湯通し等をして臭みを抜かないと匂いが残ってしまうのだ。いわんや他の野菜と一緒に蒸煮にするとしたら尚更である。その点缶詰ならその心配も無く手間も省ける。これを一石二鳥と申すのだ。おう、キャベツが予想外に美味いのォ・・・キャベツとじゃが芋を外すことはまかりならんぞ・・・兎に角、魚臭さがないので味噌とバターの香りが素晴らしく食欲酒欲をそそる一品であるな」
「へ~勉強になりました・・・勉強したんで褒美のお神酒をください・・ヘッヘッヘ・・」
「よし受け取れ」
「ヘヘーっ・・・こいつぁありがてェ!お酒だお酒だァ!」
そんな訳でビールにも日本酒にも合う肴。
長女は御飯のおかずにして喜んでました。
これ、じゃが芋がすごく美味しいですね。
鮭缶を使えば1人分を作るのも簡単ですのでタンフニオトーサン(単身赴任系のお父さんのこと)でも気軽に作れます。
秋の夜長をコイツで一杯・・・・・如何です?
「オイ、トーチャン、いつも暇そうだな、暇ならアタイの話をお聴きよ」
「コラ!親に向ってオイとはなんでェ!オトーサマ、ちょいとお時間を頂いて宜しいでしょうか?くらい言ってみろってんだ」
「へへへ・・そんな細かいこと気にするな、そんな細かいこと気にするからいつまでも出世しないんだぞ」
「わが子ながら嫌な娘だねェ・・・で、なんだい用事は」
「ヘッヘッヘ・・その方」
「今度はいきなりソノホウときやがったネ?」
「良いから黙って聴きなさい。そのほう、アタイが鮭が好きなことは存じておろうな?」
「・・・へ、へい・・よっく存じておりやすが・・・それが何か?」
「ウム・・実はアタイはその方の作ったサバ缶のホイル焼きがいたく気に入ってナ、今度は是非アタイの好きな鮭でホイル焼きを作ってみてはくれぬか頼みに来たのであるが・・・如何かな?」
私の娘は近頃流行りの歴女(レキジョ)ってヤツで御座いまして、つい先だっても日野にある新撰組記念館ってェところで、土方歳三が寝っ転がっていたと言われる辺りで嬉しそうにゴロゴロしてきたばかりでございます。
ですから話し方が少々オカシクなっちまったんですかね~・・それはともかく・・
「何・・鮭のホイル焼き~?嫌なこったい、めんどくせェ」
「こらこら、その方も人の親であろう?いい齢をして人の話をちゃんと聴けないのは善くないことだぞ、ましてやその方の可愛い娘御の話ではないか。話を最期まで聞いてやりなさい」
「なんだい続きがあるのかい?」
「ウム・・話の続きと言うのはこれだ・・・・越乃寒梅・・この鮭缶でホイル焼きを作るなら、礼としてこの酒をその方につかわすが・・どうか?」
「へ?そいつを・・越乃寒梅様をアッシにくださるってんですかい?」
「不満か?」
「不満なんて滅相もございやせん!作りやす、作りやす!鮭でもなんでもちゃんと焼いて御覧にいれやす。」
そんな訳で娘の友人の母上から頂いた越乃寒梅に目がくらんだ父ちゃんは鮭のホイル焼きをちゃんと焼いてやろうとおもった瞬間・・あ、ちゃんとちゃんとで・味の素・・・じゃなくてチャンチャン焼きを連想したのであります。
チャンチャン焼きとは北海道のアウトドア名物料理で、バーベキュー用の鉄板に鮭の半身をドカッと載せて、キャベツ、男爵芋、人参、玉葱等の北海道の野菜をドッサリと載せてバターと味噌ダレで焼いた料理でであります。
ホイル焼きで豪快さ出す事は無理でしょうが結構美味そうなものは出来ると思います。
又、ホイル焼きの場合、生鮭を使うよりも小骨問題とか生臭さ問題が解消される利点も御座います
そんな訳で酒欲に目が眩んだトーチャンは情けなくも仕事に取り掛かったのであります。
鮭缶はやっぱコレでしょ
あけぼののシャケ缶
さて先ずは味噌作り・・・・と言ってもそれほど難しくはなく、むしろカンタンでございます。
味噌を酒でゆるく溶き、砂糖と味醂を少しいれます。気分で醤油やブラックペッパーを少々・・・これを練り練りします・・・・はい出来上がり。
用意した野菜はコレ。
じゃが芋は予めレンジでチンをしておきましょう。ホイル焼きで火を通すのは無理と思って間違いないです。
で、この野菜たちですが、この組み合わせが凄く美味しいんですね。
キャベツ・人参・玉葱・・これ全部甘みの出る野菜ですね。ですから味噌に入れる砂糖と味醂は少しで良いのであります。あ、人参は薄く切らないと火が通りづらいですよ
さてさて野菜の中でもじゃが芋が非常に美味しいです。タップリと旨みを吸ったじゃが芋は非常に美味しいですね。今回はじゃが芋の香りも愉しめる為に皮付きで投入しました。このじゃが芋の香りが遥か北の大地を想はせます・・・・北海道の酒とサッポロビールを用意するべきだったカナ?
テキトーに野菜を敷きます
この缶は久しぶりの缶きり使用タイプでした・・・・なにか復刻版なのかな?
鮭を載せて・・バターを忘れたら絶対にダメです。・・・で、味噌を掛けてホイルで包みましょう。
先ずはクシャオジサンみたいにしたホイルを一枚フライパンに敷きます
味噌ダレを掛けてバターを確認したら包んで焼きましょう
最初は空焼きして、暫くしたら水を入れて蒸し焼きにします。フライパンにぴったり合った蓋は必需品ですし、これがあると料理の幅が広がります。是非揃えましょう!
「できた!出来やした!」
「そうか、できたか!では早速ここへ持て」
「へい、只今!・・ヘッヘッヘ・・・これで今夜もウチノミでェ!」
「ウム・・アタイの思ったとおり生臭くないな。」
「そいつぁ又、どういうこってすかい?」
「フム・・・生鮭で作る場合バーベキューみたいな大きな鉄板と強い火力でつくれば良いが、小さく家庭用のフライパンで作る場合は一度湯通し等をして臭みを抜かないと匂いが残ってしまうのだ。いわんや他の野菜と一緒に蒸煮にするとしたら尚更である。その点缶詰ならその心配も無く手間も省ける。これを一石二鳥と申すのだ。おう、キャベツが予想外に美味いのォ・・・キャベツとじゃが芋を外すことはまかりならんぞ・・・兎に角、魚臭さがないので味噌とバターの香りが素晴らしく食欲酒欲をそそる一品であるな」
「へ~勉強になりました・・・勉強したんで褒美のお神酒をください・・ヘッヘッヘ・・」
「よし受け取れ」
「ヘヘーっ・・・こいつぁありがてェ!お酒だお酒だァ!」
そんな訳でビールにも日本酒にも合う肴。
長女は御飯のおかずにして喜んでました。
これ、じゃが芋がすごく美味しいですね。
鮭缶を使えば1人分を作るのも簡単ですのでタンフニオトーサン(単身赴任系のお父さんのこと)でも気軽に作れます。
秋の夜長をコイツで一杯・・・・・如何です?
「サバ缶のホイル焼き」 魚介系缶詰
缶詰博士から聴いていた「サバのゆ」のと言う所が近頃人気らしいですな。
東京世田谷区経堂の辺りらしいのですが、あの辺りはサバ缶で町興しと言いましょうか、町を揚げてサバ缶で遊んでいると言うか、密かに町中でサバ缶を信仰しているらしいとの噂もあるようです。
また、経堂では「サバ缶類憐れみの令」と言うのが布告され、もし経堂でサバ缶は嫌いとか、不味いとか、気持ち悪いなどと言おうものなら、すぐさま拘禁され、経堂商店街引き回しの上、サバ缶を好きになるまで無理やり食べさせられると言う恐ろしい刑が待ち受けていると言う・・・・「トーキョウ鯖威張るエリア」とも呼ばれているといいます(ココントコはウソダカンネ、信じたらイケンヨ!)
ワタクシ、千歳船橋に少々縁があったもんで、土地勘も無いわけではないし・・そのうち行きたいな~・・・なんて思っているんですが、多分変っちゃったんだろうね~・・なんたって30年くらい昔の話ですから・・あの頃「ポエム」って黄色い看板の喫茶店に良く行きました。
そんなことを考えながらスーパーの缶詰コーナーを覗きますと
こんな缶詰を発見!・・・・ってほどのことも無いですが、この辺じゃ珍しい東洋水産の缶詰であります。
東洋水産は赤い狐で有名ですが、元々は水産加工品の会社なのであります。
・・・でもマルチャンと言えば麺類だよね~、ヨカッタネチャンポンメン・・古過ぎ!
さば水煮の字体のデザインが昭和30~40年代っぽくて、なぜか「ハッスルコーラ」を思い浮かべてしまいました
で、思わず手に取り観てみますと
水揚げされた鯖を凍結せずに缶詰にしました
とウレシイことが書いてあったので買っちゃおうカナ?
値段は165円。マルハの月花サバ缶は188円。
この20円の差で買ってしまおう!しかし、月花の方が大きい缶なんですよね・・・と、大の男が缶詰を両手に持って悩む姿は・・・
さてさて・・スーパーで缶詰を買うのは楽しいですな。
食材を眺めているとなにか缶詰料理が思いつきそうだし、缶詰に合わせて酒も択べるし・・・イイコトばかりでありますな。
そんな訳で未だ見ぬ「サバのゆ」に思いを馳せながらサバ缶で一杯やろうなんぞと思いつき、毎日の暑さもなんのその、今はもう秋誰もいない海と思い込みつつ秋っぽい料理を考えました。
で・・・茸類カナ?ヤッパシ。
サバ缶と長ネギと茸のホイル焼きに決定!
これこれ!このサバ缶も綺麗な脂がキラキラと水面を彩っています。
香りは高級ツナ缶のような・・・ちょっとチキンに似ているようなと言うか・・とても美味しそうな香りであります。
モチロン原材料は塩とサバだけ。
本当に日本の缶詰は素晴らしいな~
さてホイル焼きです。
いつもはベーコンと玉葱とバターを必ず入れるのですが、本日は日本酒に合うように長ネギとバターで行きます。
同じ長さに切った長ネギを並べ、この上にサバを載せます。
こうしますとフライパンで蒸し焼きにする場合にサバが焦げません。
また、ネギはナカナカ焦げませんし、もし焦げても美味しいかtらOK!
それにバターで煮た長ネギは凄く美味しいので、バターとか他の旨みが落ちてきてネギが煮られて凄く美味しくなります・・・・ホントだぞ!
先ずはサバとバターと椎茸
それにエノキとシメジと舞茸。
ここで投入する酒を日本酒かワインで迷ったのですが、今日は和魂で行こうと決断!日本酒に決定!
さて少し多目の日本酒と塩と胡椒を入れます・・・・ン?コショー?和魂ではないのか?とお思いの方、日本には胡椒のほうが早く入ってきたのです。トンガラシはコショウの後なんです。
ですからコショーで和魂は間違っていないのです・・・・(クルシイカナ?)
それはさて置き・・・焼くときは・・・
オーブンで焼けば良いのですが、そんなモンあるかい!とお怒りのオトーサンもいらっしゃるでしょうからフライパンで焼きます。
写真のようにアルミホイルを一枚クシャクシャにいてから広げてフライパンに敷き、その上にホイル焼きを置いて蓋をして焼きます。
こうすればホイルの底が溶けて穴が開いたりしません。
蓋はフライパンにピッタリ合った大きさの蓋がイイですね。
で、弱火でから焼きするのですが、これはこれはナカナカ火が通りませんので、一杯やりながら待っていると、そのうち忘れて火事を出しちゃうかもしれません。
ですからタンフニ系の人は暫く焼いたら水をコップ1/4くらいいれて蒸し焼き状態にしましょう。こうすれば早く焼けますし、美味しさに遜色はありません。
ホイ出来た!
ホイルは慎重に開けましょう。もし切れちゃうとそこから折角のスープが流れちゃいます。
さて愈々ホイルをあけますと、茸とサバとバターとコショウと長ネギの香りがフワ~っと昇ってきます。
ここで初めて醤油を挿します。最初から入れると料理が醤油っぽい香り一辺倒になっちゃいますのでこの時点で入れましょう。アツアツに生醤油をさすと生醤油の良い香りがのぼり「ハァ~一杯やりてェ~」と言う気分になります。
あ~香りだけで壱合は呑めるナ~
バターとサバの旨みと酒と茸の水分が下にたまり、そのスープで煮えた長ネギ・・・は~・・僕ァシアワセだな~・・・と思わず人差し指で花の横を擦りたくなります。
秋の夜長、サバをつつきながら冷や酒で、「雨の慕情」を聴きながら「雨、雨、降れ降れもォっと降れ」なんぞと一緒に口ずさみ・・・そのうち本気で思うのは、ホントにひと雨降ってくれよォ・・・今年の秋は暑すぎらァ~
それにつけても・・・アタシャ、サバのゆに行きたいネェ~・・・・
東京世田谷区経堂の辺りらしいのですが、あの辺りはサバ缶で町興しと言いましょうか、町を揚げてサバ缶で遊んでいると言うか、密かに町中でサバ缶を信仰しているらしいとの噂もあるようです。
また、経堂では「サバ缶類憐れみの令」と言うのが布告され、もし経堂でサバ缶は嫌いとか、不味いとか、気持ち悪いなどと言おうものなら、すぐさま拘禁され、経堂商店街引き回しの上、サバ缶を好きになるまで無理やり食べさせられると言う恐ろしい刑が待ち受けていると言う・・・・「トーキョウ鯖威張るエリア」とも呼ばれているといいます(ココントコはウソダカンネ、信じたらイケンヨ!)
ワタクシ、千歳船橋に少々縁があったもんで、土地勘も無いわけではないし・・そのうち行きたいな~・・・なんて思っているんですが、多分変っちゃったんだろうね~・・なんたって30年くらい昔の話ですから・・あの頃「ポエム」って黄色い看板の喫茶店に良く行きました。
そんなことを考えながらスーパーの缶詰コーナーを覗きますと
こんな缶詰を発見!・・・・ってほどのことも無いですが、この辺じゃ珍しい東洋水産の缶詰であります。
東洋水産は赤い狐で有名ですが、元々は水産加工品の会社なのであります。
・・・でもマルチャンと言えば麺類だよね~、ヨカッタネチャンポンメン・・古過ぎ!
さば水煮の字体のデザインが昭和30~40年代っぽくて、なぜか「ハッスルコーラ」を思い浮かべてしまいました
で、思わず手に取り観てみますと
水揚げされた鯖を凍結せずに缶詰にしました
とウレシイことが書いてあったので買っちゃおうカナ?
値段は165円。マルハの月花サバ缶は188円。
この20円の差で買ってしまおう!しかし、月花の方が大きい缶なんですよね・・・と、大の男が缶詰を両手に持って悩む姿は・・・
さてさて・・スーパーで缶詰を買うのは楽しいですな。
食材を眺めているとなにか缶詰料理が思いつきそうだし、缶詰に合わせて酒も択べるし・・・イイコトばかりでありますな。
そんな訳で未だ見ぬ「サバのゆ」に思いを馳せながらサバ缶で一杯やろうなんぞと思いつき、毎日の暑さもなんのその、今はもう秋誰もいない海と思い込みつつ秋っぽい料理を考えました。
で・・・茸類カナ?ヤッパシ。
サバ缶と長ネギと茸のホイル焼きに決定!
これこれ!このサバ缶も綺麗な脂がキラキラと水面を彩っています。
香りは高級ツナ缶のような・・・ちょっとチキンに似ているようなと言うか・・とても美味しそうな香りであります。
モチロン原材料は塩とサバだけ。
本当に日本の缶詰は素晴らしいな~
さてホイル焼きです。
いつもはベーコンと玉葱とバターを必ず入れるのですが、本日は日本酒に合うように長ネギとバターで行きます。
同じ長さに切った長ネギを並べ、この上にサバを載せます。
こうしますとフライパンで蒸し焼きにする場合にサバが焦げません。
また、ネギはナカナカ焦げませんし、もし焦げても美味しいかtらOK!
それにバターで煮た長ネギは凄く美味しいので、バターとか他の旨みが落ちてきてネギが煮られて凄く美味しくなります・・・・ホントだぞ!
先ずはサバとバターと椎茸
それにエノキとシメジと舞茸。
ここで投入する酒を日本酒かワインで迷ったのですが、今日は和魂で行こうと決断!日本酒に決定!
さて少し多目の日本酒と塩と胡椒を入れます・・・・ン?コショー?和魂ではないのか?とお思いの方、日本には胡椒のほうが早く入ってきたのです。トンガラシはコショウの後なんです。
ですからコショーで和魂は間違っていないのです・・・・(クルシイカナ?)
それはさて置き・・・焼くときは・・・
オーブンで焼けば良いのですが、そんなモンあるかい!とお怒りのオトーサンもいらっしゃるでしょうからフライパンで焼きます。
写真のようにアルミホイルを一枚クシャクシャにいてから広げてフライパンに敷き、その上にホイル焼きを置いて蓋をして焼きます。
こうすればホイルの底が溶けて穴が開いたりしません。
蓋はフライパンにピッタリ合った大きさの蓋がイイですね。
で、弱火でから焼きするのですが、これはこれはナカナカ火が通りませんので、一杯やりながら待っていると、そのうち忘れて火事を出しちゃうかもしれません。
ですからタンフニ系の人は暫く焼いたら水をコップ1/4くらいいれて蒸し焼き状態にしましょう。こうすれば早く焼けますし、美味しさに遜色はありません。
ホイ出来た!
ホイルは慎重に開けましょう。もし切れちゃうとそこから折角のスープが流れちゃいます。
さて愈々ホイルをあけますと、茸とサバとバターとコショウと長ネギの香りがフワ~っと昇ってきます。
ここで初めて醤油を挿します。最初から入れると料理が醤油っぽい香り一辺倒になっちゃいますのでこの時点で入れましょう。アツアツに生醤油をさすと生醤油の良い香りがのぼり「ハァ~一杯やりてェ~」と言う気分になります。
あ~香りだけで壱合は呑めるナ~
バターとサバの旨みと酒と茸の水分が下にたまり、そのスープで煮えた長ネギ・・・は~・・僕ァシアワセだな~・・・と思わず人差し指で花の横を擦りたくなります。
秋の夜長、サバをつつきながら冷や酒で、「雨の慕情」を聴きながら「雨、雨、降れ降れもォっと降れ」なんぞと一緒に口ずさみ・・・そのうち本気で思うのは、ホントにひと雨降ってくれよォ・・・今年の秋は暑すぎらァ~
それにつけても・・・アタシャ、サバのゆに行きたいネェ~・・・・
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