未熟者のつぶやき

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為替は難しい

2012-07-22 02:15:28 | 社会・経済

勉強のためと思い、何年か前からレバレッジ2倍から3倍でFXをやっているのだけれども、かなり難しい。

株式の場合はある程度、会計をベースにずーっと勉強してきたこともあり、投資という長期的な観点で捉えると勉強した人であれば利益は出しやすいのではないかと思う。

FXの場合は素人の私には全く予測がつかない。

とはいっても、本を読んだり取引をしたりした結果、少なくとも日本の円については国力に比例して円の強さが決まっているわけではないということが分かってきた。
その良い例が震災のときの円高進行。

あのときは理由が良く分からなかったけれども、「弱い日本の強い円」という本を読んだら何となく理由が分かったような気がする
為替を長期で見た場合、重要なのは、

  • 購買力平価
  • 金利
  • 貿易赤字 等々

他にも書かれていたことは幾つかあるけれども、こういった観点で為替相場を予測するとなると素人では最新の情報の入手が難しいような気がする。

「行動ファイナンス」という学問では、相場参加者がどのように行動するのかを心理学的に予測するのだけれども、相場参加者がどのような情報を基に行動を起しているのかが分からなければ予測は不可能
逆に予測ができれば儲かるだろうけれども、私には無理

印象に残った部分をまとめると量的緩和ではどの国も通貨安には誘導できず、日本に限ってみれば、世界景気が上向けば、円は自然と安くなるし、現在のように世界的に不況だと円が最強通貨になる。長期的なスパンで見ると、次の円安のトレンドでは、円はドルに対して115円くらいまで安くなるという部分。

円安は10年先なのかな
でも疑問もあって、量的緩和を実施すればその国の貨幣価値が下がり、購買力平価で考えた場合、発行量の多い国の通貨は弱くなる気がする。

結局、買う人がいれば通貨でも株でも高くなるし、売る人がいれば安くなるということを考えると、実は理論的に結び付けて考えてはいけないのかもしれない。

自分で相場に参加して分かったのは、テクニカル分析はあまり役に立たない。相場参加者がそれを利用して行動してくれれば役立つけれども、プロはあまりテクニカル分析は利用しない(過去の情報なので利用しても後追いになってしまうそうなのだ)などという話を聞くと…

FXは私にとっては博打にちかいかもしれない。


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