仙台の政宗廟
二月は、いつもであれば、寒い大雪の頃であるが、今日も晴天の暖かい日になった。
散歩では、梅の花や桜の木の蕾が膨らんできたのを見かける。これも想定外か。最近の新型肺炎のニュースが続いているが、昨年の今頃に、誰がこのような騒ぎを想定していただろうか。想定外は、東北の大震災などの、地震、雷、火事などと思っていたが、確かに、今回のウィルスの蔓延も、考えてみれば、起こってもありうる事件であったと思う。インフルエンザや通常の肺炎でも、この新型肺炎以上に感染が発生し、死亡率も高いのに、どうしてこうも騒ぐのか。考えてみると、この違いは、先に述べた病気では、かかっても、蔓延しないような、ワクチンや薬か既にできていることである。しかし、新型肺炎では、この蔓延を抑えるワクチンや薬が開発されていなく、感染力がつよく、感染者を当面隔離し、蔓延しないようにする以外にないことである。このように、想定外の事は、今後沢山でてくるように、歳を重ねた者には感じられる。スマートホンが預貯金の出し入れやコンビニの決済、市町村業務の手続き、顔認証による本人確認などとあらゆるものに活用する時代になってきつつある。つい最近、中国に行ったとき、自動販売機でお茶を買おうと思って操作しようとしたかスマートホンがないので買えなかったことがあった。この程度はよいが、今後、もし、停電や電波障害やコンピューター障害や機器の障害などが発生した場合、どのようになるか想定できない。益々、デジタル技術が発展し、AIなどの導入で、ソフトなどの技術が発展すると、その膨大なシステムで突然発生する障害を直すことができる
技術者を短時間で見つけることができるのであろうか。私どもの育ったアナログ
時代の技術では、ラジオ、テレビ、電話などは電気店が町にはあり、修理して直す
ことが出来た。しかし、今では、機器を取り換える以外にはない。IT技術者が
定年退職し、今までコントロールしていたライフワークの重要なシステムでの障害が発生することが想定できるが、このような事故が頻繁に発生しないことを祈るばかりである。これも、歳とった化石老人の考え過ぎかな。