今週も、暖かい晴天の日がつづくようだ。朝からの散歩で帰って来たばかりで
あるが歳をとってくるとつまらないことに気が付いてくるものか。今年は温暖な
冬であるが昔の今頃は、奥多摩で仕事をしての帰りに大雪にあい、帰りに自動車
が滑って、ボンネットに傷をつけたことを思い出す。しかし、昔の人は、このような
寒さをどのようにして、回避してきたのであろうか。哺乳類の多くの生き物は、寒さ
を防御できるように毛や暑い皮膚で覆って対策ができているが、人はそのような
防御はない。人類の祖先としてのホモサピエンスは、この生きていた時代には、
狩りで射止めた動物の毛皮を着て暮らしていたとおもうが、この動物が採れない
ことになった時にはどうしたのであろうか。人が動物と違って、毛皮をなくし、二本
足歩行をするようになり、走りやすくなり汗をかくことに対して、毛皮で身体を覆
っていることは不適切であり、自然に皮膚が薄くなっていったといわれている。
エジブト時代の頃には、綿花を利用して、糸が造られ着物ができていることが判
っている。しかし、織物に対する歴史が、いつ頃から出てきたのか資料がないので
判らないらしいが、日本では、弥生式時代には織物らしきものができていたらしい。当然、糸を編む場合には、針が必要となるが、最初は骨に穴をあけて造ったものを利用していたらしい。しかし、人間が現在のような暮らしを送るようになったのには、相当な時間を経ているのであるが、人間の知恵には驚くばかりである。もし、昔に
生まれてきたらどうであったかと思うと、我々は感謝すべきであろう。
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