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怒濤の全国割活用6~「佐久ホテル」

2022年12月17日 | Weblog
 「じゃらん」を検索していて、歴史ありげな街中の一軒温泉宿である「佐久ホテル」に泊まってみたいと予約した。食事を付けなければ信州割で格安で温泉に入れるが、「鯉料理」に惹かれ2食付きの鯉料理コースにした。割引があっても10000円近くしたので、決して安くはなかったが、鯉を味わわなければこの宿に泊まる価値は半減してしまうと思った。
12月16日(金)
 仕事帰りに佐久に出向こうと思っていたが、その他やることがあり、午後休暇をとり、結果、余裕を持って向かうことができた。15:00自宅発。久しぶりに下仁田から内山峠越で佐久に入った。佐久ホテル16:45着。
 案内された部屋は、シングルベッド+長ソファの洋室。一人利用だから広さは十分。しかし、カーペットなど経年劣化が進み、そんな意味では少し割高だったかなと思った。荷物を置いてすぐ外出し、隣接する「ショコラ・デュ・ボヌール」で、全国割のクーポン3000円すべてを使って「ガトーショコラ」を購入し、家族への土産にした。こういうクーポンでもないと、3000円もする菓子を自分で購入することもないだろう。有名な店らしく、そういえば太川陽介らがバス旅でバス待ちする間に立ち寄って食べていたのを思い出した。さらに隣の戸塚酒造で「寒竹」特別純米酒を購入し、自分の土産にした。岩村田の商店街はレトロで、おもちゃ屋があり、掘り出し物がありそうだったが、すでに店が暗くなり、寄れなかった。
 宿に帰ってすぐに温泉に入った。風呂場がやや狭く入浴時間も制限され、混み合うときついと思ったからだ。成分が濃いという触れ込みだったが、思ったよりあっさりしていた。
 夕食会場は、高級料亭を思わせる食事処で、一人なのに一部屋をいただき、豪華な鯉コース料理をゆっくり堪能できた。値段相応の宿だと思い直した。にこやかな接客も心地よく、むしろ贅沢をした気分になった。
 鯉のあらい、鯉こく、鯉のうま煮など、鯉づくしだった。昔から滋養強壮に鯉がきくと言い、ちょっと味が強く独特だが、新鮮な分、臭みがなくすべてがおいしかった。仲居さんが「きれいに食べてくれましたね」と言ってくれるほど、しっかり食べ尽くして満腹になった。
 部屋に戻って、買っておいた缶ビールなど飲む腹の余裕がなく、部屋が寒いし、長野のテレビはチャンネルが群馬より少なく面白くないので、ふとんにくるまってタブレットを眺めていたら、いつの間にか寝ていた。
 翌朝、ごく普通の朝食をいただき、チェックアウトの際は、銀杏葉の防虫剤、天茶(あまちゃ)、「松瀬川」という日本酒(リキュール?)、ハーブワインなど、このホテルで無ければ手に入らない、昔ながらの物品が興味深く、全部土産に購入した。

ガトーショコラ-------口当たり滑らかで、値段相応の上品な味。全国発送の対応品が店内に積み上げられていた。
天茶---------ひとつまみで十分な甘さが出る。水筒に入れて持ち歩きたい。
松瀬川----------館内用混合酒とある。甘口の日本酒風味のリキュールか?口当たりよし。

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