AKB48の旅

AKB48の旅

AKBINGO ザ・AKBプロファイリングのHKT

2012年11月17日 | AKB
ちょっと驚いたんで、その思いを素直に書いとく。

こんなこと書くのは初めてかもしれないけど、HKTメンバーがすごい。HaKaTa百貨店がめちゃくちゃ面白いというのを置いといても、そして編集が入ってるってのを差し引いても、HKTメンバーの輝き方がはんぱない。なんか来てる感じがする。これがメジャーデビューのタイミングということなのか。

まずは婦警役の田島さんと本村さんに持ってかれた。田島さん、12歳とはにわかに信じられない落ち着きぶりな上に、美形を超えたオーラが。でもって本村さんには、さっしーがうまく絡んでかぶせたのもあって、印象としてかわいさが際立ったと思う。これまでは泣いてるイメージが強かったけど、こんな美少女だったんだと改めて。

だけではなくて、「チーム明太子」の宮脇さん、兒玉さん、中西さんもキラキラしてる。話し方もメリハリが効いてる上に表情豊か。対する本店の山内さん、竹内さん、大場さん、入山さん、加藤さんが、そろいもそろって集中力に欠ける感じで、すっかり引き立て役になってしまってるとしか。どこか自信なさげで、素材としての美形度やアイドル力では負けてないはずなのに、露骨に書いてしまうなら、くすんですら見えてしまった。そういう編集方針なのかなとも思ったけど、フィーチャーしてるのは間違いないけど、本店側を貶めるのはちょっと考えづらい。

何にせよ、もともとのHKTの素材が良いことには私ですら気づけてたし、その辺りは既述だけど、さっしー移籍効果がいよいよ花開いたのか、2期生加入による選抜競争が効いて来たのか、HaKaTa百貨店見ても明らかだと思うけど、この輝き方は、なんか「逃した魚たち」で見た初期AKBの「夕日を見ているか」を思い起こさせる。

現在のAKB上位メンバーは存在感こそすごいけど、既にあの輝きはない。たぶん一握りの選ばれた少女たちだけが放つことのできる、そういうステージに上がったタイミングでのみ放たれる、一瞬の眩しいまでの輝きというのがあって、それが真性のアイドルというものなのかもしれない。

やはり「次世代」は外部からやってくるものなんであり、HKTこそがそうなんじゃないか。HKT結成のある意味不自然さ(既述)を考えるとき、その年齢構成を考えるとき、さっしー移籍時の「グループ最強のHKT48」という表現を考えるとき、秋元康の深謀遠慮を思わざるを得ない。AKBに続いて、二度までもギャンブルに勝つことがあるとすれば、驚きを超えてあきれるしかない。