AKB48の旅

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TEPPEN2014 ピアノ

2014年01月05日 | AKB
フィギュアスケートを持ち出すまでもなく、採点競技というのは、いろいろもやもやするものだけど、このTEPPENという番組の判定は、これまでも常に納得だったように思う。そして今回も、たぶん誰にも分かりやすい審査員批評になってたと思うし、採点になってた。

松井さんは技術的に安定してたし、表現力もそこそこあったし、何よりプロフェッショナルに近い「軽み」の域に到達してたんじゃないか。やはりこれが経験値ということなんだろう。森保さんは、技術的には一番なんじゃないかと感じたけど、服部氏の批評通り、表現力が未熟だった。生田さんも、技術レベルは高いけど、ジャジーな曲はまだ早かったかな。

そしてさゆりさん。一聴して、松井さん、森保さん、生田さんとの決定的な違いが露わになったと感じた。それを人生経験の差と言えば聞こえは良いけど、悪意を込めた表現にするなら、それはヨゴレじゃないか。

ビジュアルを含めて、とりわけ森保さん、生田さんの、良い意味での若さ、存在としてのクリアさ、純粋さと、人生上り坂な感触の気持ちよさ。それがアイドルと言えばそれまでだけど、今回の人選は、そんなトレンドを敢えて狙ってきた、そう穿った見方をしてしまいたくなる。