AKB48の旅

AKB48の旅

AKBINGO!ラッキーガールズ2014

2014年01月09日 | AKB
例によって、前後編の前編段階で取り上げちゃうけど、それくらい面白かった。

去年の結果が、一位峯岸さん、最下位さっしーということで、あまりにも逆張りになり過ぎたためなのか、まあそういうエクスキューズというお約束なんだろうけど、手相芸人の島田秀平氏に加えて、四柱推命のゲッターズ飯田氏が参戦。さあ、何が変わるのかと思いきや、しっかり占いの王道回帰して来た。

占いとは、ぶっちゃけ調査力のことであるというのは、知ってる人にすれば当たり前過ぎるんだろうけど、今回、雛壇に集められたメンバーについては、相当踏み込んだリサーチが行われた模様。取り上げられた全員の占い結果が、しっかりキャラ設定通りになってて、相互人間関係のハイコンテクストにも、よく準拠してた。この辺りは台本で間違いないと思うけど、構成作家さんが相当頑張った結果に見受けられた。

こういう展開になると、AKB界隈の約束事を知り尽くしてる上に、最強の現場構成力を誇るさっしーの独壇場になってしまうのは避けられない。というか、これは恐らくプロデューサーにとっては想定内のこと。実際にその通りの展開になったし、そんな流れを読んだのか、流石の渡辺美さんがしっかり乗っかってきた。HKTメンバーが多く呼ばれていたのも、そんな想定故だろうし、そんなアドヴァンテージを、期待通りにしっかり生かしてた。

そんな台本にして段取りはともかくとして、実際に占われる当人にしてみれば、いろいろ言い当てられた上での、予言というか助言に聞こえてしまうわけで、それが正に占いというもの。各メンバーのリアクションはガチなんだろう。となると、穴井さんの「嬉しいことがアイドルではない」というご託宣に対して、「私、今それ凄い悩んでて」という反応、そして「女社長」という繋がり方が、なんとも気になることに。

高校卒業を控えた穴井さんにとって、「今」悩むことがあるとすれば、それは進路以外に考えにくい。そして、穴井さんとこの家業を考えるなら、「女社長」というのはリアリティがあり過ぎる。そんなこんなをあれこれ勝手に考えてみて、その先は口ごもるしかないけど、うーん。