CS800スカチャン0という「癖」のある有料チャネルでの放送と言うことで、その意図を訝しむところだけど、取り敢えずは内容に話を絞ろうと思う。
AKB紅白対抗歌合戦も3回目と言うことで、全体の印象としては、だいぶ落ち着いて来たように感じられた。なかでも今回、一番印象的だったのは、編集がかなりこなれてきたように思われたところで、第1回、第2回では気になった間延び感が、それなりに解消されてたように思う。
その一方で、AKB紅白対抗歌合戦のコンセプトとしての謎感が、かえって強調されてしまってた、少なくとも私にはそのように感じられた。より具体的には、堺正章氏という、言わば業界の大物を司会に据えた上で、やはり著名人を審査員や応援団、共演者として迎え入れる、それはいわゆる「AKB村」と外部性とのチャネリングという比喩が成り立ちそうな関係性に見えた。
そういう目線に立てば、持ち歌以外というルールやシャッフルも、各曲や各メンバーが纏うAKBの内部的な物語を、取り敢えずは切り離す作法と見なすことが出来る。つまり、構造的には開放系になっており、ターゲットはAKBのハイコンテクストを共有しない一般人、そう考えることができる。
けれども第3回にして、時間的な意味での間延び感が気にならなくなると、この「外部性」との違和感が、かえって強調されて感じられた。とりわけそれが極まったのが、松井Jさんの「ハートエレキ」で、バックバンドの大物ミュージシャンの異物感が凄まじかった。ちなみにこれは、決して批難とかではないと念を押しとく。
まあ、秋元氏の思いつきに、コンセプトとか後付けの愚、というのは分かってるつもり。欠点の含めた結果オーライにして、個別の要素には刮目すべき部分が多々あったと思うんで、良いところを堪能して褒めれば良いんだとも思う。
AKB紅白対抗歌合戦も3回目と言うことで、全体の印象としては、だいぶ落ち着いて来たように感じられた。なかでも今回、一番印象的だったのは、編集がかなりこなれてきたように思われたところで、第1回、第2回では気になった間延び感が、それなりに解消されてたように思う。
その一方で、AKB紅白対抗歌合戦のコンセプトとしての謎感が、かえって強調されてしまってた、少なくとも私にはそのように感じられた。より具体的には、堺正章氏という、言わば業界の大物を司会に据えた上で、やはり著名人を審査員や応援団、共演者として迎え入れる、それはいわゆる「AKB村」と外部性とのチャネリングという比喩が成り立ちそうな関係性に見えた。
そういう目線に立てば、持ち歌以外というルールやシャッフルも、各曲や各メンバーが纏うAKBの内部的な物語を、取り敢えずは切り離す作法と見なすことが出来る。つまり、構造的には開放系になっており、ターゲットはAKBのハイコンテクストを共有しない一般人、そう考えることができる。
けれども第3回にして、時間的な意味での間延び感が気にならなくなると、この「外部性」との違和感が、かえって強調されて感じられた。とりわけそれが極まったのが、松井Jさんの「ハートエレキ」で、バックバンドの大物ミュージシャンの異物感が凄まじかった。ちなみにこれは、決して批難とかではないと念を押しとく。
まあ、秋元氏の思いつきに、コンセプトとか後付けの愚、というのは分かってるつもり。欠点の含めた結果オーライにして、個別の要素には刮目すべき部分が多々あったと思うんで、良いところを堪能して褒めれば良いんだとも思う。