AKB48の旅

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現象学的な視点

2018年12月09日 | AKB
以下、コメント欄よりコピペ

位相の違う話しだと言われそうですが、最終的には個の戦いに帰結するというのが、芸能界においては真理にちかいのでは?しかし例えばバンドなどと違うのは、戦いのチャンスは個々に平等であること。グループに所属していようが、していまいが、個を見たときには偏在性は後退します。もちろんグループとしての成否は、個のみに依存しているわけではなく、コンセプトも重要なのですが、コンセプトは瞬く間に古びるんですよね。

Unknownさん、コメントありがとうございます。

「最終的には個の戦い」というのは、まったくその通りだと思います。ただここで言いたいことは、現象学的な視点です。「アイドル戦国時代」という言説は、個の戦いという局所的な視点のみにとらわれてるという主張が可能であり、そこをエポケーすると何が見えてくるのか。それは「アイドル遍在時代」なのではないかとする提案です。それは性(対幻想、家族幻想)、そして人間存在の根幹に関わるパラダイムシフトなんではないかとする指摘です。

まあ、私以外には誰もそんなことは言ってないようですので、ただの戯れ言と聞き流していただいて構いません。未来の誰かが、この時代を振り返って歴史認識を後付で再構成することで、どのような説明を付与するのか、またそれがどのような「予定」を現前させるのか、楽しみに眺めていきたいものです。