AKB48の旅

AKB48の旅

陽の気から陰の気へ

2018年12月20日 | AKB
AKB新曲はなぜ“アゲアゲ”な仕上がりになっていないのか――近田春夫の考えるヒット

たとえば『恋するフォーチュンクッキー』或いはモーニング娘。の『LOVEマシーン』あたりを思い起こしていただけばお分かり頂けるかとも思うのだが、かつてこの国のアイドルもののディスコといえば、どこまでいってもそのアピアランスは陽気だった。そうした“伝統”とはたしかに一線を画すものが、この新曲の“コンセプト”には見受けられるようにも思えるのだ。

 無論それはあくまで私見ではあるけれど、このある種ネガティブな要素を、テーマ/歌詞のなかに組み込んだ、ゆったり目なテンポのディスコというのがぴったりとフィットしている、今のAKB48の姿などを眺めていると――歌は世につれではないが――時の移り変わりを感ぜずにはいられぬ……。


過去ログで、前田AKBが陰の気、指原AKBが陽の気のもとにあるとするこじつけを展開したことがあるけど・・・あれ、ちゃんと書いたっけか。よく覚えてないけど、調べるのもめんどいので、書いてあることにしてしまおう。だとすれば、指原AKBの次は陰の気になると考えられる。

"NO WAY MAN"がそんな万物流転を先取りしている、などと強弁するつもりはさらさらないけど、それでもこの"NO WAY MAN"陰気説が正しいとして、では誰がこの陰気を担うことになるのか、などと無駄に考えてみるのも悪くはない。

ざっとAKBGを見渡してみて、うーむ、陰の気を帯びてると見なせる主力メンバーは一人しか思いつけない。となると、それは「暗闇」にて、既にして予告されていたことになる。多分偶然だろうとは書いておこう。

STU48「暗闇」の当て書き