AKB48の旅

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「川を渡れ!」

2018年12月19日 | AKB
指原莉乃「HKT48卒業しても活躍できる」これだけの理由

まさに今のポジションを「自分マーケティング」でつかみ取ったのです。一度、世の中に認知されると、活躍を横に広げていくことが比較的容易であることは、彼女のさまざまな分野での活躍を見ればわかります。

 彼女がすぐれた戦略家であることは、次の発言からも明らかです。

 すごく偉い人にはフランクに、ちょっと偉い人には丁寧に (指原莉乃著『逆転力』)。


引用は最小限に留めるけど、できれば元記事全文に目を通していただきたいところ。

たぶん、わりと典型的な議論だと思うけど、私がこの議論に与しないというのは既述の通り。例によって批判的なスタンスは避けるけど、この記事のような視点が、典型的な指原さん過小評価に繋がってるように思う。

一点だけに絞って指摘するとすれば、指原さんの戦略とは、決して「自分マーケティング」ではないということ。と言っても「自分マーケティング」を完全否定するというものでもない。その枠組みの外側に、秋元氏直伝の「予定調和を壊す」「勝利条件は勝ち越し」がある。ここが極めて重要かつ困難なんであり、指原さんはそこを泳ぎ切って対岸(彼岸)に辿り着いて見せた。

既知の範囲を越え、因果地平の外へと「無への跳躍」を試みた。それはもはや「マーケティング」なんかではない。