皆様こんばんは。
本日は有楽町囲碁センターで指導碁を行いました。
お越し頂いた方々、ありがとうございました。
なお、来月の担当は4/3(月)です。
来週とも言いますね。
最近は毎回のようにお客様から著書やブログのご感想を頂きます。
皆様に喜んで頂く事がモチベーションの大部分を占めているので、どうぞ遠慮無くおだててください(笑)。
さて、本日は久しぶりに問題を出してみます。
指導碁に現れた形をそのまま持ってきただけですが・・・。

1図(問題図)
黒△2子を助けてください。
範囲が狭いので、時間をかければ2桁級の方でも正解に辿り着けるでしょう。
実際に盤に石を置きながら考えれば、さらに難易度は下がります。

2図(失敗1)
黒1と繋げば、白2と切ります。
黒の手数が短く、攻め合いは勝てません。

3図(失敗2)
今度は黒1と下を繋いでみましたが、それなら白2と上を切ります。
以下当たり当たりとされて黒が取られます。
このように、どちらを繋ぐのも黒ダメです。
しかし、実は手筋が隠れているのです。

4図(正解)
黒1のアテツケ(アテ込み)が正解です!
まるで飛び道具のような手筋ですね。

5図(続・正解)
白2と切って来た時、黒Aと繋いでしまうと3図と同じ事になってしまいます。
しかし、ダメ詰まりを避けて黒3と繋ぐのが良く、AとBが見合いになって救出成功です。

6図(正解変化)
黒1(△)に白2なら、黒3の繋ぎが先手になります。
白4に黒5と繋ぎ、やはり救出成功です。
さて、時間をかければ2桁級の方でも解けると言いましたが、それは問題として出されているという前提があります。
しかし、実戦ではここに手があるという事実は、誰も教えてくれません。
高段者でも見逃してしまう方が多いのではないでしょうか。
読みの力だけではなく、何か手が無いか? と探す習慣を付ける事も、棋力アップには重要です。
本日は有楽町囲碁センターで指導碁を行いました。
お越し頂いた方々、ありがとうございました。
なお、来月の担当は4/3(月)です。
来週とも言いますね。

最近は毎回のようにお客様から著書やブログのご感想を頂きます。
皆様に喜んで頂く事がモチベーションの大部分を占めているので、どうぞ遠慮無くおだててください(笑)。
さて、本日は久しぶりに問題を出してみます。
指導碁に現れた形をそのまま持ってきただけですが・・・。

1図(問題図)
黒△2子を助けてください。
範囲が狭いので、時間をかければ2桁級の方でも正解に辿り着けるでしょう。
実際に盤に石を置きながら考えれば、さらに難易度は下がります。

2図(失敗1)
黒1と繋げば、白2と切ります。
黒の手数が短く、攻め合いは勝てません。

3図(失敗2)
今度は黒1と下を繋いでみましたが、それなら白2と上を切ります。
以下当たり当たりとされて黒が取られます。
このように、どちらを繋ぐのも黒ダメです。
しかし、実は手筋が隠れているのです。

4図(正解)
黒1のアテツケ(アテ込み)が正解です!
まるで飛び道具のような手筋ですね。

5図(続・正解)
白2と切って来た時、黒Aと繋いでしまうと3図と同じ事になってしまいます。
しかし、ダメ詰まりを避けて黒3と繋ぐのが良く、AとBが見合いになって救出成功です。

6図(正解変化)
黒1(△)に白2なら、黒3の繋ぎが先手になります。
白4に黒5と繋ぎ、やはり救出成功です。
さて、時間をかければ2桁級の方でも解けると言いましたが、それは問題として出されているという前提があります。
しかし、実戦ではここに手があるという事実は、誰も教えてくれません。
高段者でも見逃してしまう方が多いのではないでしょうか。
読みの力だけではなく、何か手が無いか? と探す習慣を付ける事も、棋力アップには重要です。