皆様こんばんは。
昨日は久しぶりにブログをお休みしました。
今年も無理なく続けていきたいと思います。
さて、本日は中手とセキについてのお話しです。
中手は石を取るためのテクニックの1つですが、直感で分かり難いところがあります。
打って返しや追い落としなどは、石をすぐ取れるので分かりやすいですが・・・。
高段者でも実戦だとうっかりことがありますし、それ以上の人でさえ・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/76/44d1cf2ff095e16aa63013692cd075be.jpg)
1図(テーマ図)
Aの所のコウを争っている場面です。
黒優勢なので黒地に手を入れておけば良いのですが、何故か黒1と打ってしまいました。
残り時間が無い状況で、パニックを起こしたのでしょうか?
白4と切られておかしなことに・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/1a/a3f65cd8f23090226dae3b2bde5362b7.jpg)
2図(実戦)
形勢は既に逆転していますが、黒1、3の受け方が最悪。
この後・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/ca/0a83b0c686af138f1e25922f7e7a72a7.jpg)
3図(実戦)
黒6までと絞られました(白3は6の所)。
そして、白7に打たれたところで投了です。
左上黒がセキになり、地が足りなくなった・・・というわけではありません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/0a/ae6c0fca722f8e0132514454594c26e2.jpg)
4図(投了後1)
左上黒のダメが全部詰まった姿です。
黒から白を取りにいくわけにはいきませんが、白は1と内ダメを詰めていき・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/5c/94fae4df115df8f0fc2c79f80a28124c.jpg)
5図(投了後2)
黒1と取ったところで真ん中に白2と置いて、花六の死形です。
この後白×のダメを詰めていった形を想像すれば、黒の死にがご確認頂けるでしょう。
5目中手までは実戦にも頻繁に現れますが、6目中手は極めて稀です。
ましてや実際に死んでしまうことなど滅多にあるものではなく、この碁は強烈に印象に残っています。
これが半年後にプロ入りを決めた人間のやることなのですから、恐ろしいものです。
昨日は久しぶりにブログをお休みしました。
今年も無理なく続けていきたいと思います。
さて、本日は中手とセキについてのお話しです。
中手は石を取るためのテクニックの1つですが、直感で分かり難いところがあります。
打って返しや追い落としなどは、石をすぐ取れるので分かりやすいですが・・・。
高段者でも実戦だとうっかりことがありますし、それ以上の人でさえ・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/76/44d1cf2ff095e16aa63013692cd075be.jpg)
1図(テーマ図)
Aの所のコウを争っている場面です。
黒優勢なので黒地に手を入れておけば良いのですが、何故か黒1と打ってしまいました。
残り時間が無い状況で、パニックを起こしたのでしょうか?
白4と切られておかしなことに・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/1a/a3f65cd8f23090226dae3b2bde5362b7.jpg)
2図(実戦)
形勢は既に逆転していますが、黒1、3の受け方が最悪。
この後・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/ca/0a83b0c686af138f1e25922f7e7a72a7.jpg)
3図(実戦)
黒6までと絞られました(白3は6の所)。
そして、白7に打たれたところで投了です。
左上黒がセキになり、地が足りなくなった・・・というわけではありません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/0a/ae6c0fca722f8e0132514454594c26e2.jpg)
4図(投了後1)
左上黒のダメが全部詰まった姿です。
黒から白を取りにいくわけにはいきませんが、白は1と内ダメを詰めていき・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/5c/94fae4df115df8f0fc2c79f80a28124c.jpg)
5図(投了後2)
黒1と取ったところで真ん中に白2と置いて、花六の死形です。
この後白×のダメを詰めていった形を想像すれば、黒の死にがご確認頂けるでしょう。
5目中手までは実戦にも頻繁に現れますが、6目中手は極めて稀です。
ましてや実際に死んでしまうことなど滅多にあるものではなく、この碁は強烈に印象に残っています。
これが半年後にプロ入りを決めた人間のやることなのですから、恐ろしいものです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face2_lose_s.gif)