皆様こんばんは。
本日はAlphaGoLee対Zeroシリーズ第19局です。
ようやく完走目前までやってきました。

1図(テーマ図)
Zeroの黒1のコスミツケは、白Aと受けさせてから黒2と受けようという意味でしょう。
そこで白も2に先回りしました。
隅の黒が弱体化しましたが・・・。

2図(実戦)
構わず黒1、3と2手かけました。
しかし、その間に白2と隅を閉じ込められ、上辺白4以下にも回られました。
いかにも黒の足が遅いように見えます。
ただ、黒△にはまだまだ活力が残っていて、後にAの打ち込みやBからの動き出しなどが狙えます。
一方、白△に関してはほぼ脈がありません。
Zeroはこの活力の差を重視していると考えられます。
このあたりがLeeと大きく違うところで、ひょっとしたらMasterとも差があるかもしれません。

3図(実戦)
白△と押さえ込んだ瞬間、黒△に転じたのも異様に映ります。
棋士なら誰しも黒Aあたりに目が行くでしょう。
これも活力という観点で理解するべきかもしれません。
右下黒は白から1手で取られますが、下辺黒2子はすぐには取り切られないということです。
実際には、色々な理屈が絡み合っているのでしょうが・・・。
石の活力の判断には、棋士でも頭を悩ませます。
先の展開を正確に見通すことが必要ですが、そう考えるとここもZeroの得意分野のように思えます。
本日はAlphaGoLee対Zeroシリーズ第19局です。
ようやく完走目前までやってきました。

1図(テーマ図)
Zeroの黒1のコスミツケは、白Aと受けさせてから黒2と受けようという意味でしょう。
そこで白も2に先回りしました。
隅の黒が弱体化しましたが・・・。

2図(実戦)
構わず黒1、3と2手かけました。
しかし、その間に白2と隅を閉じ込められ、上辺白4以下にも回られました。
いかにも黒の足が遅いように見えます。
ただ、黒△にはまだまだ活力が残っていて、後にAの打ち込みやBからの動き出しなどが狙えます。
一方、白△に関してはほぼ脈がありません。
Zeroはこの活力の差を重視していると考えられます。
このあたりがLeeと大きく違うところで、ひょっとしたらMasterとも差があるかもしれません。

3図(実戦)
白△と押さえ込んだ瞬間、黒△に転じたのも異様に映ります。
棋士なら誰しも黒Aあたりに目が行くでしょう。
これも活力という観点で理解するべきかもしれません。
右下黒は白から1手で取られますが、下辺黒2子はすぐには取り切られないということです。
実際には、色々な理屈が絡み合っているのでしょうが・・・。
石の活力の判断には、棋士でも頭を悩ませます。
先の展開を正確に見通すことが必要ですが、そう考えるとここもZeroの得意分野のように思えます。