政治資金規正法改正案が国会で審議中。自民党案に日本維新の会、公明党が修正を求め、受け入れられたことで3党案となり、衆議院を通過。今、参議院で審議中。
しかし、自民党案に手を差し伸べる形で、助け舟を出し、「修正」なるものを認めさせた日本維新の会と公明党の案は裏金問題の根絶には何一つ役に立たないのは明らか。むしろ裏金作りを法律改正によって「公認」するもの。
パーティ券の報告義務の金額の上限を20万円から5万円に引き下げる公明党の修正。20万円を4人で分けて購入すれば、記載義務はなし。何も変わらない。使い道の領収書の公開を「10年後」などという修正案はあきれてしまう。政治資金規正法違反の時効は5年だという。10年後に違反が明らかになっても犯罪にならない。
あまりにひどい内容に開いた口が塞がらない。
柴又帝釈天 山門