今日９月１日は関東大震災から１０１年目にあたる。大正１２年、１９２３年の９月１日マグニチュード推定７．９の巨大地震発生。震源地は神奈川西部相模湾付近。被害は神奈川、東京はじめ、千葉、埼玉、山梨、静岡など広範囲に。
発災時間が午前１１時５８分。まさに昼食の準備で多くの家庭で火を使っていた時間。震度７の揺れで木造家屋は倒壊し、火災が発生。東京中を火の海とした。その結果は１０万人を超える人々の犠牲者。その大部分が火災による犠牲者とのこと。倒壊焼失流失家屋は２９万３千棟以上。
甚大な被害の中、人々の不安を利用して「朝鮮人、社会主義者らが井戸に毒を入れている」「武装して略奪暴動を起こしている」などのデマが流され、軍隊警察と自警団があちこちで朝鮮人や社会主義者らを逮捕虐殺。その数は数千人といわれる。この歴史的な事実に今なお、目をつぶり、なかったことにする動きがあることを恥ずかしと思わなければ。
その関東大震災から今年で１０１年。いつ起きてもおかしくない次の関東大震災にどう備えるのか。想像を絶する被害想定におののいてしまう。難しい課題。
我が家の玄関前の郵便受けの上に温度計を置くと、４３度に！ もちろん日陰で風通しもいいところ。まさに酷暑！