10月21日、第3回臨時市議会が開かれた。
コロナ関連の補正予算(6号)の専決処分の承認を求める議案。
同じくコロナ関連予算を含む補正予算(7号)
古新田ポンプ場の建設工事に伴う特別会計補正予算
大原中学校特別教室の改修工事の契約見直し
の4件。
補正予算のコロナ対策の主なものは以下の通り。
<保育所・学童保育所・小中学校 検査事業>198万円
PCR検査キット200人分購入。
保育所・学童保育所・小中学校でコロナ陽性者が発生した場合、濃厚接触者は保健所が検査を行うが、それ以外でも必要があれば市で独自に検査を行う。
<検査費用助成事業> 1200万円
市内事業所(私立保育園・幼稚園を含む)でコロナ陽性者が発生した場合も上記と同様、必要があれば、濃厚接触者以外でも検査費用を助成する。
事業所・・・かかった検査費用の2分の1、又は5万円のいずれか低い額
私立保育所・幼稚園・・・検査費用の全額、又は30万円のいずれか低い額
<小中学生にマスク配布事業> 363万円
市内小中学校児童生徒6600人に不織布マスク1箱(50枚)配布。
<市内事業者支援5つの事業> 1億3723万円余
①テイクアウト・デリバリー応援事業 3541万円
500円以上の商品の購入に300円の割引。
300円券5枚つづりのクーポン券を全世帯に
配布。 期間は12月1日から1月31日まで。
②彩の国新しい生活様式認証店支援事業 6900万円
県の認証を受け、引き続き感染防止に取り組む店舗に一律30万円の支援金
③外出自粛等関連事業協力支援事業 1800万円
月の売り上げが前年度と比較して50%以上減少しているなどが条件。
中小法人等に月20万円 個人事業主に月10万円
④酒類販売事業者協力支援事業 390万円
⑤小口資金融資等利子補給 92万円余
<市内医療機関従事者に対する感謝・応援事業> 904万円余
市内で働く医療従事者に一人5千円のクオカードを配布
<地域公共交通運行支援> 734万円
市内で運行しているバス・タクシー会社に対し運航継続の支援金。
採決の結果、4議案とも賛成多数で可決。
日本共産党議員団はいずれも賛成。
補正予算2件に反対は1。「声は力・維新・立憲・ファイトの会」の大島議員が反対。
理由はコロナワクチン接種やPCR検査の効果や精度への疑問、
不織布マスクに含まれる発がん性物質への不安などがあり、賛成できないというもの。
近所のお宅の盆栽。ピラカンサかな。すっかり秋色。