BAR Reload

大阪府門真市のBAR Reloadの新着ウイスキー情報を中心にマスターの休日の過ごし方などどうでもいい記事も多数ありです

余市×宮城峡×限定品

2015年09月09日 13時21分06秒 | ニッカウヰスキー
はいこんにちは。
台風ももうすぐ抜けそうです。
皆様出勤時は大丈夫でしたでしょうか?
昨日は台風とサッカーの影響でしょうか、大変静かな夜でございました・・・。
台風に関しては大阪は今のところ大きな被害はなさそうですね。
静岡とかは冠水してるとこがあるみたいです。
もう少しお気をつけください。




さてさて本日も新商品のご案内。
本日はこちら

余市ヘビリーピ-テッド。
宮城峡シェリーカスク。
てか二本もあんのかい!
そうなんです二本もあります。
この前紹介しましたノンビンテージの余市と宮城峡と時を同じくして販売されました限定品の二本です。
ノンビンの余市、宮城峡はこれから普通に販売される定番商品。
それに対してこの二本は各蒸留所の個性をより際立たした限定商品となってます。
前の復習したい方はこちら↓
本日発売!新しい余市と宮城峡





とまぁさておき今回はコピペから。
と思ったら今回もテイスティングコメントが見当たりません・・・。
どっかで見たことあった気がしたんですが(笑)
『シングルモルト余市 ヘビリーピーテッド』は、土や植物からなる泥炭を乾燥させたピートを燻したモルトでつくられる“ヘビーピートモルト原酒”のみを厳選してヴァッティングしたシングルモルトウイスキーです。
余市の潮風を思わせる力強いピートの香りとフルーティーで香ばしい甘い香り、ピートの深い味わいと厚みのあるコクが特長です。
ラベルは余市の気候風土の特長である海をイメージした藍色を採用しました。
『シングルモルト宮城峡 シェリーカスク』は、スペインの酒精強化ワインであるシェリーの貯蔵に使われた樽を使って熟成させた“シェリー樽熟成原酒”のみを厳選してヴァッティングしたシングルモルトウイスキーです。
深みのあるリッチなシェリー樽の香りとレーズンのような甘い香り、麦芽の香ばしさとふくらみのある味わいが特長です。
ラベルは、宮城峡の特長である華やかさ、甘さをイメージしたエンジ色を採用しました。
コピペ代わりにニッカのページから、こんな感じです。




余市ヘビリ―ピーテッド、その名の通りヘビーにピート(泥炭)を麦芽乾燥時にたいております。
その麦芽を用いてウイスキーを作ると朝ドラ、マッサンでおなじみになりましたスモーキーフレーバーが出ます。
それがヘビーなウイスキー。
余市周辺は泥炭がとれる場所だそうなんです。
今でも使ってると思いきや、スコットランドからモルティングされた状態なものを輸入して余市でモルティングはしてないそうです。
ということはスコットランド産のピートを使ったヘビーピートの麦芽を輸入、使用してるはずです。
香りはピートスモークとはいえヘビータイプのアイラモルトに比べればやさしい。
味わいはスモーキーの中に余市らしい塩っぽさが出て、やさしいフルーツの甘さ。
余韻はスモーキーな感じがめくるめくきます。
ちょいと加水でフルーティーがようでてきます。



宮城峡シェリーカスク、その名の通りシェリーの空き樽で熟成。
シェリーと言えばスペインの酒精強化ワイン。
昔からウイスキーの熟成には欠かせない樽です。
最近のシェリー樽は・・・おっと、この話したらおもっくそ長くなるから今回は割愛(笑)
香りはシェリー香、若干の硫黄香
味わいは甘さ、フルーツ感なんですがフレッシュなんじゃなくてレーズンみたいなドライフルーツの甘さ。
余韻は甘ーいシェリー香と硫黄感が残ります。
そんなきつい硫黄感じゃないのでそんなに気にはならないと思います。




とまぁこうして説明しましたがこの二本えらい事なってるんですよ!
ヤフーオークションで二本セットで10福沢諭吉以上で売買されてるんですよ。
ほんま驚愕とともに悲しい限りです。
昨今の日本のウイスキーが世界的に注目され海外の人が爆買いしてるそうです。
国は特に限定してませんので(笑)
このせいもあって最近よく見る光景になってきましたがウイスキーが投機目的の商品になってるみたいです。
コツコツ売るより儲かるやんけ・・・(笑)
うっすらこんな考えもちらつきますけどせっかく買ったウイスキー、多くの方に僕は楽しんでいただきたい!
ということでリロードではお求め易く楽しんでいただけると思います。
各一本づつしか入荷もないですしネットサイトやオークション見てるともう一度入手するのは不可能に近いと思います。
ということでお早めに飲んでいただけましたらと思います♡
ということで今日はこのくらいで。
本日も雨あがりの門真でお待ちしております!

本日発売!新しい余市と宮城峡

2015年09月01日 14時21分59秒 | ニッカウヰスキー
はいこんにちは。
朝方ようけ降ってましたが今は雨やんでます。
今日から9月です!
残すとこ4カ月。
悔いなく今年が終われるようにしたいものです。




さてさて昨日はサントリーの新商品のご案内でしたが本日はニッカのご紹介。

ニッカのシングルモルト「余市」、「宮城峡」です。
ニッカを代表するシングルモルト余市、宮城峡が刷新されました。
今までのラインナップとして10年、12年、15年、(余市は20年もありましたが)というラインナップをすべて終売。
今回発売されましたのはノンビンテージ。
ニッカとしても苦渋の決断なのかもしれません・・・。
というのも昨今のウイスキーブームに乗ってニッカのウイスキーも今までにないくらい売れてるそうです。
そうなると原酒が不足して市場のウイスキーが不足する。
そうなると10年、12年、15年とビンテージが付いてるウイスキーを確保するのが難しくなります。
ウイスキーは何度かこのブログでもいうてますが10年となると最低10年のウイスキーを入れなくてはなりません。
10年熟成と11年熟成と12年熟成の原酒を入れたとき表記としては10年としなくてはらないのです。
ノンビンテージになったということはより若い原酒が入ってるということです。
メリットとしては多岐にわたる原酒を使える、市場に安定した供給ができると言ったとこでしょうか。
竹鶴のノンビン化から始まり、サントリーも主要銘柄山崎、白州の10年をやめノンビン化。
響も12年をやめてノンビンのジャパニーズハーモニーを発売。
そして今回の余市、宮城峡。
スコッチの方でもラフロイグやボウモアが一部ノンビン出してます。
各社、各蒸留所急速なウイスキーブームもあって一気に原酒が不足してきました。
特に80年代90年代のウイスキー不況のため生産が少なかったということもあったのかと思いますが・・・。




とまぁ難しい話はこのくらいにしといて実際どうなんやと。
この前僕は一足先にセミナーに参加しまして飲んでおりました。
復習したい方はこちらへ↓
       新生ニッカ
ほんでまずは余市。
コピペから。
果実香豊かで華やかな香り立ち。
柔らかなモルトと爽やかに広がる樽熟成香の甘い香り。
ほのかなスモーキーさも楽しめる。
柔らかくクリーミーな口当たり。力強さを持ちながらも、果実やバニラのような甘さと香ばしさがある。
とこんな感じです。
僕も飲んでます。
バニラ感、塩っぽさ、軽めのピート香てな感じです。
続いて宮城峡。
りんごや洋梨を思わせる甘く華やかな香りと樽由来のやわらかなバニラ香が調和。
ドライフルーツのようなスイートさとなめらかな口当たり。
モルトの甘みと樽香が優しく広がるやわらかな余韻が特長です。
こんなコピペ。
これも飲んでます。
やさしいフルーツ感でくいくい飲めますよ。
両方ともはっきりと若さを感じます。
でもそれがこれからの余市、宮城峡なんです。
昔のはー、昔のはーって言う方もいてると思いますがそれはそれ、これはこれと考えていただけましたらええと思います。
というのもちょっと前に普通に売ってた余市や宮城峡がバカみたいな値段で売ってます(笑)
ほんと勘弁してほしいですわ。
ということでリロードでは今残ってるの余市12年、宮城峡12年はなくなり次第再入荷の予定はございませんので(笑)
もうちょい残ってますので早いもん勝ちです。
高くもしてませんので・・・いやしようかな(笑)




とまぁなんか半分昨今のウイスキー業界に対する愚痴になってしまいました(笑)
ブームのおかげでええこともたくさんあるんですけどね。
こんな感じでウイスキー業界は大きく動いております。
新しい商品もたくさん出てきます。
少しでも興味をもっていただけましたら幸いです。
そしてリロードでウイスキー飲んでくれたらもっと幸いです(笑)
ということで本日も門真でお待ちしております!

伊達

2014年07月28日 11時07分40秒 | ニッカウヰスキー
はいおはようございます。
珍しく午前中にブログ更新。
昨日は涼しかったですね。
夜しか出歩かなかったんですがいい感じに涼しかったです。
午前中の雨が残念でしたが。
今日はめっちゃええ天気です。
昨日の雨のためしなかった洗濯を今しております。
洗濯機、三回目です(笑)
でかいの洗ってるんです!



さてさてここ3回は仙台盛岡のブログでございました。
今回はさすがにおなかいっぱいなんで違う内容にしよう!
と言いながら若干というか半分仙台の内容かも。



ということで新商品というか再入荷のご案内です。
ちょうど一年前に一度入荷しまして瞬殺でリロードから旅立ってしまったウイスキーです。

伊達でございます。
イタチと呼ばないで。
このウイスキーは宮城県限定で販売してるブレンデットウイスキーです。
ちょうど一年前に仙台に行ったときにも買ってきたのです。



もう一回買ってくるくらいやねんからうまいんやろなぁって感じでしょ?
コスパのいい一本です。
宮城峡蒸溜所のカフェモルトとカフェグレーンの特徴を生かしたブレンドとなってるそうです。


こっから僕の簡単すぎるテイスティングです。
参考までに。
香りはそんなに強くない心地いい樽香がします。
味わいはバニラのような甘さ。
最後にピート由来の苦みのような感じです。
複雑に味が変わっていくイメージではなく、かんたんにウイスキーのテイストが拾えるんじゃないでしょうかね。
テイスティングなんてこんな簡単にしたらええんですよ(笑)
難しくする必要なんてないです。


こんなくそ暑いのにストレートで飲んでテイストなんか拾えるかいな!って方はぜひソーダ割りで!
ソーダで割ると最後のピート感が際立って暑いときのスターターにええんでないでしょうか。
今回も一本しか買ってこなかったんでお早めに飲んでください。
きっとすぐなくなると思いますよ。



7月もいよいよ今週で終わりです!
夏休み見えてきたんじゃないですか?
もうひと踏ん張りですよ!
今日はこのへんで、よい午後をお過ごしください。

竹鶴21年ノンチルフィルタード

2014年07月06日 14時00分09秒 | ニッカウヰスキー
はいどうもー。
梅雨空の日曜日皆様いかがお過ごしでしょうか?
ただいまオランダコスタリカを見ながらのブログです。



今日は先日のブログで案内しましたハズレブログの日です。
今日の新商品は「竹鶴21年ノンチルフィルタード 80th ANNIVERSARY」です。
いろいろややこしい名前がついてますので解説させていただきますので最後まで御高覧いただけますとこれ幸いです。



少し前に竹鶴21年ポートウッドフィニッシュもリロードに入荷しまして今回は同じ21年ですがノンチルフィルタードってやつです。
ニッカ創業80周年の記念ボトルでございまして今回も限定品。
限定約3000本となってます。



ノンチルフィルタードってなんじゃい?ってのが今回のブログのミソですよね。
ノンチルフィルタードのノンはノーって言う意味なんで、チルフィルターの説明しますね。
通常ウイスキーをビン詰めするとき冷却ろ過ってのをするんです。
長時間樽の中で熟成期間を過ごしておりますので多くの香味成分が溶け出しています。
それがビン詰め後、にごりや澱として出てくる可能性があります。
それを防ぐため通常はウイスキー自体を冷やして澱や濁りを強制的に出してフィルタリングしてビン詰めします。
ほんで今回はノンチルフィルタード。
冷却ろ過をやってないんです。
ということは通常より香味成分を残して、イメージとしては香味、味わいともに濃くなってるということです。
常温ろ過はしてるのでノンフィルタリングではないのです


肝心なお味の方は、熟成感がありニッカらしくボディが重厚です。
いい樽香とモルトの甘さ、熟成由来の果実感、これも最近よくあるトロピカルな感じではないんですよね。
個人的にいいウイスキーだと思います。
少しお値段張りますけどこの一本しかございませんので一度お試しください!


という感じのハズレブログ、最後まで読んでいただきありがとうございます。
できるだけわかりやすく書いたつもりなんですがわかりにくい事、疑問に思ったことがありましたら何でも聞いてください。
わかる範囲内でお答えします。
さぁ今日は日曜日どこ行こうかしら♪
いいウイスキー飲みに行く予定です!
っていつもやな(笑)
では皆様素敵な日曜日の午後を~

カフェモルト

2014年06月14日 13時52分04秒 | ニッカウヰスキー
はいこんにちは。
めっちゃええ天気ですが家の中です!



サッカー始まりましたね!
いよいよ明日は我らがサムライブルー日本の登場ですよ!
今録画でメキシコ対カメルーンを見終わったとこです。
ほぼ全試合見るつもりです!



さてさて俺の趣味的な話は置いといて新商品のご案内ですやん。
ニッカさんから出ました「カフェモルト」です。
カフェってなんじゃい?
カフェスチルと言いましてこの前、山崎で見たポットスチルと違う蒸留器なんです。



ポットスチルは単式蒸留機と呼ばれるのに対してカフェスチルは連続式蒸留機と呼ばれます。
連続式蒸留機っての言うのは基本的にグレーンウイスキーを作る機械です。
グレーンウイスキーってこの前山崎の講習でも皆様聞いたでしょ?
サントリーのは知多グレーンです。
ということでグレーンの説明までしてたら今見始めたチリ対オージーのサッカーが終わりそうなんで割愛。
気になる方は直接僕に聞いてくださいませ。



ほんで今回カフェモルト。
さっきカフェってグレーン作る奴って言うてましたやん!
そこがみそです。
グレーンの材料は基本的にトウモロコシ、一部モルト(麦芽)を使ってます。
トウモロコシだけではでんぷんを糖化する酵素をもっていないのでモルトの持ってる糖化酵素を使うために一部使ってるのです。
サントリーさんに聞いたところグレーンに使うモルトは糖化酵素に特化したモルトで味云々の狙いは少ないとのことでした。
ニッカさんはわかりません。
また聞いときます、すいません。



そんでカフェスチルでモルトのみを蒸留したのがこのカフェモルトです。
後ろに写ってるのがカフェグレーンです。
セットでどうぞ(笑)


カフェスチル言うのは今となっては旧型の連続式蒸留機なんです。
去年宮城峡蒸留所に行った時に見せていただいたんですがこのブログでは書くのが困難なくらい複雑なんです。
旧型のせいかカフェスチルは新しい連続式蒸留機に比べ穀物由来の香味成分がよく出るとのことです。
皆さんが普段飲んでるモルトウイスキーとカフェスチルで作ったこのカフェモルトを飲み比べするのも楽しいと思います。



今日のブログめっちゃまじめな話ですね・・・。
これでただでさえ少ないこのブログの読者がさらに減りそうな予感。
たまには面白い話書くから今回は許してちょ。
今日は梅雨の合間でええ天気そうなんで皆様のご来店をお待ちしておりまーす!
皆様良い週末を!
ではー