今日、友人が遊びに来ました。
結婚前に勤めていた会社の同僚です。
私よりも4つほど下ですが、お話上手でとても愉快なお友達
私が結婚してからもちょくちょく遊びに来てくれて、出産してからもちょくちょく・・・
私より3年遅れくらいで結婚しました。
そして、このたび2度目の妊娠で初めての安定期を迎えました。
色々つらいことあったけど、まずは一安心
これから半年、体重管理や運動と大変なこともあるけど、あっという間のマタニティライフを楽しく過ごして、元気なベビーを生んでほしいと心から願っています。
とても懐かしいな。
たった2、3年前の話なのにとっても昔のような気がする・・・
胎動を喜んだり、逆子体操をしたり、よく散歩をしたりした。
今思えば大変な出産だった。
予定日はちょうど7月1日。
予定日の10日前くらいに恥骨に違和感を感じた。「あれ、おかしいな~。少し痛い気がする・・・でも、2日後検診だから、その時相談しよう」
検診の日には痛みがかなり強くなっていたが、車で病院に一人で行った。
以前に友人から「つわりより何より子供の重さで恥骨が痛くなるのがつらい」と聞いていたので、痛みが多少出るものだと思っていた。
私「少し恥骨が痛いのですが・・・」
女先生「う~ん、まだ赤ちゃんは下がってないから、産道をやわらかくするためにもストレッチをして下さいね」
私「はい、わかりました。」
帰宅して早速ストレッチ・・・・「あれれれれ?」少しすると痛みが激痛に
でも、翌日まで頑張りましたが、もう限界だったので病院に電話をしました。
そもそも痛みには強いタイプかも?尾骨を骨折してスキーをしていた位だから・・・
用件を話すと、「入院の仕度をして直ぐいらして下さい」とのこと。
病院に着いて直ぐ用件を伝えて外来に行くと車椅子を用意してくれた。
受診(というより話だけ)すると、おそらく「恥骨結合離開」だとのこと。
初めて聞いた??
あとでレントゲンを撮ったらやはりそうでした。
もともと恥骨と言うのは骨と骨が合わさっていて(重なっているわけではありません)、筋肉で支えているそうで、妊娠によりホルモンの影響で筋肉が緩み恥骨が離れてしまったのです。
普通は産後に起こることが多く、ジュビロ磐田のゴン(中山)選手もなったらしいです。
私の場合は5mmほどのずれ、涙が出るほどの痛みで寝返りはもちろん打てない、歩くのも困難でした。
そう、骨折した時のような痛み。
そして、このまま陣痛が来るのを家で動かないようにして待つか?赤ちゃんが大きくなると更に開いてしまう可能性があるので、即入院をして促進をかけて出産するか?
究極の選択
私は、とりあえず今の痛みを何とかしてほしいので入院を選択
翌日から誘発分娩に・・・
子宮口も全く開いていなかったので丸3日かかりました。
2日目の後半は「もう帝王切開でお願いします」と喉まで出掛かった。
どちらにしても3日で無理だったら帝王切開だったけど・・・・
更に微弱陣痛、難産道強勒。
そして出てきたわが子は何と3242kgで53cm「まぁ、こんな大きいんじゃママもこうなるわ~」と助産婦さんの大きな声が聞こえました。
女の子の53cmは高身長です。男の子でもですね!
次の瞬間
先生「あれ~?おかしいな?」
「胎盤が出てこないんですよ・・・普通はもう出てきてるんだけどんなぁ・・・いくるさん、申し訳ない。痛いことばかりだけど、もう少し頑張って」
「引っ張り出すしかないんですよ・・・」
私「もう、痛いの嫌で~~~す!」「痛ーーーーーい」
「こんな経験者なかなかいないですよね~」と看護婦さんに話したら、「う・・・ん、今までは」と苦笑い
今だから笑えちゃう話だけど・・・
それもこれも丈夫で元気な子が生まれてきてくれたおかげ。
喉もと過ぎれば熱さを忘れるっていうけど・・・
忘れられませ~ん
こんな出産を経験した私でも、出産の感動と喜びは何にも変えがたいものだと思いました。
これから出産される方、出産は全てを喜びに変えてくれる特効薬です。
友人もマル高出産です。
私みたいなことはないとは思いますが、何事もなく無事に出産させて下さい。
