小さなことからコツコツと

楽しい生活は自分で作りたい!

つきたてのお餅

2006年12月08日 | ちょっとうれしい
今夜、知り合いの方からつきたての のし餅をいただきました。 まだやわらかかったので子供達に食べさせたのですが、そのままでは物足りないようでお醤油をつけて食べさせました。


田舎育ちなので、お餅には色々想い出があります。

年の瀬、12月の末になると父親の兄弟が集まってお餅つきをしていました。

早朝からもち米を洗い、かまどで蒔きを焼べて おおきなせいろで蒸します。

せいろから湯気が上がるとなんともいえないもち米の匂いがして、待ち遠しかったものです。 

小さい頃は臼のまわりにいると危ないので邪魔者でしたが、かまどをのぞいたり、つきあがった熱々のお餅をまるめたり それなりにお手伝いもさせてもらいました。

おろしたダイコンに醤油をたらし、つきたてのお餅を小さくちぎっていれ お腹いっぱいになるまで食べました。 あの味、食感は今でも忘れられません。

父や、叔父がかわるがわるお餅をつき、叔母たちが合いの手を入れて にぎやかでとても楽しそうでした。 たくさん人が集まるのもうれしかったものです。


田舎には使われなくなった臼がまだ残っています。 もったいないなぁと思いつつあるだけでも懐かしいので 残しておいて欲しいと思ったり・・・

子供達にはどんな食べ物の想い出が残るでしょうか?


コメント
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