数社でボツになった漫画シナリオ

超美少年の愛(性同一性障害)は修一に恋していたが、ある切っ掛けを機に超美少女に変身して修一と・・・。

愛がイク (117) サンゴ蛇

2017-11-13 13:57:04 | 漫画のシナリオ
(117)サンゴ蛇

四百字詰原稿用紙換算12枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ち上がるように書いてあります。季節は常に真夏である。

登場人物

長尾今子(30)未亡人。170㎝、髪をひっつめた美人。義父の趣味で常にノーパンでいる。

凶相のアラブ人2人(各40)

N=ナレーション

○修一宅

   昼。修一宅の外観。

   同、室内
   
  修一、トランクス一枚でベッドで爆睡している。

   机の上のマナーモードにしたスマホが「グィングィングィン」と唸り着信を知らせる。

   修一、寝ぼけ眼で目を覚ます。

   ベッドから蛇のように這いずり降りながら携帯に手を伸ばす。

   欠伸しながらスマホを耳に当て、
修一「ふあい・・・」

   胡坐をかいてベッドにもたれ、
修一「・・・おお、石川君か、もう疲れは取れたか?」

   机上に置いたシャネルのアリュールオムに手を伸ばす絵に石川の声、
 「そんな事より、岩城くんを狙ってヒットマンが中東から2人、入国したから気をつけて」

   ベッドにもたれたままアリュールオムを手首にシュッとスプレーし、嬉しそうに、
修一「いひ、里香の予感が当たったのー」

   嬉しそうに両の手首を軽く擦り合わせ、
修一「OKOK、知らせてくれてありがとね」

   電話を切って訝しげに、
修一(まてよ、なんでそんな事が分かるんじゃろ・・・?)

   はっと気づき、
修一(入管のコンピューターを常にハッキングしてるのか・・・)

  「ピンポーン」とチャイムが鳴ったので玄関の方を見て、
修一(まさか殺し屋がチャイムを鳴らして来る訳ないとは思うが・・・)

   カチャっとタンスを開けると刀が無造作に置いてある。

   鞘から刀を抜きながら玄関にゆく。

   刀を突きに構えてドアノブに手をかける。

   突然、勢いよくドアを開けたので外に立ってた今子が「きゃっ」と驚く。

注、今子の服装はノースリーブに膝上丈のスカート。大きめの紙袋とバックを下げている。

   刀を構えた修一を見て不安げに、
今子「それを使いそうな事態が起きてるって事?」

   厳しい目で外を見て、
修一「気にするな。庄屋殿は一緒じゃないのか?」

今子「しょうや?・・ああ、お義父様の事ね」

   ピカピカの台所の絵に今子の声、
  「真菜を連れて泊りがけで親戚の家に行ったから今日は私一人なの」

   同、室内

   紙袋をテーブルに置き、
今子「デパ地下で藪そばのおそばを買ってきたの、いま食べる?」

修一「おお、気がきくー。疲れすぎて食欲がなかったからちょうどいいや」

   食器棚から食器を出しながら、
今子「御つゆを入れる食器はと・・・」

   流しの前に立つ今子のふくらはぎのアップに彼女の声、
  「まるで誰かいい人がいるみたいに、お台所がピカピカじゃないの」

   器に盛ったざるそばの絵に声、
  「はい、召し上がれ」

   修一がそばをずずーと美味そうにすするのを対面に掛けた今子がテープルに両肘をつき手で顎を支えて見つめ、
今子「貴男の商才にお義父様が感心してらしたわよ」

   口に食べかすをつけてそばをすすり、
修一「なんの事?」

   今子、口元の食べかすを取ってやる。

   それを自分の口に入れながら、
今子「高校生が大金をもってるのを不思議に思ってお義父様が貴男の事を調べさせたの」

   テーブルの下、今子の少し開いた足の奥に陰毛が見える絵に声、
  「空手やバレーの試合ばかりかランジェリーショーのプロモーターでも稼いでたとは・・・」

   満足げに手を合わせ、
修一「御馳走様でした」

   慈愛に満ちた眼差しで、
今子「満足していただけましたでしょうか?」という絵にN『今子が部屋に入った瞬間からスカートの奥から漂う淫靡な匂いが修一の鼻腔を刺激し続けていた・・・』

   流しで背を向けて食器を洗いながら、
今子「この間の里香ちゃんって子もそうだけど・・・」

   ノースリーブの腋からブラのヒモが見える絵に今子の声、
  「なかよしクラブの人達って、よくあんな美人ばかり集まったものね」

   蛇口を締める後ろ姿(パツパツの尻を強調)。

   ハンカチで手を拭きながら、
今子「顔で選んでるんでしょ?」と振り向いて驚く。

   トランクスを膨らませて床に仰向けになり、
修一「顔の上にまたがれ」

   頬を染めて、
今子「そ、そんな事できない・・・」

修一「スリー、ツー、ワン・・・」

   焦ってスカートをたくりあげ、
今子「ま、まって!」

   修一の顔にスカートをすっぽり被せて跨り、羞恥に身をよじって、
今子「ああぁ、恥ずかしい、匂いを嗅がないでね・・・」



   ベッドで共に素っ裸。騎乗位で激しい腰使いをしながら、
今子「ううぅぐ、やっぱり若いってすごい・・・」

今子「どんなに動いても抜けないんだもの・・・」

   動きを止めたみっしり張りつめた尻が小刻みに震える絵のアップに今子の悶絶寸前の声、
  「ぅくっ・・・」

   難しい絵だが、膣奥が激しく収縮して、尻の肉がぎゅーっとすぼまり小刻みに震える絵に、
  「・・・ぐふっ・・・」とイッた声。

   床に脱ぎ散らかした今子の衣服の絵。

   事後、騎乗位で挿入したまま修一に胸を重ね、
今子「・・・ねえ、知ってた?」

今子「人は死ぬ間際に人生で一番幸せだったシーンが頭をよぎるんだって・・・」

今子「修ちゃんはどんなシーンが頭をよぎると思う?」

修一「うーん、今子にチ○ポがちぎれそうなほど締めつけられてる今のこの瞬間かのう・・・」

   あ然とし、
今子「感激して鼻の奥がツーンとなっちゃったじゃないの・・・」

   小指の先で目じりを拭い、
今子「若いのに女を喜ばせるツボを心得てるのね・・・」
  
修一「そんなつもりはないぞ、思いついたままゆうたんじゃが」

今子「御免なさい、本気で言ってくれてるのわかってて、照れ隠しで言ったの・・・」

   修一から降りて膣をティッシュで拭いながら、
今子「ねえ、私も仲良しクラブに入りたい」

今子「美人ばかりだからオーデションも厳しいんでしょ?」

今子「(不安げに)やっぱり枕営業みたいな事しなきゃなんないの?」

修一「むふ、もうしたじゃないか」

今子「(頬を染め)あ、そうか。で、どうだった?」

修一「初めて見たときから合格でちた」

   歓喜して修一に抱きつき、
今子「やったー、私も仲良しクラブの一員だー」

   目を潤ませて勃起を握り、
今子「今度は後ろから突いて・・・」

   夜。ベランダの戸を開け放したまま消灯した修一の部屋をベランダの外からの視点で描いた絵。

   重なったままぐったり眠る二人の手足の一部が見え、ベッドの下には事後処理したティッシュが山盛りになっている。

   ベランダ側の外の道に車が静かに停まる。

   2人のアラブ人殺し屋が車内から修一宅のベランダを見上げる。

   2人、車外に出る(一人は大きめの巾着袋を肩に斜め掛けしている)。

   巾着袋の男が身軽に雨どいをよじ登り、もう一人は下で待機している。

   巾着袋の男が修一宅のベランダに侵入する。

   ベランダの雨よけの隅に止まってたB1が反応して侵入者を見る絵に、
N 『B1の人工知能がデーター蓄積中・・・』

   巾着袋の男がそっと室内を覗くのを凝視するB1の絵に、
N 『修一に敵意を抱く者の脳波を解析し、攻撃される前に迎撃するように進化する』

   下の道路で待機する仲間に見上げられながら、男が肩から巾着袋を外す。

   サッシのレールの手前に置いた巾着袋の中からサンゴ蛇がにょろと頭を出す。

   それを凝視するB1の無機質な目のアップ。

   蛇がサッシのレールの上を這い、室内に半分入った絵に、
N『サンゴ蛇。北アメリカ大陸や南アメリカ大陸に生息し、蛇の中では一番強い毒をもっている』

   2人が眠るベッドのすぐ側の床まで蛇が這い寄る。

   ベッドの上の二人を見上げるかのように蛇が鎌首をもたげる。

   とつぜんB1が飛び立ち、室内を覗く男の首の後ろを刺す。

   反射的に首の後ろを手で押さえた男は目をひんむき、後ろによろける。

   ベッドに這い上がった蛇は今子の首を狙って今にも飛び掛からんばかりに鎌首をもたげる。

   その刹那、疾風の如く飛んできたB1が蛇の尾をくわえて外に飛び去る。

   ショック死した男が後ろ向きにベランダからゆらっと落下する横を蛇をくわえたB1が下の仲間めがけ急降下する。

   B1が下で待つ仲間の頭上で放した蛇は男の首に巻きつき喉仏をカッと噛む。その横に男が上からどさっと落ちてくる。

   路上に倒れた二人のアラブ人の横を這いずる蛇をB1がちくっと刺す。

   蛇が狂ったように回転してのたうつ。

   そして目を見開いたまま、ぴたっと動きを止め死ぬ。

   B1が元いた雨よけの下にそっと止まる。

   B1の目を真正面からとらえた絵のアップ(大ゴマ)。

        つづく


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