数社でボツになった漫画シナリオ

超美少年の愛(性同一性障害)は修一に恋していたが、ある切っ掛けを機に超美少女に変身して修一と・・・。

愛がイク(227)  秘密

2022-08-15 14:15:31 | 漫画のシナリオ
(227)秘密
四百字詰原稿用紙換算10枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ちあがるように書いてあります。季節の設定は常に真夏である。

登場人物
校長(55)
165㎝。 白髪混じりの髪。穏やかで紳士然としている。

加藤しほり(45)
165㎝。上品でスタイルが良く美人度は中の上。

桧垣早苗(25)
170㎝。清楚な美人でスタイル抜群の体育教師。長い髪をひっつめて束ねている。テコンドー二段。

しほりの夫(50)蛇のような目で執念深そうな悪相。

N=ナレーション
   


   校長、運転しながら股間に置かれたしほりの手に気づいて目元を赤める。

   ガソリンスタンドの反対側の道路に車をすっと停める。

   向こう側のスタンドで働くしほりの夫を憎々しげに眺め、
校長「しほりさんを怯えさせ続けたお前を決して許さんからな」

   校長、夫をスマホで「カシャカシャ」撮る。

   夫が無意識に校長の方を見る。

   驚き、
校長(こんな離れた所からでも視線を感じるのか?・・・)

校長(窓ガラスが反射して私が見えるはずもないのに・・・)

   こっちを見てる夫を眺め、
校長(ああいう手合いの独特の勘ってやつか。しほりさんが恐れるのも無理ないわ・・・)

校長「さっ、帰ろ・・・」と言いかけて下腹部を見たら、しほりが一心にフェラしていた。

   頬を染めて呆気にとられ、
校長「し、しほりさん・・・」

   うっとりフェラしながら、
しほり「先生のここの匂いも好きです・・・」



   校長宅の外観。

   同、リビング

   エプロンを着けたしほりがキッチンで料理を作ってる後ろ姿。

   机に掛けてスマホで、
校長「・・・あ、早苗さんですか?」

   深刻な顔で、
校長「実はお願いがあるんですが・・・」

   校長が電話を掛けてる絵にN、
N『校長は早苗にすべての事情を打ち明け、しほりにプロポーズする気である事も付け加えた』

   天井の絵に校長の声、
  「いまヤツの写真を送りますから・・・」

   校長、話し終えてスマホを机に置く。

   慈愛に満ちた表情でキッチンから振り向き、
しほり「どなたに電話してたんですか?」

   椅子から立ち上がり不敵な顔で、
校長「ふふふ、内緒です」

   キッチンに立つしほりを後ろから抱きしめ尻をいやらしい手つきで揉み、
校長「1時間以内に旦那を始末しますからね」

   しほり、呆気にとられた顔を校長に向ける。



   車が行き交うガソリンスタンド近辺の道路の絵。

   シールドがミラーになったメットを被り、胸の上部が見えるほどジッパーをおろしたツナギを着てメグロに跨った早苗がガソリンスタンドの手前に停まって、ぼーっと客待ちしてるしほりの夫を凝視している。

   尚も夫を凝視する早苗の呟き、
  (女に暴力を振るうクソ野郎は断じて許さん)

   胸の谷間に挟まれてるB1を見て、
早苗「標的の顔を憶えたな」

   B1、うんうんと頷く。

   メグロでゆっくり夫の方に向かう早苗の後ろ姿。

   夫が早苗に気づき、無愛想な顔で「いらっしゃい」と言う。

   早苗が無言で、眼前に立ってる夫を凝視する。

   夫の額に指をピストルの形にして突きつけ、
早苗「成仏せいよ」と言われ夫が驚く。

   ゆっくり走り去る早苗の後ろ姿を夫がぼう然と見てる。

   早苗、暫く行った所でUターンする。

   スタンドの反対側の道路の左端に停車する。

早苗「よし行け」と命令され、胸の谷間からB1が飛び立つ。

   B1が電線の上を飛んでゆくのを下から煽って描いた絵。

   同、ガソリンスタンドの休憩室内

   しほりの夫が一人、ふて腐れた顔で足を組んで掛け、ペットボトルのお茶を飲んでいる。

   戸を開け放った休憩室の天井の方にB1が飛んでくる。

   B1、天井スレスレでホバリングしながら夫に狙いをつけている。

   夫が何気なく上を見たら眼前にB1が迫っていた。

   夫、目を剥いて驚愕する。

   B1が夫の眼球をチクと刺す絵のアップ。

   夫、白目をむき座ったままの状態で絶命する。

   前出の従業員Aが休憩室で座ってる夫を離れたとこから不満げに見て、
A(あいつ、いつまで休憩してやがんだ・・・)

   A、休憩室に向かう。

A「ちょっとあんた、いつまで座ってんですか」と夫の肩に触れる。

   夫、白目をむいてゆらりと倒れかける。



   車が行き交うガソリンスタンド近辺の道路の絵。

   従業員達があたふたして休憩室に出入りしてるのを反対側の道路から早苗が凝視している。

   B1が胸の谷間に戻ってきて、
早苗「はい、ごくろうさま」

早苗「ビーちゃんの商売は盛況だねー」とB1の頭を撫でてやる(胸の谷間をアップで)。



   校長宅の外観。

   同、室内

   キッチンの前に立つしほりの艶めかしいふくらはぎのアップ。

   更にふくらはぎをズームした絵に校長のN『なんと艶やかで匂い立つような、ふくらはぎだろう、あのふくらはぎの根本には・・・』

   スカートの奥に見える下着を下から煽って描いた絵にN『名器が秘めやかに息づいてるのだ、ああ、狂おしいほどしほりさんが愛おしい・・・』

   腕を組んで机の椅子に掛け、しほりのふくらはぎを欲情の目で凝視し、
校長(今夜はどのパンツを履かせようかな・・・)

   同、寝室

   ベッドの上に買ってきたパンツが十枚広げて並べてある絵にN『即刻洗って乾燥機にかけたパンツーー』『今まで女性に下着を買って履かせる楽しさを経験した事などなかった』『しほりさんが美人で名器だからこその愉悦だ』

   尚もその下着の絵にN『これから、しほりさんの下着を買うのが趣味になりそうだ・・・』

   机上に置いたスマホが「ピン」と鳴り、そちらに目をやる。

   校長、スマホをとって画面を見る。

  「ミッション完了。標的はあの世に旅立ちました」と書かれたLINEの画面のアップ。

   驚き、
校長(おおー、さすがの手際)

   スマホを両手で捧げ持って頭を下げ、
校長(早苗さん、私は受けた恩は決して忘れませんからね)

   スマホを持ってしほりの方にゆく。

   しほりのうなじにキスし、尻をいやらしく撫でる。

   校長に背を向けたまま頬を染め、
しほり「うふん、夜まで待てなくなった?」

   尻を撫でる校長の手に、しほりがそっと自分の手を添える絵のアップ。

   そしてエプロンをめくって校長の手をスカートの上から股間に触れさせる。

   眉尻を歪め快感を感じるしほりの顔のアップ。

   股間をいじりつつ、しほりのうなじにキスしたまま、
校長「旦那を始末したよ」

しほり「えっ」と驚愕して振り向く。

しほり「(凍りつき)始末って・・・死んだって事ですか?・・・」

校長「(優しく頷き)しほりさんに害を及ぼす者は決して許さん」

   信じられぬ顔で、
しほり「なぜ死んだって分かるんですか?・・・」

   校長、しほりに黙ってスマホを渡す。

   凍りついたように画面を見つめ、
しほり「・・・」

   白目をむいて絶命した夫が担架に乗せられて救急隊員に運ばれてるLINEの画像のアップ。

   歓喜の涙を流して校長の胸に抱きつき、
しほり「これでもう夫の影に怯えなくていいんですよね?」

しほり「私は解放されたんですよね・・・?」

   畏敬の眼差しで校長を見つめ、
しほり「どのような力をもってして夫を始末したのか・・・」

   抱き合って校長がしほりの尻をいやらしく撫でてる腰から下の絵のアップにしほりと校長の声、
  「聞いても教えてくれませんよね?・・・」

  「ふふふ、それは秘密です」

         つづく

コメント
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