(251)助成
四百字詰原稿用紙換算11枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ちあがるように書いてあります。季節は常に真夏である。
登場人物
○香山房江(40)
170㎝。37話から登場。グラマーでむせかえるような色気を放つ美女。夫をミサイルで爆殺して今は独身。
藤原清吾(70)
紳士然とした老人。235話で試合を観戦していた房江の熱烈なファン。
藤原の息子、達也(40)見るからに誠実そう。
息子の妻、聖子(40)超美人で誠実そう。
悪相の半グレA、B、C(各25)

N=ナレーション
欲情した藤原が房江のスカートに頭を突っ込んだままTバックをそっと横にめくる大ゴマ。
露わになった秘所を見て驚き、
藤原(40歳でこんなに濡れるとはなんて若々しい身体。きっと新陳代謝が活発なんだ・・・)
藤原(もし房江さんの中に入れられたら死んでもいい・・・)
よろめくように脚立から降りた房江を欲情して後ろから抱きしめ、
藤原「房江さんっ」
房江「だめよ・・・」
右手で胸を揉まれ、左手をスカートに入れられて、
房江「ほんとにだめ、許して・・・」
藤原、房江に後ろからしがみついたまま横開きの寝室の戸を開ける。
注、整然とした六畳の寝室にはシングルのマットレスが直置きしてあり、その横に小ぶりの引き出しタンスが置いてあるのみ。タンスの上には四十歳の息子夫婦が幸せそうに笑ってる写真が飾ってある。息子は誠実そうで妻も美人である。
2人、もつれるようにベッドに俯せに倒れ込む。
藤原、房江のノースリーブを脱がせる。
そして欲情にまなじりを吊り上げ胸をドクンドクン鳴らしてスカートのホックを外す。
仰向けになった房江からスカートを脱がせる絵にN『スカートを降ろした瞬間、えもいわれぬ淫靡な匂いがふわりと漂い
出たーー』
房江の太腿を愛しげに舐め、
藤原(ああ、なんてツルツルの肌、一㎝四方でいいからこの肌がほしい・・・)
マットレスの横の床にノースリーブ、スカート、ブラ、藤原の衣類が散らかってる絵。
注、ここから藤原は裸である。
藤原、膝立ちしてTバックのゴムに手を掛ける。
脱がせたTバックを足首から抜く。
脚を開いた房江の秘所を興奮して凝視し、
藤原(写真集で穴が開くほどみたけど・・・)
藤原(まさか現物を拝めるとは、生きてて本当によかった・・・)N『漆黒の裂け目から放たれる卑猥な香りを嗅いで藤原の興奮が頂点に達した』
藤原の勃起を見て安堵し、
房江(フェラしなきゃだめかと思ったけど、これなら入りそう)
藤原に性器をクチュっと秘所にあてがわれて切なげに眉尻を歪め、
房江(ああ、とうとう入れられる、修ちゃん許して、もう身体が我慢できないの・・・)
その刹那、房江が何とはなくタンスの上の写真立てに目をやる。
写真のアップ。
藤原、房江が写真を見てる事に気づく。
藤原、悲しげな表情で写真に目をやる。
房江、藤原が正坐して悲しげに写真を見てる事に気づく。
藤原の性器が委縮したのを見て、
房江(写真を見て萎えるなんて悲しい事でもあったのかしら・・・)
悲しげに写真を見てる藤原を見上げ、
房江「息子さん夫婦ですか?」
正坐して写真に目をやったまま頷き、
藤原「ええ・・・」
房江、無言で藤原を凝視。
脚を斜めに崩して上体を起こし、
房江「よかったら何があったか聞かせて。人には不可能な事でも私達には可能なの」
少し驚いて房江を見て、
藤原「私達ってのは、あの岩城君が助成してくれるって事ですか?」
頷き、
房江「私の言葉を信じるか信じないか貴方次第よ」(助成って言葉を使うって事は暴力絡みなんだわ)
躊躇し、
藤原「警察がいまだに犯人の手掛かりを掴めないのに果たして・・・」
藤原、毅然とこちらを見つめてる房江を迷いあぐねて見る。
決心したように頷き、
藤原「わかりました。お話しします」
天井のシーリングライトの絵に藤原の声、
「息子夫婦は共に四十歳で子供はいないけど実に仲むつまじく幸せな生活を送っていましたーー」
○ここから回想
藤原の息子の達也とショッピングバッグを持った妻の聖子が腕を組み楽しげに笑いながら繁華街を歩いている絵に藤原のN『半年前のあの日までは・・・』
人通りが途絶えた通りを楽しげに歩む夫婦の後ろ姿に藤原のN『あの日、あの時、あの場所を通りさえしなかったら災難
にあわなかったのに・・・』
少し先の小さな公園の横のベンチに半グレA、B、Cの三人がたむろしており、側に後部の扉を開けたバンが停めてある。
注、A、Bはベンチの背に尻を置き、Cは普通に掛けている(Cが一番不気味)。
夫婦が半グレの前を通りがかった時、
A 「おい、オッサン」と声を掛けられる。
達也は無表情でAを見たが聖子は怯える。
B 「(無表情で)奥さん、瞳をキラキラ輝かせて、夜が充実してんだな」
A 「こんなオッサンにあんたはもったいないぜ」
Cは無表情で夫を凝視している。
達也を無表情で睨み、
A 「女房とやらせろ」
慄いた聖子の絵にN『藤原聖子。40歳。170㎝』
後部扉が開いたバンに目をやる達也に、
A 「済んだらちゃんと家まで宅配してやるからお前は先に帰れ」
聖子の腕を掴んで車の方に引っ張り、
B 「乗れ」
聖子「ひっ、いや、あなた助けて」と抗う。
次の瞬間、達也がBの顔面にガヅッと正拳をくらわせBが吹っ飛ぶ絵に藤原のN『なまじ学生時代に空手をかじってたのがまずかった』
間髪入れずAの横っ面に回し蹴りを入れAが吹っ飛んだ絵にN『岩城君みたいにとことん強かったらまた事態は違ったん
でしょうが・・・』
尚も達也がAの腹を蹴っている向こうでCが無表情でバンの後部荷室に乗り込む。
恐怖におののく聖子の手を取り、
達也「さ、帰ろう」と言ったと同時、背後から「おい、オッサン」とCに呼ばれる。
達也が険しい表情で振り向くとCが無表情でゴルフクラブ(ウッド)を振りかざしていた。
次の瞬間、横っ面を「ガヅッ」とゴルフボールを打つが如く強打されて達也は血反吐を吐いて吹っ飛び、聖子は「きやーっ」と悲鳴を上げる。
Aがよろめきながら上体を起こした時、通行人がこちらを見て警察に電話し、複数人が何事かと寄ってくるのを目にする。
倒れて意識のない達也を尚も打ち据えようとゴルフクラブを振りかざしたCをAが後ろから羽交い絞めにして止め、
A 「人が来た、逃げるぞ」
聖子「あなた、目を開けてー!」と達也に取りすがって泣き叫ぶ向こうにバンが走り去ってゆく。
○回想が終わり藤原宅寝室に戻る
ベッドの上で正坐して足を斜めに崩した房江の股間(陰毛が見える)のアップに藤原の声、
「大怪我を負った息子は陥没した頬と顎にチタンのプレートを入れて修復しはしたものの・・・」
更に房江の陰毛を超ズームした絵に藤原の声、
「心の修復は果たせず、心的外傷後ストレス障害と言うらしいんですが」
タンスの上の写真のアップに藤原の声、
「見る人間がみな自分を襲ってくる妄想に囚われて一歩も外に出られなくなってしまったんです・・・」
○ここから息子夫婦宅内
注、息子夫婦宅は十階建て2LDKのマンション。対面キッチンがある整然としたリビングにはソファーと四人掛けのテーブルとテレビがあるのみ。
ソファーに掛けた達也が呆けたような表情で宙を見つめてる絵に藤原のN『傷病補償が切れて会社を首になり今は蓄えを切り崩してやってますが・・・』
キッチンで聖子が暗い表情で洗い物をしている絵にN『私が援助してやれる額なんかしれてるし、この先どうやっていくのか・・・』
聖子が洗い物をしながら不安そうな顔で達也に目をやる絵にN『離婚だけは避けさせたいんですが』『精神的ダメージが大きすぎて果たして立ち直れるかどうか・・・』
○ここから藤原宅寝室に戻る
天井のシーリングライトの絵に房江の声、
「暴力で受けた心の傷は暴力で倍返ししない限り癒えないわ」
房江「私も同じ経験をした事があるからよく分かるの」
えっ!という顔で驚き、
藤原「私も同じ考えなんですが報復する手立てがなくて・・・」
房江「私達に任せるのなら岩城さんに電話するけど、息子さんがお節介を受け入れるかしら?」
決意を滲ませた表情で、
藤原「それは大丈夫です。岩城君がいたら百人力だから私が息子に言い聞かせます」
床に立って下着を手に取り、
房江「善は急げ。すぐに岩城さんに連絡するわ」
房江が下着を履きかけるのを恨めしげに見て、
藤原「その下着・・・」
房江、?って顔で藤原を見る。
赤面して、
藤原「頂けませんか・・・」
房江「え・・・?」
情けなさそうに恥じらい、
藤原「オークションで手に入れた下着、もう匂いが消えてしまって・・・」
半泣きで無念そうに、
藤原「無味無臭なんですよ~」
房江、何とも言えない恥ずかしそうな表情で藤原を見る。
房江、意を決して履きかけてた下着を脱ぐ。
恥ずかしそうに下着を広げて藤原に手渡し、
房江「はい。これを進呈しますから濃厚な匂いを存分に嗅いでくださいませ」という絵の大ゴマ。
つづく
四百字詰原稿用紙換算11枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ちあがるように書いてあります。季節は常に真夏である。
登場人物
○香山房江(40)
170㎝。37話から登場。グラマーでむせかえるような色気を放つ美女。夫をミサイルで爆殺して今は独身。
藤原清吾(70)
紳士然とした老人。235話で試合を観戦していた房江の熱烈なファン。
藤原の息子、達也(40)見るからに誠実そう。
息子の妻、聖子(40)超美人で誠実そう。
悪相の半グレA、B、C(各25)

N=ナレーション
欲情した藤原が房江のスカートに頭を突っ込んだままTバックをそっと横にめくる大ゴマ。
露わになった秘所を見て驚き、
藤原(40歳でこんなに濡れるとはなんて若々しい身体。きっと新陳代謝が活発なんだ・・・)
藤原(もし房江さんの中に入れられたら死んでもいい・・・)
よろめくように脚立から降りた房江を欲情して後ろから抱きしめ、
藤原「房江さんっ」
房江「だめよ・・・」
右手で胸を揉まれ、左手をスカートに入れられて、
房江「ほんとにだめ、許して・・・」
藤原、房江に後ろからしがみついたまま横開きの寝室の戸を開ける。
注、整然とした六畳の寝室にはシングルのマットレスが直置きしてあり、その横に小ぶりの引き出しタンスが置いてあるのみ。タンスの上には四十歳の息子夫婦が幸せそうに笑ってる写真が飾ってある。息子は誠実そうで妻も美人である。
2人、もつれるようにベッドに俯せに倒れ込む。
藤原、房江のノースリーブを脱がせる。
そして欲情にまなじりを吊り上げ胸をドクンドクン鳴らしてスカートのホックを外す。
仰向けになった房江からスカートを脱がせる絵にN『スカートを降ろした瞬間、えもいわれぬ淫靡な匂いがふわりと漂い
出たーー』
房江の太腿を愛しげに舐め、
藤原(ああ、なんてツルツルの肌、一㎝四方でいいからこの肌がほしい・・・)
マットレスの横の床にノースリーブ、スカート、ブラ、藤原の衣類が散らかってる絵。
注、ここから藤原は裸である。
藤原、膝立ちしてTバックのゴムに手を掛ける。
脱がせたTバックを足首から抜く。
脚を開いた房江の秘所を興奮して凝視し、
藤原(写真集で穴が開くほどみたけど・・・)
藤原(まさか現物を拝めるとは、生きてて本当によかった・・・)N『漆黒の裂け目から放たれる卑猥な香りを嗅いで藤原の興奮が頂点に達した』
藤原の勃起を見て安堵し、
房江(フェラしなきゃだめかと思ったけど、これなら入りそう)
藤原に性器をクチュっと秘所にあてがわれて切なげに眉尻を歪め、
房江(ああ、とうとう入れられる、修ちゃん許して、もう身体が我慢できないの・・・)
その刹那、房江が何とはなくタンスの上の写真立てに目をやる。
写真のアップ。
藤原、房江が写真を見てる事に気づく。
藤原、悲しげな表情で写真に目をやる。
房江、藤原が正坐して悲しげに写真を見てる事に気づく。
藤原の性器が委縮したのを見て、
房江(写真を見て萎えるなんて悲しい事でもあったのかしら・・・)
悲しげに写真を見てる藤原を見上げ、
房江「息子さん夫婦ですか?」
正坐して写真に目をやったまま頷き、
藤原「ええ・・・」
房江、無言で藤原を凝視。
脚を斜めに崩して上体を起こし、
房江「よかったら何があったか聞かせて。人には不可能な事でも私達には可能なの」
少し驚いて房江を見て、
藤原「私達ってのは、あの岩城君が助成してくれるって事ですか?」
頷き、
房江「私の言葉を信じるか信じないか貴方次第よ」(助成って言葉を使うって事は暴力絡みなんだわ)
躊躇し、
藤原「警察がいまだに犯人の手掛かりを掴めないのに果たして・・・」
藤原、毅然とこちらを見つめてる房江を迷いあぐねて見る。
決心したように頷き、
藤原「わかりました。お話しします」
天井のシーリングライトの絵に藤原の声、
「息子夫婦は共に四十歳で子供はいないけど実に仲むつまじく幸せな生活を送っていましたーー」
○ここから回想
藤原の息子の達也とショッピングバッグを持った妻の聖子が腕を組み楽しげに笑いながら繁華街を歩いている絵に藤原のN『半年前のあの日までは・・・』
人通りが途絶えた通りを楽しげに歩む夫婦の後ろ姿に藤原のN『あの日、あの時、あの場所を通りさえしなかったら災難
にあわなかったのに・・・』
少し先の小さな公園の横のベンチに半グレA、B、Cの三人がたむろしており、側に後部の扉を開けたバンが停めてある。
注、A、Bはベンチの背に尻を置き、Cは普通に掛けている(Cが一番不気味)。
夫婦が半グレの前を通りがかった時、
A 「おい、オッサン」と声を掛けられる。
達也は無表情でAを見たが聖子は怯える。
B 「(無表情で)奥さん、瞳をキラキラ輝かせて、夜が充実してんだな」
A 「こんなオッサンにあんたはもったいないぜ」
Cは無表情で夫を凝視している。
達也を無表情で睨み、
A 「女房とやらせろ」
慄いた聖子の絵にN『藤原聖子。40歳。170㎝』
後部扉が開いたバンに目をやる達也に、
A 「済んだらちゃんと家まで宅配してやるからお前は先に帰れ」
聖子の腕を掴んで車の方に引っ張り、
B 「乗れ」
聖子「ひっ、いや、あなた助けて」と抗う。
次の瞬間、達也がBの顔面にガヅッと正拳をくらわせBが吹っ飛ぶ絵に藤原のN『なまじ学生時代に空手をかじってたのがまずかった』
間髪入れずAの横っ面に回し蹴りを入れAが吹っ飛んだ絵にN『岩城君みたいにとことん強かったらまた事態は違ったん
でしょうが・・・』
尚も達也がAの腹を蹴っている向こうでCが無表情でバンの後部荷室に乗り込む。
恐怖におののく聖子の手を取り、
達也「さ、帰ろう」と言ったと同時、背後から「おい、オッサン」とCに呼ばれる。
達也が険しい表情で振り向くとCが無表情でゴルフクラブ(ウッド)を振りかざしていた。
次の瞬間、横っ面を「ガヅッ」とゴルフボールを打つが如く強打されて達也は血反吐を吐いて吹っ飛び、聖子は「きやーっ」と悲鳴を上げる。
Aがよろめきながら上体を起こした時、通行人がこちらを見て警察に電話し、複数人が何事かと寄ってくるのを目にする。
倒れて意識のない達也を尚も打ち据えようとゴルフクラブを振りかざしたCをAが後ろから羽交い絞めにして止め、
A 「人が来た、逃げるぞ」
聖子「あなた、目を開けてー!」と達也に取りすがって泣き叫ぶ向こうにバンが走り去ってゆく。
○回想が終わり藤原宅寝室に戻る
ベッドの上で正坐して足を斜めに崩した房江の股間(陰毛が見える)のアップに藤原の声、
「大怪我を負った息子は陥没した頬と顎にチタンのプレートを入れて修復しはしたものの・・・」
更に房江の陰毛を超ズームした絵に藤原の声、
「心の修復は果たせず、心的外傷後ストレス障害と言うらしいんですが」
タンスの上の写真のアップに藤原の声、
「見る人間がみな自分を襲ってくる妄想に囚われて一歩も外に出られなくなってしまったんです・・・」
○ここから息子夫婦宅内
注、息子夫婦宅は十階建て2LDKのマンション。対面キッチンがある整然としたリビングにはソファーと四人掛けのテーブルとテレビがあるのみ。
ソファーに掛けた達也が呆けたような表情で宙を見つめてる絵に藤原のN『傷病補償が切れて会社を首になり今は蓄えを切り崩してやってますが・・・』
キッチンで聖子が暗い表情で洗い物をしている絵にN『私が援助してやれる額なんかしれてるし、この先どうやっていくのか・・・』
聖子が洗い物をしながら不安そうな顔で達也に目をやる絵にN『離婚だけは避けさせたいんですが』『精神的ダメージが大きすぎて果たして立ち直れるかどうか・・・』
○ここから藤原宅寝室に戻る
天井のシーリングライトの絵に房江の声、
「暴力で受けた心の傷は暴力で倍返ししない限り癒えないわ」
房江「私も同じ経験をした事があるからよく分かるの」
えっ!という顔で驚き、
藤原「私も同じ考えなんですが報復する手立てがなくて・・・」
房江「私達に任せるのなら岩城さんに電話するけど、息子さんがお節介を受け入れるかしら?」
決意を滲ませた表情で、
藤原「それは大丈夫です。岩城君がいたら百人力だから私が息子に言い聞かせます」
床に立って下着を手に取り、
房江「善は急げ。すぐに岩城さんに連絡するわ」
房江が下着を履きかけるのを恨めしげに見て、
藤原「その下着・・・」
房江、?って顔で藤原を見る。
赤面して、
藤原「頂けませんか・・・」
房江「え・・・?」
情けなさそうに恥じらい、
藤原「オークションで手に入れた下着、もう匂いが消えてしまって・・・」
半泣きで無念そうに、
藤原「無味無臭なんですよ~」
房江、何とも言えない恥ずかしそうな表情で藤原を見る。
房江、意を決して履きかけてた下着を脱ぐ。
恥ずかしそうに下着を広げて藤原に手渡し、
房江「はい。これを進呈しますから濃厚な匂いを存分に嗅いでくださいませ」という絵の大ゴマ。
つづく